飛行機が怖いならEXILEになろう

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さて、この記事は新幹線のなかで執筆しています。思えば小さい頃から旅行なんかは全て車か新幹線で移動していて、飛行機は19歳まで乗ったことがありせんでした。

そんな僕がなぜ飛行機の記事を書こうと思ったかと言うと、凄惨な飛行機(航空機)の事故のWikipedia記事を読んでいたからです。なぜ読んだ…。

でもこういうのたまに見ちゃうんですよね。最近は八甲田山の例のアレで震え上がりました。おしっこがズボンの中で凍って…とか最悪すぎ。当時の人たちのいらんプライドとか、おかしくなっていく人の行動などがおもしろかったです。Funnyじゃないよ。

さて飛行機の話ですが、こんな感じにいらん趣味のせいで19歳(2021年5月)の僕はものすごく飛行機に乗りたくありませんでした。自分で計画した旅行なのに。今回はその体験談と、飛行機が怖い人へのアドバイスを送れたらと思います。

当時はコロナ禍ということもあり、往復と三泊四日のホテル代(ビジホの最上階、なぜかツインにアップグレード!!)を合わせて23,000円という破格も破格。そんな旅行で、羽田から新千歳まで1時間半ほど。まあ大したことないです。

しかし電車を降りたときから僕の動悸がドーキドキ。搭乗までのバスの中で乗客の人たちと謎の一体感を(僕が勝手に)覚えました。黙ってて佇んでいても心は通じてるんです。他の人は気にも止めていないでしょうが。

いざ離陸。新幹線では味わったことのないスピードに汗が止まらず。TAKE-OFFのGに焦りました。ちゃんと感じるやん圧!!大したことないって言ったやつ誰だよ!!!

正直そこからCAさんがドリンクですと言って手渡してくれたオニオンスープを飲むまでの記憶がありません。ホントです。ただこのスープを飲んでから、客観視できたというか…落ち着いてきました。

「CAさんはいつもエグいくらい乗ってるんだよな」
「てか旅行を計画して乗るまでに無数の飛行機が無事故で飛び回ってるんだよな」
「CAさん笑顔すげーな」
「トイレ済ませてきたけど行ってみてぇ〜」

いらんことを考える余裕も出てきました。トイレのメカ感がすごい!新幹線のやつとはまた違うぞ!とかね。

飛行機の中ってずっと座ってるから何もできない感じがして、それが怖さに繋がっていたような気がします。トイレまでの数歩、座席までの数歩で恐怖はかなり和らぎました。…が!

巡航状態に入ってから最初の強めの揺れが僕を襲いました。乱気流なんていうものではなく、ごくごく普通の揺れです。しかし発狂。心の中で発狂。

機内はあまりにも静かで、他の乗客には人の心がないのかと一瞬軽蔑してしまいました。ごめん。

紙コップ一杯のオニオンスープも底をつき、もう自分を守ってくれるものはなにもありません。大げさに書いてるようだけどほんとにそれほどオニオンスープの効果は絶大でした。E缶レベル。

モニターを見ると岩手を通過したあたり。ここから着陸に入るまで気が気じゃありませんでした。着陸したときの「ドスン!」という衝撃。わりと大きめに揺れて怖いかと思いきや、もう地面に着いたんだという安堵感のほうが強かったです…。

揚力がどうのとか、空飛ぶモノレールだから大丈夫だよ〜とか、そういうことは分かってるんです。それでも事故への恐怖感とか、自分(を乗せた飛行機)がマッハで移動しているという事実を受け入れられないこととか、ノイズがあまりにも大きすぎるんです。

三泊四日ちゃんと楽しんで帰りの飛行機。この楽しい思い出が人生の最後の思い出とか最悪だなあとか最悪の事態を想定した最悪の妄想をしながら離陸。

また出た大正義オニオンスープ!!行きの飛行機よりものすごくゆっくり飲みました。紙コップが回収されていくプレッシャーに耐え、エゴイストに。

そんななか、最強の攻略法を思いつきました。

ふと、体を伸ばそうと動いたら…飛行機の揺れが怖くなくなった!!

その後EXILEのChoo Choo TRAINの例のぐるぐるダンスを小さめに踊り続けました。マジだよ。

揺れが怖いなら、それ以上に自分が揺れてしまえばいいんです!!毒をもって毒を制す!!

多少の揺れなら問題ありません。自分のほうが勝ってるし。結局楽しいフライトはすぐ終わり、無事羽田に帰って来ることができました。およそ30分程度ふぁんふぁんうぃーひざすてーすてー

2回目だから慣れただけ?いやぁ違うね。新千歳を発った直後も怖かったもん!!ほんとだもん!!

飛行機が怖い人って結局いっぱい調べちゃうんですよね。まあほんとは寝ればいいんですけど、僕は長時間の車移動でも寝られなくって…。そんな人の助けになればいいなと思ってこの記事を書きました。

この記事の書き始めは年末、長野への新幹線のなかで、途中からは年始、東京への新幹線のなかで書きました。

2024年頭には羽田空港の滑走路でJALの旅客機と海保機が衝突してしまい、海保機の乗員に死者が出てしまうという痛ましい事故がありました。そのなかでもJALのCAさんの素早い誘導により、旅客機側も燃えてしまいましたがペット以外の死者は出さずに避難が完了しています。

不測の事態は起きてしまうものですが、空のプロですから、任せておけばいいんです。困ったらChoo Choo TRAINでいきましょう。これは平常時に役立ちます。CAさんの話は聞きましょう。

心配を和らげる記事を書こうと思ったら最後不穏なニュースを書いちゃいましたが、あまりにもタイムリーだったので。

楽しい飛行機ライフを送りましょう!またね!


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