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【FX】4/17〜4/21 マーケット戦略

●注目経済指標

参考:外為ex

今回から経済指標はこの様な形で記載させて頂きます🙇‍♂️(時短のためです、、、すいません🙇‍♂️)

まず月曜日にはNY連銀製造業景気指数があり、この指標はフィラデルフィア連銀景況指数、ISM製造業景気指数の先行指標と言われています。
前回は予想の-7.5を下回る-24.6となりました。今回も悪い数字が出やすいのではないかと思っています。

火曜日は中国のGDP、イギリスの失業率、カナダのCPIが注目です。
中国のGDPが予想を上回ればリスクオンになりやすいかと思います。もし下回れば、豪ドル売り、円買いがしやすいかもしれません。
カナダのCPIは予想がまだ出ていないのか、予想がないのかわかりません。ただもちろんCPIが先月よりも上昇することとなれば、カナダドルを買いやすくなります。

水曜日はイギリス、ユーロのインフレ指標です。相変わらず欧州はインフレが高止まりしています。予想通り以上の結果ではユーロ、ポンド高になると思われます。政策金利を引き上げないとインフレ退治が困難になるかと思われます。ドルよりも欧州通貨を買いやすい理由はこの点です。

木曜日はフィラルディア連銀景気指数があります。月曜のNY連銀と続き悪い結果になれば、景気後退懸念が一層意識されることと思います。アメリカのインフレのコアは高止まりしていますが、景気後退懸念も意識されるようになってきています。この二つの指標が悪化されることとなれば、ドル売りを継続しやすいかと思います。

金曜日は日本のCPIと、欧州、アメリカのPMIとなります。PMIサービスの予想はどの国も50以上と、まだ高めの予想となっています。


●戦略

先週のCPI、PPIは予想を下回り、アメリカのインフレは収まりつつあると思います。(コアは高止まりしていますが、、、)
欧州は今週の結果次第ですが、アメリカほどインフレが収まらないかと予想しています。以前から記載してますが、ユーロ、ポンド高にかけてみたいと思います。
目先ユーロ円は148円がターゲットですが、それ以上も狙える可能性があるとあると感じたので、148円で一部利食いして148円以上を目指す展開にしたいと思います。


次にドル円ですが、個人的にもっと円高になってもいいのでは?と思っていました。
理由はCPI、PPIの結果が下回り、ドル売りの動きが見られたからです。(画像では青矢印が指標発表時の動きです。)

ですが週の後半にかけてCPIの発表前の水準に戻しています。
正直ここまで上昇するのは予想外の動きでした。ドル円は元々ユーロ円、ポンド円ほど上昇余地がないと判断していました。ですがCPI、PPIの結果を全戻しする上昇があるということは、それ以上のファンダメンタルがあるかもしれないと感じました。

https://jp.reuters.com/article/boj-governor-idJPKBN2WB03V

ロイター記事からの予測ですが、4月のYCC修正はなく、目立った声明もないのではないか?と思います。つまり金融緩和を維持する姿勢を変えないということです。
当然円売り材料となります。

また以前から気になっていたのですが、ドル円とドルインデックスの乖離が激しくなってきています。

オレンジがドル円、青がドルインデックスです。

つまりドルが買われているというより、円が売られている動きが強い。ということになります。
YCC修正が4月見送りされるということが裏で情報が回っているのであれば、ドルインデックスとの乖離も納得がいきます。

ですが当初から噂されていたのは4月は見送り、6月の会合で変動幅再拡大や変動幅撤廃などのYCCの修正を実施すると言われていました。
4月見送りは予想通りかもしれませんが、植田総裁就任会見後からの円売り、渡米してからの円売りを考えると、今後日銀関連のファンダメンタルが大きく動く可能性があります。

また、リスクオフになってもさほど円が買われる動きがない事を見ると、今週も円売りと見ていいでしょう。

ドル円は134円まで追い込むと、ショートカバーを巻き込む形になりやすいと思います。

となれば、ターゲットは135円付近です。
ですが135円中盤辺りはレジスタンスラインを引くことができる値ですので注意を。


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