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【居酒屋みわちゃん】

人口180万人の福岡市は海に面しており、昔から港町として発展してきました。大陸との交流の拠点としての港として現在ではクルーズ船の発着、海外からの貨物のハブとして活躍しています。志賀島や能古島に囲まれた博多湾は、穏やかな穏やかな港を守っています。
また博多の漁港は、遠巻き(エンマキ)という、遠洋巻き網漁の集積地として、五島沖、対馬沖からの魚も集めています。長崎港や佐賀県唐津港、松浦港などを経由した魚や、直接博多港に上げられた魚は、福岡市中央卸売市場で取引されています。
福岡市中央卸売市場鮮魚市場(通称:長浜鮮魚市場)の2016年における漁港取扱高は457億円に上り、全国の主要産地市場(漁港)の中で4年連続トップの記録を持っています。
ごまサバや、活きの良いヤリイカなどが博多の街に登場するのも、博多港の集荷力なのです。
 
一方、博多湾や周辺の島には、小さな漁港があり、玄界灘の魚を釣り上げて食卓を賑わせています。
 
≪福岡市の漁港一覧≫
博多漁港(中央区長浜,港)
弘漁港(東区大字弘)、志賀島漁港(東区大字志賀島)、奈多漁港(東区大字奈多)、浜崎今津漁港(西区今津)、唐泊漁港(西区大字宮浦)、西浦漁港(西区大字西浦)、玄界漁港(西区大字玄界島)
https://fukuokashigyokyo.com/ichi/
唐泊漁港は、秋冬になると牡蠣小屋も出て賑わいます。
 
さて、今回は福岡市の西区にある姪浜漁港に出かけました。
福岡ドームから、もう少し先観覧車のあるマリノアショッピングセンターの向かいにある漁港です。隣接した漁協支所では日曜日に朝市も開かれています。
姪浜漁港
https://fukuokashigyokyo.com/ichi/meinohama.html
姪浜朝市
https://www.youtube.com/watch?v=tOwyi6icFKc
 
この漁港の横に元気な居酒屋があるのです。
居酒屋みわちゃん
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400203/40001484/
 
高校時代に一緒に部活を励んでいた先輩が、劇団の公演で福岡入りされたので、福岡市在住の先輩と席を設けたのです。会場がももちでしたので、博多や中州に行くより近場でと思い至ったのです。
刺身盛りは、十分に満足できる量と鮮度でした。
名物らしいサラダもたっぷり、タチウオの塩焼きなど魚中心に注文し、あとは焼酎をグビグビ(皆さん高校時代からの酒豪)、昔話、裏話で盛り上がりました。
気付くと満席に近い活気で、近所の人が使っているようです。
会計もリーズナブルで、予約が取り難い時があるらしいとのこと。
若い店主は、昔世話になった上司の息子さん、開業当時は、こんな漁港の横のはずれの場所でと思っていましたが、いやいや逆に、ここだから良いのだよねと感心しました。これからも地元に愛される店であって欲しいです。
 
【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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