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【冷や汁万歳】

宮崎県の名物料理である「冷や汁」紹介するには季節が遅い気もしますが宮崎市の鉱脈社という出版社からローカル色満点の本が出版されたので書いておきます。
作者は、宮崎日日新聞の元記者で日本各地の冷や汁文化を取材して冷や汁アンバサダーを名乗る外前田孝さん、もう一人は元宮崎県庁職員で文筆家の日高大介さん、この方は冷や汁伝道師らしいですが、オリジナルの冷や汁レシピを作って広めている方です。
どちらも冷や汁に賭ける思いが熱い熱い。
取材は宮崎県内に留まらず、熊本、愛媛、広島、埼玉、山形まで訪ねています。歴史的な成り立ちや、新しい冷や汁の提案。素材を工夫すれば、ヴィーガンにも対応できる柔軟性などで、冷や汁を世界に広めていきたいという意気込みも感じます。
冷や汁は決して冷たい味噌汁ではないのです。
丁寧にこしらえたひと椀をサラサラと掻き込んでみたくなる、情報満載の一冊です。
 
鉱脈社
http://komyakusha.jp/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。


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