食ビジネスニュースリリース --4月4日-4月10日
■ロイヤルHD(上)コロナ禍を乗り切ったファミレス業界の“元気印”、お家騒動ぼっ発も
日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338370
■ロイヤルHD(下)かつての主力“外食事業”の売り上げ比率は半分以下
日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338419
■オーケー/創業者の飯田勧会長が死去
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/strategy/q040415.html
■恵比寿ガーデンプレイス/エビスビールのブランド体験拠点オープン
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/store/q040474.html
■マクドナルド/3月、期間限定商品を連続投入し既存店売上9.6%増
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/sales/040448.html
■西友/北海道と九州から撤退、本州での事業に注力
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/strategy/q040342.html
■丸亀製麺/麺職人の全店配置を記念「ひと口醤油うどん」無料配布
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/promotion/q040318.html
■すかいらーく/3月既存店売上高14.4%増
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/sales/q040371.html
■「飲食店」倒産/23年は過去最多の802件、業種別トップは「居酒屋」
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/strategy/q040449.html
■ワタミ、すし卸買収で米国進出 外食チェーン展開に備え
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC035PJ0T00C24A4000000/
■ステーキも決算発表も爆速 あみやき亭の株価快走
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD301BG0Q4A330C2000000/
■企業の接待、1人1万円まで「経費」 飲食に法人客を呼び込む
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD228910S4A320C2000000/
■バーガーキング、4月、5月は東京/神奈川/千葉/大阪に5店舗出店
グルメ Watch
https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1582511.html
■マクドナルドでは「レジ袋の有料化」が長崎の店舗にて先行導入されました。
3日からレジ袋をサイズに関わらず、1枚5円に有料化したとのことです。日本マクドナルドでは気候変動対策として再生可能素材やリサイクル素材への移行を進めており、今回の有料化は「プラスチックの削減をさらに進めるため」であるそう。今後は顧客の反応や意見を聞いた上で、全国の店舗に拡大するか検討するとのことでした。
テイクアウトする際に無料提供される袋は利用者からすると有り難いですが、環境面も考えた時代の流れなのかなと感じます。個人的にはテイクアウトする際に、ドリンクがこぼれるかも…と心配な点もあるので有料化されてもレジ袋をもらうと思います。年内にもこの動きが全国の店舗で広がるのかどうか注目したいところです。【A】
マクドナルドのレジ袋 全国に先駆け長崎県内で有料
日本マクドナルド
https://www.fnn.jp/articles/-/680230
■今回は好きなお酒を熟成させる「海底ボトルキープ制度」を紹介します。
海底ボトルキープ制度とは自身の好きなお酒を徳島県鳴門市「うちの海」に半年間、海中熟成させるサービスです。お酒を海底熟成させることで味がまろやかになって旨みが増し、アルコール感が弱まるそうです。
また、同制度を利用することで牡蠣養殖業を助けることにも繋がります。近年牡蠣の養殖生産量が減少しておりその影響で使われていない牡蠣を吊す用の筏を「海底ボトルキープ制度」で活用することで牡蠣漁師の助けになるそうです。大好きなお酒がたったひとつしかない海底熟成酒になるだけでなく、お酒にあう牡蠣の救世主となれる同制度、夢とロマンが詰まっていますね。【M.M】
合同会社WaterGate
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000116262.html
■Soup Stock Tokyoの「離乳食炎上」を乗り越えた「スープで世の中の体温を上げる」の理念と「Soup for all !」の想い!
今回紹介するニュースでは昨春、赤ちゃん向け離乳食の無料提供で賛否両論の意見があがり、SNSを中心に一部で炎上したSoup Stock Tokyoの新社長に就任した工藤萌取締役のインタビュー内容となっています。
同社は首都圏を中心に展開する「食べるスープの専門店」で、女性からの支持が大きいファストフード店です。
工藤さんによると物議をかもした「離乳食」ですが、離乳食は人間の味覚を開花させる重要なものであり、ゆっくりご飯を食べられない子を持つお母さんやお父さん、子ども自身もご飯をリラックスして楽しんでもらいたいという気持ちから、一部店舗での無償提供の好評もあり、全店に拡大しようという経緯に至ったそう。
しかしながら、世間から批判される意見もあり心が痛むこともあったそうですが、その後に発表した「「私たちは、お客さまを年齢や性別、お子さま連れかどうかで区別をし、ある特定のお客さまだけを優遇するような考えはありません。」などの声明文によって一気に応援の声に変わったのを感じたそうです。
今後はブランド価値を高め、どんな状況のお客さまも温かく優しく包み込むというスープの力で、元気な人はもっと元気に、疲れた人には癒やしや平穏を提供したい、とのことでした。
Soup Stock TokyoはOLの方が1人の利用しているイメージがあり、静かに過ごしている方も多いなと思っていたので、SNSで離乳食提供について批判の声が上がるのは致し方ない事なのかなと感じました。また、一部のSNSの声では「女性版の吉野家」という意見もあったので、そのように同社を捉えているニーズがあることも事実だと思います。これから同社の理念や「Soup for all !」の想いのもとで、様々なニーズにどのように応えていくのか注目してみたいですね! 【A】
スープストック「離乳食炎上」を乗り越えた理念 新社長の工藤萌さんに聞く「食のバリアフリー」とは
株式会社スープストックトーキョー
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/birth/83416/
https://www.soup-stock-tokyo.com/story/sst.babyfood20230426/
■今回紹介するのは横浜に位置する少し変わったアフタヌーンティーを提供するスイーツBar、「Constellation.」です。
同店は昼間はふらっと立ち寄れるスイーツカフェとして、夜は会員予約制のパフェBarとして運営されています。今回リリースされた「桜と抹茶の限定アフタヌーンティー」はまるで満開の桜の木を表したような『スタンド型リースアフタヌーンティー桜と抹茶』、額縁の中に春を描いたような『額縁型アフタヌーンティー桜と抹茶』、玉手箱の中に春を表現したような『トランク型アフタヌーンティー桜と抹茶』の3種類です。
また、4月14日にはこれまで300店以上抹茶カフェを訪れた抹茶インフルエンサーのそのまっちゃさんを迎えてスペシャルイベントを行う予定です。春感じる「桜と抹茶の限定アフタヌーンティー」をいただいて横浜散策、素敵な1日になりそうです。【M.M】
【横浜・スイーツBar】Constellation.(コンステレーション)春爛漫!桜と抹茶のアフタヌーンティー3種登場
株式会社MareFox
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000130118.html
■なぜ同じようなインドカレー店が急増したのか?今回紹介するニュースはインドカレー店経営者などのインタビューなどを通して、その理由を解説している記事になります。
結果から言うと、2000年に外国人経営者に対する規制が緩和されたことでネパール人たちが同じようなインドカレー店を爆発的に増やしたそうです。90年代は外国人が日本で法人をつくり「投資・経営」ビザを取得するには「2人以上の常勤職員(日本人)」の雇用が必要であったそうですが、規制緩和で2000年に日本の上陸審査基準が見直され、外国人は「500万円以上の出資」があれば会社をつくれるようになり、起業にトライする外国人が増えたということです。
また小泉純一郎氏が首相に就任したのが2001年と、この時期と重なったため「小泉改革のおかげ」という認識もあるそう。その際、積極的に動いたのがネパール人で500万円という大きな額を複数人で出資し、代表者が「投資・経営」の在留資格取得後、調理経験のある者を呼び「技能」の在留資格を取ってコックとして雇う…という形で来日ネパール人が増加。
そして新しくやってきたコックも、いずれ「投資・経営」を取って独立するというムーブメントが2005年前後で起きたそうです。また、この時期に急増したネパール人経営者は出資を受けて独立するからには失敗できないという気持ちも強かったのか、既存店の模倣をビジネスポリシーとしたところが多く、似たようなインドカレー店の増加という結果になったとのことでした。
また、現在では在住のインドカレー店を経営するネパール人で、開業したいネパール人とそのための諸手続きを担う日本人の専門家とを結ぶ仲介役としての仕事を担う人もいるそうで、コロナ禍では各自治体や国の飲食業に対する支援金や貸しつけの手続きをあっせん、代行した人々もいたそう。このような形で先行利益を得て、仲介業を行う人々の中には、相当な財を成した方もいるそうです。
少し車を走らせると、インドカレー店を何軒か見かけるくらいに店舗数として多いなという印象がありましたが、増加しだしたのは私が生まれた時期で、ここ20年くらいの話であったことは個人的には意外でした。店舗数の増加によって競争が激しいインドカレー店ですが、近所の店でも気に入って行っている店がいくつかあるので、既存のお店には日本でこれからも営業し続けてほしいと思います。【A】
なぜ同じようなインドカレー店がコピペのように急増したのか…「インネパ」が日本に定着した意外な理由
プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/80265
■今回紹介するのは株式会社プラントフォームと新潟大学との共同研究で生まれたアクアポニックスで栽培された栄養機能食品、リーフレタスです。
「いつでも、誰でも、有機野菜を選べる世界の実現」を目指して同社が手がけているアクアポニックスとは水産養殖と水耕栽培を掛け合わせた農法で養殖されている魚の排泄物を野菜の肥料に活用する方法です。この農法は従来の農業に比べ広い土地を必要としないことや消費地に近い場所で生産することで運送コストを抑えることができる画期的な方法です。
そんなアクアポニックスで育てられた「FISH VEGGIES ミックスレタス」は季節に関わらず葉酸やビタミンKが含まれており栄養機能食品としての基準を満たしていることが発見されました。時期に左右されず安定した価格で提供される「FISH VEGGIES ミックスレタス」をはじめとしたアクアポニックスで育てられた野菜が私たちの食卓に当たり前のように並ぶ日も近いかもしれませんね。【M.M】
株式会社プラントフォーム
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000135943.html
■日本のパン屋は危機を迎えている!?今回紹介するニュースは倒産が急増している国内のパン屋の問題についての記事です。
東京商工リサーチによると、2023年度に町のパン屋の倒産は過去最多の37件に上ったそうです。コロナ関連の支援やテイクアウト需要が伸びたことで延命できたパン屋も、もとの日常が戻るにつれ、抱えていた課題が顕在化してきているといいます。倒産の理由としては物価高や小麦価格の高騰、原油高、人手不足や人件費の上昇といったコスト高に加えて「儲けようと思ってこの商売を始めても続かない」というほどに薄利多売の商売であるという特性もあるそうです。
ロス率の高さも倒産の要因となっていて、特に日本のパン屋では菓子パン・総菜パンが人気でありながら、それらは中の具材によって冷凍に向かないものも多く、基本的にその日に食べ切る必要があるため売れ残ったものは捨てざるを得ないといいます。また、菓子パン・総菜パンはより手間やコストがかかりパン屋を苦しめているそうです。
パンブームが始まって約15年、「乃が美」のフランチャイズ店が2023年末時点で最盛期の半分以下になるなどブームにあやかろうとした新規参入者や、変化することで失敗を恐れる老舗、客離れを恐れコストの上昇を価格転嫁できなかった店など変化に対応できない店が淘汰されている現象がパン屋の倒産ラッシュに繋がったとも考えられます。総務省家計調査による2人以上世帯のパンの消費金額自体は、2010年以降上昇傾向にあり、パン自体の人気は今でも衰えることはありません。パン屋も発想の転換をして時代に合った質と価格の提供をし、消費者である私たちも、価格上昇を受け入れなければならないとのことです。
最近、パン屋に行くと400円以上するパンを目にして「高いな」という印象を受けることが多いですが、この価格上昇も消費者として受け入れる必要があるのだなと感じます。ロスについて、私が良く行くパン屋では、アプリで予約購入すると安く購入できたり、営業終了30分後から半額購入できるイベントを開催するなどしてロスを削減している店もあるので、このような動きが多くの店で広がることで問題が解決される方向に進展するのではないかと思います。【A】
倒産急増「日本のパン屋」が抱える特殊な問題
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/746583
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