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【小さなケーキのテーマパーク】

年金受給も近い年齢になってくると、世間の流行に乗らないように偏屈になってしまい、いわゆる映えスポットというのは避けて通る、もしくは敢えて無視するという、意固地なジジイ化している自分に気づきます。若い子にすれば、既に終わっている感じがするかもしれません。
だって、洋風に飾られたケーキ屋さんでショーケースから好きなケーキを買って、コーヒーを頼み、敷地内の小さな小部屋でキャイキャイと写真を撮るとか、やっぱり変なおじさんでしょう。
居酒屋とか焼鳥屋とか、沖縄料理屋とかが集まっている「新鳥栖道の市場」。以前も書きました、年明けのイベントもグイグイ来て行列が出来ている食のテーマパーク。
https://arne.media/gourmet/349731/
ここのレポートなら、まあオジサンらしくて良いなあとなるのですが、その市場のすぐ隣に、気になる店を見つけてしまった訳です。
 
パティスリー・アンジェ・ココ
http://angecoco.info/
ビジュアルから入ってしまいましたが、平日昼間の駐車場がほぼ満車、人気を集めているのは、そこで分かります。
外観は、ヨーロッパの古いムラの民家風、中に入ると、ショーケースに各種ケーキが並んでいます。ホールのもの、カットしたもの、焼き菓子、チョコレートが並びます、ジェラート、ワッフル、チーズケーキ、タルトは別棟。通販もやっているバターケーキも別棟。
さらに店を囲む様に、小屋が並び、カフェとして利用できるのです。ケーキと同時に、飲み物を注文して、テラスかカフェでゆっくり過ごせるのです。
店内は写真撮影禁止でしたが、小屋の中は撮り放題、映えまくりです。おそらく店舗内は他のお客さんが映ると不愉快になることもあって禁止しているのでしょう。お店のホームページで、店舗の様子は様々観ることができます。
 
小さな敷地にぎっしり詰め込んでいますが、ここまで徹底してテーマパーク化できるのも地方都市ならではだと思います。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。


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