コロナ禍の渡航

3ヶ月ぶりに帰京しております。今年になって2回目、コロナ禍になってから5回目の日本入国です。今年の3月もそうでしたが、チューリッヒ発成田行きのスイス航空便はビジネス、エコノミー共に満席。乗客は日本人よりアジア人を含む外国人の方が多い印象です。
出発の1ヶ月前に購入したエコノミークラス航空券代は若干昨年と比べると値上がりした感はありますが、そこまで驚くような値段ではありませんでした。

日本は事実上まだ鎖国状態で、外国人は日本居住者以外ビザが必要になります。観光客はガイド付きツアー客のみ解禁されたということですが、ヨーロッパからはそのような観光客は未だにゼロと言って良い状態だと思われます。
10月から規制を緩和するという話も出ていますが、1日も早く以前のように個人観光客が気軽に来日できるようになることを祈っています。円安の間に日本へ来てたくさんお金を使って貰うチャンスを逃しています。ヨーロッパの日本人気はまだまだ続いていますし私の周りにも日本へ行きたいと言っている人はたくさんいます。
ヨーロッパではすでにコロナ禍は終わっている感が強く、外国人観光客もワクチン証明や陰性証明なしで自由に受け入れています。マスクをしている人は屋外では皆無、屋内でもごく少数です。3回目、4回目のワクチン接種推奨の声もひそまっています。今回は飛行機の中でもマスク着用は任意ということで客室乗務員もマスクはしていませんでした。

日本人の日本入国に関してはワクチン3回目接種証明があれば出国前のPCR検査は免除になります。そして入国後成田でのPCR検査も廃止になりました。MYSOSというアプリを入れて事前申告すればそれを見せるだけでOKです。
2020年にコロナ禍が始まって初めて入国した際には飛行機着陸から空港ロビーに出るまで4時間かかりましたが、今回は1時間ほどとほぼ通常運転と言って良い状態に戻りました。日本人が海外旅行をする分には問題なしです。

東京の街に戻ってちょっとびっくりしたのは100%マスクをして歩いていることです。それが普通と思っているのかと思いますが、私にはすごくストレスフルです。本当は皆さん早くマスクをとりたいと思っていらっしゃることと思います。 そんな時はどうぞ南イタリアのプーリアへ逃避行ならぬオリーヴ収穫の旅へいらしてください。ストレス解消になると思います。

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minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。
 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

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