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食ビジネスニュースリリース --4月11日-4月17日

■セブン&アイ/持分比率15%以上で「イトーヨーカドー」上場検討
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/strategy/q041049.html
 
■ワタミ/米国のすし加工企業を買収
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/abroad/q040815.html
 
■スシロー/3月の既存店売上高19.3%増
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/sales/q040873.html
 
■ハラカド/年間来館者数1000万人目標「リテールメディア」実装
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/report/q040943.html
 
■吉野家HD 決算/2月期売上高11.5%増、コラボ施策・朝活クーポンで客数増加
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/accounts/q041174.html
 
■サイゼリヤ 決算/9月-2月売上高24.8%増、社会活動の正常化で客数増加
流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/accounts/q041173.html
 
■著名企業の創業者3人「飯田兄弟」何がスゴいのか
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/747131
 
■今回紹介するのは株式会社プラントフォームと新潟大学との共同研究で生まれたアクアポニックスで栽培された栄養機能食品、リーフレタスです。
「いつでも、誰でも、有機野菜を選べる世界の実現」を目指して同社が手がけているアクアポニックスとは水産養殖と水耕栽培を掛け合わせた農法で養殖されている魚の排泄物を野菜の肥料に活用する方法です。この農法は従来の農業に比べ広い土地を必要としないことや消費地に近い場所で生産することで運送コストを抑えることができる画期的な方法です。そんなアクアポニックスで育てられた「FISH VEGGIES ミックスレタス」は季節に関わらず葉酸やビタミンKが含まれており栄養機能食品としての基準を満たしていることが発見されました。
時期に左右されず安定した価格で提供される「FISH VEGGIES ミックスレタス」をはじめとしたアクアポニックスで育てられた野菜が私たちの食卓に当たり前のように並ぶ日も近いかもしれませんね。【M.M】
株式会社プラントフォーム
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000135943.html
 
■日本のパン屋は危機を迎えている!?今回紹介するニュースは倒産が急増している国内のパン屋の問題についての記事です。
東京商工リサーチによると、2023年度に町のパン屋の倒産は過去最多の37件に上ったそうです。コロナ関連の支援やテイクアウト需要が伸びたことで延命できたパン屋も、もとの日常が戻るにつれ、抱えていた課題が顕在化してきているといいます。倒産の理由としては物価高や小麦価格の高騰、原油高、人手不足や人件費の上昇といったコスト高に加えて「儲けようと思ってこの商売を始めても続かない」というほどに薄利多売の商売であるという特性もあるそうです。
ロス率の高さも倒産の要因となっていて、特に日本のパン屋では菓子パン・総菜パンが人気でありながら、それらは中の具材によって冷凍に向かないものも多く、基本的にその日に食べ切る必要があるため売れ残ったものは捨てざるを得ないといいます。また、菓子パン・総菜パンはより手間やコストがかかりパン屋を苦しめているそうです。
パンブームが始まって約15年、「乃が美」のフランチャイズ店が2023年末時点で最盛期の半分以下になるなどブームにあやかろうとした新規参入者や、変化することで失敗を恐れる老舗、客離れを恐れコストの上昇を価格転嫁できなかった店など変化に対応できない店が淘汰されている現象がパン屋の倒産ラッシュに繋がったとも考えられます。総務省家計調査による2人以上世帯のパンの消費金額自体は、2010年以降上昇傾向にあり、パン自体の人気は今でも衰えることはありません。パン屋も発想の転換をして時代に合った質と価格の提供をし、消費者である私たちも、価格上昇を受け入れなければならないとのことです。
最近、パン屋に行くと400円以上するパンを目にして「高いな」という印象を受けることが多いですが、この価格上昇も消費者として受け入れる必要があるのだなと感じます。ロスについて、私が良く行くパン屋では、アプリで予約購入すると安く購入できたり、営業終了30分後から半額購入できるイベントを開催するなどしてロスを削減している店もあるので、このような動きが多くの店で広がることで問題が解決される方向に進展するのではないかと思います。【A】
倒産急増「日本のパン屋」が抱える特殊な問題
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/746583
 
■ピザを「耳まで食べない」と答えた人は9%!?今回紹介する記事は宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」が行った「ピザ耳」に関するアンケートの結果についてです。
ドミノ・ピザがSNSで行ったアンケート(実施期間:2024年3月18日-25日)結果によると「耳まで食べない」と答えた人が9%に上ったことがわかりました。2022年に実施した際は「食べない」という回答は12%だったそうなので、少し状況は改善したと言えます。しかし、12%の人がピザ耳を食べない場合、同社が年間に販売するMサイズピザの耳部分で試算するとその総量は約300tに匹敵し、「ピザ耳問題」は食品ロスの問題でもあるのです。
食べない人の理由としては「食べる習慣がない」「おなかがいっぱいになる」「味がない」などがあったようで、その改善策として耳の部分をツイストし、チーズなどを包み込んだ3種類の「チーズツイスト」をドミノ・ピザでは販売しているそうです。また、ドミノ・ピザは「衝撃的な結果に猛反省」「ピザ耳食べる派100%を目指して企業努力を続けます」と公表しています。
ピザの耳を残すことはないですが、味に物足りなさを感じるので、同社のように耳まで美味しく食べられるピザはより魅力的な商品に見えますね!ピザの耳を美味しく食べられるアレンジレシピもネット上に多くありますが、「手軽に美味しく食べたい!」という点においてドミノ・ピザのように最後まで美味しく食べられるピザが増えていくと良いなと思います。【A】
もしかしてピザの“みみ”残してる…? 「衝撃的な結果に猛反省」ドミノ・ピザの対策は…
ハフポスト日本版編集部
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6614f1d9e4b0b83411a16a84
 
■ファミレスの国内店舗数が減少、消費者が求めるのは「だらだらできる空間」!?
今回紹介する記事は、苦境に立たされるファミレスについて現状とその理由について解説している記事になります。
日本ソフト株式会社が発表している統計データによると2023年、ファミレスの数は前年比で店舗数が1.8%減少しており(前年は3.1%減)、国内店舗数は徐々に減少しています。すかいらーくHDが運営する「ガスト」や「ジョナサン」は2023年12月期に合計で55店舗の減少となったそうで、2024年も3月までにガストは5店舗、ジョナサンは7店舗も閉店するという厳しい状況にあるそうです。
一方で、すかいらーくHD全体としてはコロナ禍以後、「しゃぶ葉」や「むさしの森珈琲」といった業態が好調でこれらを中心に出店を加速させると発表しており、金谷実社長は「昨年は業績が急回復し、業績見込みを十分達成できた」と声明を出しています。今後もファミレスから需要の高まる専門レストランやカフェチェーンへの転換は進んでいくと考えられるそうです。
このファミレス人気低迷の理由には値段的な問題、専門店と比較した時の商品力の弱さ、だらだらできる「空間としての優位性」の低下があるそう。24時間営業店舗の減少や90分制を掲げる店舗が出てきたことによる、消費者にとって商品の種類や価格と同様に魅力的であった「空間」としてのファミレスの消失が背景にあるといいます。
一方で空間や居場所を求める消費者の需要に応えるように、長居する客をある程度想定したビジネスモデルを作る「スターバックス」や「コメダ珈琲店」などのカフェは増加しており、カフェの勃興やカフェブームによってファミレスで「だらだら」していた人々がカフェへ移っているとも考えられるそうです。
コメダ珈琲店はゆっくり過ごせる点で好きで行く事がありますが満席になっている事が多く、店内で本を読んだり、家族や友人との会話を楽しんでくつろいでいるお客さんを見ると、多くの消費者が私と同様にコメダ珈琲店が提供してくれる空間を求めているのだと感じます。ファミレスは「ゆっくり」過ごすというより、食事をするというイメージがありそれ以外での利用は私も少ないため、ファミレスの利用機会創出には新たなイメージ構築が必要なのかもしれないですね。【A】
ファミレスが「時代遅れ」になってきてる深い理由
東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/746284
 
■今回紹介するのは妊娠中も美味しく飲むことができるノンアルコールワイン『オピア』です。
豊かな風味と深みのある味わいが特徴の『オピア』が生まれたきっかけは製造元の仏ピエール・シャヴァン社の女性CEOの方が自身が妊娠中に美味しいノンアルコールワインが飲みたいという経験から生まれたものだそうです。そんな『オピア』はマタニティーフード認証という妊娠中や授乳中の方にも安心して飲むことができるだけでなく有機JASやオーガニック認証など自然由来の成分のみを使用した商品です。また、発酵したアルコール成分を取り除くことで作られる従来の製法とは異なり、徹底した温度管理をすることでアルコール発酵自体を行わない無発酵製法で作られていることが特徴です。
妊娠前後は味覚の変化が大きく変わることや体型の変化などストレスや不安がかかる時期だと思います。そんな時期に安心安全な『オピア』で食事を楽しめるといいですね。【M.M】
パシフィック洋行株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000066050.html
 
■「ワンコイン」ランチは今後どうなるのか?今回紹介する記事は、値上げラッシュが続く中での各飲食店やコンビニにおけるランチ戦略についてまとめられた記事です。
大手牛丼チェーン「松屋」は4月3日、ランチメニューのラインアップを拡大し、提供時間も午前11時から午後3時に延長しました。同社のセットメニュー等のランチメニュー強化の背景に野菜の付いた定食を安く提供することへのこだわりがあると言います。
「すき家」でも、牛丼並盛の400円から430円の値上げを受け、牛丼、サラダ、みそ汁で構成される「牛丼ランチセット」を以前より30円高い580円で提供しているそうです。このセット価格はランチ時間外より50円安い価格設定となっており「価格改定後もお手頃な価格で提供できるように努力しています」とも説明しています。
他の外食企業でも500円で提供しているチェーンはいくつかあり「ジョイフル」は平日の日替わりランチを、「サイゼリヤ」ではサラダとスープが付いたスパゲッティとドリアを500円で提供。また、24年1月に全メニューの3分の1を値上げした「マクドナルド」でも500円台で楽しめるセットに新商品「マックチキン」を加え、お腹にもお財布にもちょうど良いセットとしてより親しんでもらう、という思いで「ちょいセット」としてリニューアルしたそうです。
他にも外食チェーンのランチと競合する存在であるコンビニでは、セブン-イレブンの400円以下の弁当強化、ファミリーマートの298円の鶏そぼろ弁当や358円のカレーやローソンの300円台のお弁当や200円以下のPBのカップ麺の販売など、ワンコインを意識した動きがあると言います。
このように人件費や原材料価格の高騰で値上げを迫られるチェーンも多い中、ランチの500円の壁を巡る競争の終わりは見えていないそうです。
アンケートでは昼食(平日)の平均的な予算について500円未満と回答した割合は全体の75.3%という結果もあるそうで、飲食店やコンビニ各社の競争が激化する中でも特にワンコインを意識せざるを得ない状況があることも良く理解できます。私としても安く、美味しいランチは有難いですが、消費者が原材料費の値上げ等があることを頭の片隅におき、値上げも納得して受け入れることで、企業がこれからも事業存続できるような価格で提供できる風潮を作っていくことも必要なのだと思います。【A】
値上げラッシュで「ワンコイン」昼食はどうなる? 松屋は500円ランチの提供時間延長、セブンは399円弁当拡充 狙いを探る
ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/.../articles/2404/15/news042.html
 
■行列飲食店に「ファストパス」!今回紹介するのは株式会社TableCheck の代表、谷口さんが語る導入背景や新サービスの狙い、ダイナミックプライシング(価格変動制)の可能性についてのインタビュー記事になります。
テーブルチェック ファストパスは、ゲストが手数料を支払うことで行列のできる人気の飲食店も待たずに確実に入店できるようになる優先案内サービスです。谷口さんによるとゲストは時間を有効活用できるだけでなく、並ぶストレスをなくすことができ、飲食店も「優先案内の手数料」を新たな収益源にできると言います。
リリースの背景にはダイナミックプライシングを受け入れるようになってきている消費者の態度変容に加え、閑散期や祝前日・休日の繁忙期といった需要の変化に対応した価格設定を可能にすることで、原材料費や人件費の高騰等の中でも値上げできず経営逼迫に陥るような状況や飲食業界の課題を解決したい、という思いもあったそうです。
具体的な成果として、最大6時間の行列ができるミシュランガイド掲載店「銀座 八五」(ラーメン屋)ではテーブルチェック ファストパスの導入により、顧客満足度向上、リピート客が増加、キャンセル被害の減少という結果が得られたそうです。このように導入する飲食店のメリットとして「新たな収益源の確保」「行列の手間やトラブルを回避できる」ことに加え、行列に並ぶことができなかった客層の来店を促し「新規顧客の拡大」も見込めると言います。
飲食店のファストパス制度の登場により経済的非合理性による機会損失を抑制し、日本の飲食業界にも需給に応じたダイナミックプライシングが徐々に広まっていくと考えているそうです。一方でファストパスを利用しない消費者の体験はそのままに全席に占める優先案内枠の割合や価格設計が鍵になる、と谷口さんは言い、今後はさまざまな業態やジャンルにも拡大し、そこで得た知見やノウハウをもとに飲食店ごとに最適な手数料の設定や体験設計を見出したい、とも仰っていました。
行列に並ぶのは苦手な人からすると、お金を払ってでもストレスとなるその時間を減らすことが出来るという点で、このサービスはとても画期的だと思います。旅行の時など、時間や食べるチャンスが限られるような場合はこのようなサービスがあれば重宝されるかもしれませんね。テーブルチェックの事業が今後どのように展開を見せていくのか注目したいところです。【A】
行列飲食店に「ファストパス」。導入後の変化と、テーブルチェックが目指す、飲食業界の構造変革
デジタルシフトタイムズ
https://digital-shift.jp/platformer/240416#item74812
 
■今回紹介するのは実際に5Rを町全体で実践しゼロ・ウェイストを実現している徳島県上勝町が主催するサステナブルワリー「Future Beer Garden 上勝町×TOKYO TORCH」です。
本イベントのコンセプトは「JUST DRINK KAMIKATZ BEER」、環境に配慮されて作られた生産物を食べることで貢献するといったものです。本イベントでは実際に上勝町が行なっている13種類、45分別のゴミ分別の展示やゴミステーションが設置してあったりなど参加者が体験できるようになっています。
イベントではゼロ・ウェイストに取り組む「Cafe polestar」など上勝町で環境問題に取り組んでいるお店が数多く出店するほかや環境再生に取り組むコミニティファーム「naeme」がコラボしたビジバーガーなどを販売しています。5月17日、18日で開催される同イベントでサステナブルな取り組みを感じてみてはいかがでしょうか。【M.M】
株式会社スペック
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000084251.html
 

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