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玄米を無毒化する簡単な炊き方【日本安全食料料理協会】

玄米には毒が含まれているという話もよく耳にしますよね、マクロビなどで玄米を取り入れている方にとっては心配なところです。また、家族の健康のために玄米食に切り替えたのに「毒」だと聞いてしまうと不安になってしまいます。この記事では、玄米のデメリットと言われる毒を無毒化する炊き方をお話させていただきます。

玄米を無毒化する炊き方は?

玄米のデメリットと言われる、「フィチン酸」や「アブシジン酸」は安全性には問題がないという見解も発表されていますが、それでも不安な場合は炊き方を工夫することです。

玄米を炊く前にひと手間加えることで、問題が解決できます。方法はとても簡単、玄米を水につけること。水に浸すことで、フィチン酸によるミネラルの吸収阻害を防ぎ、アブシジン酸も減少させることができます。

玄米の浸水時間について

玄米を「12時間以上」水につけることで、アブシジン酸の含有量が3分の1以下まで減少すると言われています。家庭で浸水するときは、この時間をめやすにしましょう。さらに、浸水させることで発芽の準備過程に入った玄米のことを「前発芽玄米」と呼びます。

耳にしたこともあると思いますが、発芽玄米は糖尿病患者や、高血糖や脂質異常症を改善する報告があります。しっかり浸水させると、玄米の甘みも増し食感も良くなるので無毒化だけでなく美味しく食べるためにもおすすめの工程です。

酵素玄米もおすすめ


健康のために玄米食を考えているのであれば、「酵素玄米」もおすすめです。「寝かせ玄米」、「発酵酵素玄米」とも言われていて、芸能人などでも毎日の食事に取り入れている人が多くいます。健康維持だけでなく、ダイエットにも活用されています。

玄米と小豆を3日ほど保温しながら寝かせることで、酵素の働きが活性化します。そうすることで、いつもの玄米よりもギャバ(GABA)など、さらにに栄養価の高い玄米になると注目を集めています。


日本安全食料料理協会にはお米ソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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