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アルコール依存症家族の共依存。

学校と仕事が忙しくてなかなか記事が書けない日々でしたが、やっと、今日、一段落したので、質問頂いたことについて参考になればと記します。
これは、アルコール依存症の夫が
断酒したきっかけともなります。

さて、
アルコール依存症の家族。
飲酒のコントロールはしちゃいけない。っていうから、しないようにするけど、好きなだけ飲んじゃうし。どうしようもない。

こんな時どうしますか?

私は、もちろん、飲酒のためのお金は
渡さなかったし、お酒も買わない。
でも、毎月お小遣いは今までのように渡す。飲むと分かってても。
お小遣いで何をするかは、夫の問題。
私の問題ではない。

お小遣いで、好きなように飲む。
時には隠れて飲む。
お金を盗んで飲む。
万引きして飲む。捕まる。

こういう問題を全て夫が向き合うことと
理解しました。

家族の私が、向き合ったのは、
なんで、好きなように飲んで欲しくないのか。
なんで、コントロールしようとしちゃうのか。

例えば、
どうしてもコントロールしようとしてしまう。
これは、共依存で、自分の価値を見出そうとしていた。ということに気がつく。
まさか!私が依存症の状態?
そう、私も病気だったから、他人をコントロールしようとしてました。


共依存とは(きょういそん、きょういぞん、英語: Co-dependency)、共嗜癖(きょうしへき、Co-addiction)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。 すなわち「人を世話・介護することへの愛情=依存」「愛情という名の支配=自己満足」である。 共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平穏を保とうとする。 共依存という概念は、医療に由来するものではなく、看護現場サイドから生まれた。 Wikipedia (JA)

この共依存から、私が脱却した時、アルコール依存症の夫は、今までのバランスが崩れ、自分で断酒する。と決めました。

次に、
どうして、共依存になるのか。
自分の価値を相手を使って見出そうとするのか。
に、目を向けました。

私は育った環境にありました。
長女、世話好き。看護師。
親も、先生も、妹や友人をサポートしたら褒めてくれたり。 誰かがいたから、自己肯定出来てたんだなー。 よし、今からは、自分を自分で認めていこう!ってな感じに、自分と向き合います。

さらに、
夫が好きに飲みまくって、何が私は嫌なの?
に、注目。
なんで、怒りが湧くの?

これは、寂しいからでした。
怒りの根底にあるのは悲しみ。
夫が酔うと、出かけたり、笑ったり
抱きしめたり、そんな事はなく、
1人、孤独でした。

だから、夫に伝える時は、私は寂しいんだよ。
あなたが飲むと孤独なの。と
怒りをぶつけるのではなく、
怒りの原因を伝えました。

怒りをぶつけると、飲む理由にされます。

あとは、夫がクビになったら経済が困る。
恥ずかしい。

なんで恥ずかしいの?
これは、自分が幸せじゃないんだな。と他人に思われたく無かった。などなど。

クビになるのも恥ずかしい。
実際、いくつもクビになってました。
自分がクビになるわけじゃないのに、なんで恥ずかしいの? これも、自分と相手の境界線が曖昧になってるから。

経済面。
こちらが、自立できるだけするしかない。お子さんがいたり、厳しい場合もあります。できるだけ、貯蓄や、頼れる資源は調べる。

夫の前妻は子供がいましたが、酒を飲んだら帰宅するな。と、結局離婚しました。
それを私が……笑

私もお酒好きだったので、めちゃくちゃ一緒に飲んでました(笑)
それが、問題になるまでは。

という感じで、アルコールの問題は全て相手の問題。
自分は自分の問題に向き合う。
家族も病気であると理解して回復に努める。

条件付きの愛?
シラフの夫だから愛せるの?
そんな自問自答も役にたちます。

では(*^-^*)ノ

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