見出し画像

玄米にはメリットだけではない?おすすめの食べ方をご紹介【日本安全食料料理協会】

健康志向で人気の玄米にもメリットとデメリットがあるのは知っていますか?栄養がたっぷりで人気の玄米食ですが、いいことばかりでもないようです。この記事では、玄米を食べるときの注意点や、白米との違い、についてお話させていただきます。

玄米のメリット「栄養成分が豊富」

お米を収穫したあとに、茶色いもみ殻だけを除いたのが玄米です。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。玄米には、セルローズという不溶性食物繊維が含まれていて、腸の運動を助け、便や体内の有害物質を外へ排出すると言われています。

ダイエットにも取り入れられる玄米は、低カロリーというわけではなく玄米を食べるときに自然と咀嚼の回数が増えるため、少しの量でも満腹感を得やすいメリットがあります。

玄米のデメリット「残留農薬・栄養吸収阻害の可能性」


玄米は精製される前の丸ごとのお米です。データでみると約80%の残留農薬はヌカ部分に見られます。米を研ぐことでヌカは流れていきますが、自然栽培、有機栽培されたもを選ぶのがいいでしょう。

また、胃腸の粘膜を傷つけることもあり、病後や療養中の方、胃腸の特に弱い方などは注意が必要です。

玄米のおすすめの食べ方

玄米の栄養成分であるフィチン酸は、抗ガン作用が期待されています。一方では、カルシウム・リンなどのミネラル吸収を妨ぐ働きもあります。そのため、玄米を食べる時には、カルシウムやミネラル豊富な海藻、野菜をおかずに取り入れることが大切です。

骨折中や、高齢者、育ち盛りのお子様の摂取には注意しましょう。玄米は消化に時間がかかります。なので、よく噛んで食べることが大切です。玄米は白米よりも良い!というわけではなく、違いと体調に合わせて食べ別けることもおすすめです。

日常は、白米・雑穀米を食べ、週末は玄米にする。また、玄米が苦手な人はや、消化不良が気になる人は、白米と玄米を半分づつにしたいり、五分づき米に精米してもいいでしょう。


日本安全食料料理協会にはお米ソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?