新千歳空港展望デッキ

旅するフォントかるた(北海道編)

さて、日ごろから首都圏からの脱出を企んでいる私たち。今週、2号伊達が大阪で、いくぶんアカデミックなイベントに参加しているその頃、1号せきねと4号横田は北の大地へ降り立ちました。

今まで、関西方面でのイベントに参加したことはあったものの、南関東を拠点にしているフォントかるた制作チームが北へ向かうのは初めてのことです。しかも北海道!! 朝ドラ舞台が北海道だったのも記憶に新しく、空からサイロが見えただけで大興奮の4号でした。

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首都圏でのイベントではなかなかお会いすることのできない北海道の皆さんとも、いつかフォントかるたで遊べたらいいなぁ、と、以前から思っていたのでした。そこへ、別の仲間で北海道旅行の計画が持ちあがり、制作チームからも2人参加することになりました。それならと、1日前倒しで札幌に乗り込み、「フォントかるた札幌大会」を開催することになったのです。会場は札幌のかくれがゲームカフェこにょっと。さんです。

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参加申込みの出足は鈍かったのですが、当日参加もあり、旅行の同行仲間フラーレンからも何人か来てくれて、最終的には11名の皆さんに参加していただきました。2テーブルにちょうどいい人数でした。平日なので、開始時間をもう少し遅くしたほうが参加しやすかったですね。反省しきりです。

前半は、フォントかるたの紹介、適材適所のフォントの使い方、札を見分けるコツを聞いてもらい、その後、札の枚数を半分の24枚にしたフォントかるた(これを「縮小パック」と呼んでいます)で練習しました。
後半は上級者と初心者にグループ分けして、それぞれに基本パック全部の48枚で2戦。合計枚数で、テーブル毎に順位決定、優勝者準優勝者に賞状と、勝った順に選ぶ方式で皆さんに賞品を受け取っていただきました。

初心者卓練習

なかなかの盛り上がりでした!
「フォントかるたなんてデザイナーしかできないでしょ」と思われていることは多いようですが(というか、当初私たちもそう思っていました)、やってみると、案外そうでもないんですよね。必ずしもフォントを知っている人が強いとも限らず、ゲームに強い人が記憶力と反射神経を駆使して後半伸ばしてきます。今回もそんな場面が見られたようです。

皆さんに「楽しかった」と言っていただけて、ほんとうに嬉しかったです。札幌まで行ってよかった!

大会後は近くのバルで懇親会。北海道の食材をいかした美味しいお料理をいただきながら、いろんなお話もできて、すすきのも堪能できました!

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今回、ゲームマーケット等で以前にお会いしたことのある札幌在住の下田さんに、会場や懇親会のコーディネート、札幌での告知などで、ご協力いただきました。札幌事情にはとんと疎い私たちですので助かりました!!ありがとうございました。

翌日からは、札幌・小樽を観光旅行して無事に帰りました。「北海道開拓の村」では旧小樽新聞社の古い活字棚と出会い、小樽では切り絵の素敵なカルタの看板との出会いもありました。もちろん、海鮮丼とかジンギスカンとか寿司とかラーメンとか......

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楽しい3日間の旅行になりました。北海道のみなさん、ありがとうございました。またきっと行きます。

フォント名を読み上げて、そのフォントで書かれた札を取る。「フォントかるた」の制作チームです。書体やフォントに関するあれやこれを楽しく綴ります。https://www.fontkaruta.com