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【鯛と餡】

ららぽーと福岡の入口、ガンダムで足止め(動くのは1時間に1回です)を食い、入って直ぐの八百屋で足止めを食い、目的の店にたどり着くのに時間が掛かりました。
訪ねたのは、「うなぎの寝床」という一風変わった店名の物販店。同名の株式会社うなぎの寝床は、福岡県八女市で地域文化商社というカテゴリーを作り、九州を中心とした、歴史やストーリーのある物産、民芸品、衣料品を集めて展示販売しています。
開店時は、久留米市にあるムーンスター(月星化成)が手掛ける、さまざまな靴やスニーカーを並べています。今では希少になったヴァルカナイズ製法を使ったスニーカーの紹介や、ゴムの素材から解説をしたりと製品になるまでのことを知って、使っていくなかで愛着を深めることが出来るようにしています。
ムーンスター スニーカーができるまで
https://www.moonstar.co.jp/sneaker/
地域文化商社うなぎの寝床
https://unagino-nedoko.net/
また、うなぎの寝床のキラーアイテムである「Monpe」は、久留米絣を使った伝統あるもんぺを現代風にアレンジし、素材は安価な中国産などを使わず、本物の久留米絣を使うというこだわりです。物販だけでなく、宿や本屋も展開し、八女市の旧市街地の活性化に貢献しているのです。そのうなぎの寝床が、ららぽーとに出店したというのもエポックなことです。
うなぎの寝床は食品の取扱いは少ないので、同じ八女市から出店しているお菓子屋さんの紹介をしておきます。
 
『鯛と餡』
八女市に本社を置く、隆勝堂は創業大正13年ですから、もうすぐ百年になる老舗菓子舗です。
八女の名産品である、お茶を使った「御茶饅」「茶霜露」や、卵黄餡に生クリームを加えて、ピーナツバターのサクサク生地で包んだ「蹴洞(けほぎ)」などの饅頭、焼き菓子が知られています。八女、筑後地区に複数店舗展開しています。
その隆勝堂が培ってきた、餡をしっかり味わって欲しいと、パリパリの薄い生地で包んだ鯛焼きを作りました。
丸い鯛には、黒あん、白あん、抹茶あん、カスタードを挟んでいます。
焼きたても美味しい、お持たせでも、少しトースターで炙ると美味しく食べてもらえそうです。
「鯛と餡 TAI TO AN」
https://www.ryushodo.com/taitoan/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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