2021.5.22 土曜日

中国では日本以上にネットショッピングが盛んだ。私もほとんどどんな小さなものでもネット注文をしている。ところが今回は中国の宅配野郎が私の荷物を間違って私の家の近くの電子系職業訓練学校に配達してしまった。中国語わからんしマジ迷惑。こんな時こそお世話係くんの出番ということで、一緒に隣の学校まで取りに行った。隣といっても中国は広くタクシーで行った。
無事荷物を受け取った後、よく行くモールでステーキを食べることにした。優柔不断な私は肉の部位を決めることができない。彼は私との付き合い方をよく心得てるため、それぞれ違う部位を注文し「半分こ」と言ってすぐに注文し、ちゃんとビールも頼んでくれた。
食事中、映画の話になり、モールには映画館もあったので、食事の後映画を観ることにした。中国の映画館は初めてだ。彼は私が映画を楽しめるように日本の映画を提案してくれたが、今日は上映してないらしく「ワイルド・スピードF9」を観ることにした。字幕は中国語だが十分に楽しめた。
家に帰る途中、アイスが食べたいと私のわがままにもちゃんと応えてくれる。私が30歳若かったらこれデートやん!と言うと笑っていた。
私としてはいつも100点満点の擬似デートなんだが、お世話係くんのような理系男子は女の子たちから「女心がわからない直男(ジー・ナン)」と言われてる。中国では理系男子はあまりモテないようだ。
私は1週間前に髪をピンク系の金髪に染めたが彼はちゃんと気付いてくれたし、今まで付き合った男性の中で一番自由度が高く気楽な気がする。私の言ったことは文句言わずに全て叶えてくれる。お世話係という任務があったとしても、私のためにこんなによく働いてくれる男の子を、理系というだけで直男(ジー・ナン)と言ってはいけない。早く彼に素敵な彼女ができて、楽しんでもらいたいと心から願う。

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