④2021.3.13 土曜日
一通り買い物もすみ満足すると急にアイスクリームが食べたくなり、「ねーねー、アイス食べたい。サーティワンに連れてって」と店名指定でその日最後のわがまま…ではなく要求を言った。でもサーティワンはこの街にはないんだとか。だから若者に人気のお茶屋に入ってクリームたっぷりのマンゴージュースを頼んだ。
家に帰り着いたのは18時を過ぎていた。さすがに今回は連れ回すという表現がぴったりだ。今回は書かなかったが、他にもたくさん見て回り、私の無駄遣いや衝動買いを抑制してくれた。優柔不断な私は彼に無意味な、どうでもいい質問も繰り返した。
例えば「ねー、どっちがいいかなぁ?」と質問しておいて、彼が答えたものとは逆のものを買ったり、あるいは選べずに両方買ったり。妹にそんなこと繰り返そうもんならだいたい腹かいて最後は答えてくれなくなるところだが、彼は優しいからちゃんと「こっち」と答えてくれる。でも私が「なんで?」と聞き返したら答えるのが面倒なのか「んーなんとなく」と言う言葉をどこかで覚えてきたようだ。
おかげさまで買いたい物は全て買えた。私の長い人生、人並みに異性とは付き合ってきたつもりだが、これほどまでに男性を酷使したことはあっただろうか?血の繋がった本物の甥っ子も私の言うことはちゃんと聞いてくれるが、ブツブツ文句付きだ。そして命令しないと荷物は持ってくれない。お世話係くんの爪の垢を煎じて飲ませてやらないといけない。
終わり。
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