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新たまねぎって なんでおいしいの?

ヒミツ1.新たまねぎってどんなたまねぎ?

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いわゆる「たまねぎ」は、日持ちをよくするために収穫してから1ヶ月ほど乾燥させますが、新たまねぎは収穫後1~2日くらいの乾燥期間で出荷されます。だから、みずみずしくて柔らかく、辛みが少ないのが特徴です。浜松の新たまねぎは年が明けるとすぐに出荷を開始。日本一早い産地なのです。現在、白たまねぎの「サラダオニオン」、黄たまねぎの「はるたま」の2種類が商標登録され、1~3月に“春を呼ぶたまねぎ”として全国に出回ります。

ヒミツ2.浜松市西区は栽培に向いているんだ

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新たまねぎの栽培は、明治44年に篠原地区で始まりました。遠州のからっ風が吹き、日照時間が長い浜松は、農作物の栽培に適しています。特に砂地で地温が上がりやすい西区の篠原、馬郡地区はたまねぎ栽培に向いているため生産が盛んになり、品種改良を重ねておいしい新たまねぎを作ってきました。JAとぴあ浜松にはたまねぎ部会があり、生産・販売面で浜松の新たまねぎのブランドを守っています。新たにたまねぎ栽培を始めたいという若い人も多く、先輩たちの丁寧な指導を受けながら励んでいます。


ヒミツ3.植え付けから収穫まで手作業でだいじに作ってるよ

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新たまねぎの栽培は、地温を上げるために畝を覆っているマルチシートの上から穴を開け、1本1本手作業で植え付けます。収穫も、成長具合を見ながら1本ずつ手で抜いていきます。傷がつきやすいので機械は使いません。1つ1つだいじに育てられている新たまねぎだから、おいしさもひとしおなのです。


ヒミツ4.おいしい食べ方は生がいちばん!

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辛みが少なくて柔らかい新たまねぎは、スライスして生で食べるのがいちばんです。水にさらす必要はありません。お好みでかつお節としょう油やポン酢、マヨネーズをかけたりしてどうぞ。温泉卵を載せても美味です。たまねぎには血液をサラサラにする硫化アリルという成分が豊富に含まれており、生で食べると効率よく摂取できます。また、白たまねぎより少し遅く出回る黄たまねぎは熱を加えると甘みが増すので、フライや電子レンジ調理にも向いています。新たまねぎは水分が多く傷みやすいので、袋に入れて冷蔵庫で保存し、早めに召し上がってください。

新たまねぎのひみつは動画もあります。(浜松市You Tube「HamamatsuChannel」へ)
https://www.youtube.com/watch?v=FusXNR1Ta1w&list=PLpoFSIeePqNNVys1PaL1aqb5Adu_F57Ro&index=2

「他の食材のひみつも見たい!」という方は、はままつフードパークへ
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/foodpark/hamamatsu-foods/index.html

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