【新しい自販機システム】

最近、街のあちこちで冷凍食品の自販機を見かけます。
コロナで飲食店の売上げが落ちたタイミングに飲食店が24時間稼働の販売チャネルとして活用し始めたというのが一番わかりやすい説明になるのかもしれません。
 
福岡県久留米市には、機械の強力なベンダーさんがあることから、冷凍弁当、フルーツ、クレープ、冷凍ピザ、冷凍うどんなどバラエティ豊かに揃っています。福岡県内になると、ふぐ刺し、うなぎせいろ蒸し、いかしゅうまい、辛子明太子など地域の特色のあるものが並ぶ自販機もあるようです。
飲食店で、もともと冷凍食品として通販等をやっているところは、自販機のコラムに入るサイズにさえすれば即販売が開始できますから強みになります。
筑後のうどんがやわやわでおいしいという話は何度も書いていますが、美味しい筑後のうどんやで番付があれば上位にくるだろう「立花うどん」でも冷凍うどんの自販機を設置しています。
閉店後に食べたくなっても、いつでも買えるようになったわけです。もともと通販をやっていたので全国で買うことは出来たのですが、なんと今回自動販売機を東京六本木にも設置したということです。
あの、立花のごぼう天うどんが自販機で買えるとか、すごい時代になったものです。
 
久留米立花うどん「冷凍うどん自販機」設置しました!
https://www.tachibanaudon.co.jp/post-122/
トラストパーク六本木7丁目に立花うどん 冷凍うどん自販機を設置!
https://jihan100.jp/topics/2108/
 
また、ゲームセンターには、何が出て来るかわからない「ガチャ」の自販機も登場しています。
福岡県久留米市の楽市楽座にラーメンガチャの冷凍自販機ど冷えもん登場!
https://jihan100.jp/works/1981/
 
自動販売機の無人店舗システムは、本当に日本独特で、それが更に進化させたというところでしょう。
買ってすぐに食べられるように電子レンジを置いている自販機もあるようです。
 
サンデン「ど冷えもん」
https://www.sanden-rs.com/product/detail.php?pid=221
ネーミングは、ギリギリセーフですかね~。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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