妊娠出産に保険が適用されないということを知らない人が、…

いやー
過去一ビックリした。

結婚経験のない60代男性で大切な知人、
思慮深いし、ジェンダー感覚もイマドキの60代とは思えないほど平等な、紳士というべきひとなのだが、

なんと彼。

タイトルの通り、妊婦健診や出産そのものに対しても健康保険が基本的には適用されず全て自費診療だということを、その年齢になるまで知らなかったというのだ。

まあ、男性で結婚経験がないから仕方ない、の…か???(いや、世間知らずとは言いたくはないのだが、…世間知らず…だよな?)

無論、妊娠中になんらかの疾病を併発すれば保険適用になるが、健康でなんの問題もなかったら全額自費診療になるし、毎月の診療と種々の検査全部受けたら出産までの費用は彼自身の病気や怪我の時とは比べ物にならない金額である、という事実を畳み掛けられて、彼は絶句し。

「日本政府、馬鹿なの?」と一言。

それでよく若いご夫婦が子供持とうと思えるね?と。

正常で健康な妊娠出産が自費診療であるだけで、子供を持つことを躊躇したっておかしくないよな!と。

母子手帳に付いてくる無料券や、出産一時金すら、焼け石に水である事実を知れば知るほど、

「日本政府、馬鹿じゃね?」の繰り返し。笑

それでよくベビーブームが来たよな!
あ、あの当時は今みたいに娯楽もないし夜やる事なかったのか?
高度成長期はまだ家父長制が生きてたし、昭和は女性が搾取される事に対して抵抗も声を上げることも出来ない時代だったから、仕方なく生まされていたのか!
それじゃあもう、今後少子化に歯止めが効くわけないよな!

と、すんなり結論付けていた。

シングルマザーはどうするの?
実家と疎遠になって、彼氏に捨てられたりしたら…
ああ、、だから
子供を捨てるしかなかったり、
捨てずに歯ぁ食いしばって育てようとしたら風俗とかいくしかなくなるのか…?

なんだそれ。
政府は子供を何だと思ってんの?
馬鹿なんじゃねえの?!

ええ、あなたの感覚は正しいですよ…
あなたのような人が政府にたくさんいれば、日本はもっとずっと豊かになっていたろうにね、と思うよ…

平成に子育てしていた私は、まだ民主党政権の方が少子化をなんとかしようと動けていた記憶があるが、その後は、自民公明と壺売り宗教によって、日本人絶滅計画が着々と子供や若い夫婦に魔の手を伸ばしていることを知っている。

東日本大震災が来なければ、自民公明が盛り返すこともなかったかもしれない。
ま、当時だって妊娠出産は自費診療だけどな。子供を育てやすくするための手当が今とは比較にならないほど多かったよな…
しかし時すでに遅しだ。


日本政府、馬鹿じゃん…😱

ですってよ?
ボーゼンとしながら、
めっちゃしみじみ呟いてたわ、彼。

60代、ずっと自民公明推しだった60代男性が目覚めた瞬間であったよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?