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【いちご農園のカフェ】

苺の季節ですね。
福岡県の苺といえば「あまおう」
あかい、まるい、おおきい、うまい。から「あまおう」という名前を付けられました。
福岡県のプロモーションの成果で海外輸出も20億円越え、国内でも栃木県に次いで2位を占めています。
国内での流通では、やはり東京との距離感と物流コストで栃木県が優位なのは否めないところでしょう。
品種別のシェアでも「とちおとめ」がNo.1を維持しています。
それでも、「あまおう」の大きな果実は魅力があると贔屓目に思っています。
 
私の住む、久留米市に隣接する広川町は、あまおうの大産地です。
苺のハウスが沢山立っていて、出荷の最盛期です。週末になるといちご狩りで賑わっています。
そんな苺畑の真ん中に苺のパフェを専門に出すカフェがオープンしています。
広川いちご園がハウスの横に出している小さなお店ですが、パフェ、ドリンク、スイーツ缶と苺がメインです。
注文してから作るというスタイルを守っています。
イートインとテイクアウト、席数が少ないので、この季節からは外のテラスが気持ち良いかもしれません。
いちご狩りとセットになったメニューもあり、ここに来ないと食べられないというのが一番の魅力だと思います。
 
スイーツ缶を頂きました。(ワンコがいるのでテイクアウトで)
缶の周りに苺がびっしり、中は台湾カステラと生クリーム。程よい酸味の苺とカステラの甘さが絶妙のバランス。量も適当で満足でした。
 
最近インスタ映えを狙ってか、デカ盛りの苺パフェとかありますが、おかしくないですか?
苺の一粒を大きく真っ赤に育てるのに農家さんがどれほど手間をかけているか、苺は単体でも美味しい果物なのに残念なことが多いです。
もしくは、配送を優先して果実がつぶれる前に収穫した未完熟の赤いだけの苺を何とか消費するためにドレスアップしているのか。
 
苺農園が畑の横にカフェを作る。
完熟の苺、形の悪い苺を形を変えて提供する。価格は抑えめ、味は最高のスイーツになっています。
食べに行くのが、ちょっと遠いのは、仕方ないかな。
ドライブには最高の季節なので、地方に住んでいる特権だと思います。
 
ロカヴォール
https://www.instagram.com/locavore15/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。


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