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大胆に2024年を予測する・・・確実な統計データより逆算してみると

未来予測に一番役に立つ統計データとは?

2024年がスタートして、年初より今年度がどのような年になるのか、経済誌が賑わっています。
経済成長率や物価上昇率や日本のGDPや株価等は、いつも話しのネタとなります。
経済専門家や学者先生のご登場となるわけです。
ここで私は経済専門家でないにも関わらず、“大胆に2024年を予測”してみたいと思います。

どうやって?・・・それは、人口に関する統計データです。
人口に関する統計データには、ほとんど狂いがありません。
多少のブレがあり、上位推計値と下位推計値がありますが、確実にその間に収まります。
それは、人口はゆっくりと、しかも確実に変化していくからです。
コウノトリが赤ちゃんを運んできません、移民が急増しません、婚姻率が急にあがりません、高齢者の死亡率が変異しません。
大戦争や巨大地震のような自然災害、世界的なパンデミックがない限り、人口統計データは当たります。

人口統計データが示す未来

2024年生まれの子供の数は2023年の72.6万人より減る。
子供の数は、確実に減っていきます。
若い子たちを確実に採用できるのは、有名な大企業か人気のある企業に偏ってきます。

統計学的に重要な生産年齢人口(15才以上~65才未満の人口)も同じく減る。
1995年をピークに毎年確実に減っている。
逆に60才以上の高齢者の人口に占める割合は、2042年まで増加基調にある。

・共働き夫婦の場合、被扶養者控除額の見直しにより女性の社会進出が更に増加する。
女性の平均寿命はさらに伸び、2023年度は日本が86.9歳で世界1位だった。
女性の活躍できる場が広く求められている。

・人口統計データではないが、帝国データバンクのメーカーへのアンケートデータで、
食材の値上げが更に予定されている。
物価の上昇は止まらない。
インフレで実質給与が目減りしている。このままこの会社で働くべきかどうか悩む・・・

《関連記事》コロナ後、2023年は地殻変動の年だったのか?

2024年にやるべきこと:


◉若者の採用は激戦区である、簡単に採用できると思うな。縁故や伝手(つて)もたどりながら採用していこう
・実は、出身学校や出身料理学校や親戚の子供や従業員の子供など、探せば一杯あります・・・口をかけてないだけですよ

◉体力がある高齢者の方にも活躍してもらおう・・・意外とたくさんの業界経験者がいます・・・教育が楽ですよ
注意点は健康管理です、ほとんどの人が高血圧や糖尿病や神経痛などの持病をかかえています

◉専業主婦という言葉は死語です、子離れして働く意思のある女性は多いです
・シングルマザー以外、長時間勤務は厳禁です。短時間かつ柔軟なシフトを心がけよう

◉食材の原価はまだまだ上昇する、メニューと出数を絞り付加価値メニューを開発しよう・・・値上げの事をいってますよ
・忘れてならないのは人件費時給や給与もベースアップが当然です
・いつまでも同一賃金では、働いてくれません
→転職されてしまいますよ (テレビの求人媒体の広告は、転職情報ばかり・・・やられた)

2024年度の大きな環境変化をしっかり受け止め、先駆けよう!

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・"頑張れ外食産業!" チャンネル  運営者:図解工房 山本稔
 HPは:https://www.zukai.jp/


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