見出し画像

【地獄で極楽】

大分県別府は湯の街です。

ブラタモリ風に言うと、2つの断層崖に挟まれた扇状地の各所で温泉が湧きだしている土地。別府八湯と呼ぶように、温泉郷が8カ所あります。

別府温泉、浜脇温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉です。それぞれに特徴があり、泉質も微妙に違います。

それぞれの温泉には、温泉場があり、料金設定も格安です、中には無料の温泉もありますし、市民が日常利用しています。もちろん観光客も入れますが、マナーは守ってくださいね。

観光客向けには、温泉旅館・ホテルも相当数あり、100年を超える老舗旅館や、大箱では「杉乃井ホテル」や、2019年に開業した「ANAインターコンチネンタル別府」があります。また最新では、昨年末「ガレリア御堂原」というアートホテルが開業して話題を集めています。コロナ禍ですが、確実に集客する力を持っているのは、やはり温泉の力なのだと思います。

さて、その別府には「地獄めぐり」というアクティビティがあります。紅い湯だまりの血の池地獄や、間欠泉の龍巻地獄など7つの特色を持った、泉源を観て回るもので、珍しい景色を楽しめます。とはいえ坂の街でもあるので、歩くとそこそこ疲れます。しかも閻魔様が睨みを効かす地獄です。

そんなことで、青い湯だまりの海地獄の入り口横の売店にあるのが、「極楽饅頭」です。

親指の先ほどの饅頭を、温泉の蒸気で蒸しあげたもので、軽く食べて一息つくことができます。「ほんとうに地獄で極楽」な気分です。

コロナが落ち着いたら、ぜひ遊びに来てください。

観光客向けのサイトが新しくできています。

温泉ハイスタンダード極楽地獄別府
http://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/

別府地獄めぐり公式サイト
http://www.beppu-jigoku.com/

海地獄公式サイト
http://www.umijigoku.co.jp/enjoy/gift.html

ガレリア御堂原
https://beppu-galleria-midobaru.jp/

温泉の町・別府にアートホテル 美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23132

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?