神主について知ってほしい!

この前、時間と都合により行きつけではない美容院に行きました
そういう場合って雑談でよく
「お仕事はなんですか?」って聞かれますよね

私はちゃんと 神主です ってお伝えしたんです

でも何故か 「住職さんって忙しいんですか?」
と聞かれたんです!!

確かに宗教系の職業で身近なのはどちらか、といえば住職さんですよね…
言われた時は、宗教が変わってます…ってなりましたが
あまりごちゃごちゃいうのもあれなので流しました…

なので、神主について少し書きたいと思います
自己満です!

今回は神主とは何か、神主のおおまかなお仕事、神主のなり方を簡単に書いてみたいと思います

神主とは何か

そもそも神主ってイメージがわきにくいですよね

有名な神主さん、で思い当たるのは狩野英孝さんですが、神主姿とかみたことはあまりないので

我々は神主、という言葉より 神職 という言葉を使うことが多いです

神職には資格が必要で、その資格を有していて神社に席をおいているものが 神職 と名乗ることができます
たまーに神職資格をもっているだけで、神職です と名乗る方をみますがそういう方は神職ではありません

保育士資格を持っていても、保育所等で勤めてなかったら 保育士です とは言わないですよね?
それと同じです

神職のお仕事


神職とは 神と人との仲執り持ち といい神様の言葉を人に伝え、人の言葉を神様に伝えるのがお仕事です
これが、ご祈願だったりお祭りだったりになります

お仕事として他には、神様のお食事を用意したり、お家を綺麗にしたり…わかりやすくいうと使用人みたいな感じですね
なので、神職は仕事していることを勤務とはいわず奉仕といいます

まぁ何にしろあまり関わることがないのでイメージしにくいですよね

ちなみに田舎だと毎日神社にいるということは少ないです
なので田舎、もしくは小さな神社に目的があって行く場合は神職が常にいるところなのか下調べした方がいいですよ!

神職になる方法

神職は前述した通り、資格が必要な職業です

資格には階位というものがあり、上から
浄階
明階
正階
直階
となります

浄階は本当に限られた人しかいただけない階位なので、普通に目指せる階位は明階が最高です

さて、神職のなり方ですが親戚やご家族に神職がいる人は色々な書類を書いてもらい各都道府県の神社庁で開かれる講習会を受けることで階位を得られます

まぁ正直な話、そういう方はそんなこと言われんでも知ってますが??という話です(笑)

問題は、親戚や家族にそういった人がいない場合の資格取得方法ですよね

個人的に1番手っ取り早いのは、大学に行くことです
大きい神社で養成所などもありますが、こちらは絶対に神職になるんだ!という意思や養成所のある神社で奉職(神社に勤めること)したいという方向けです

私は親戚や家族に神職いなかったので、大学出身の神職です
これでも成績優秀で卒業しましたが、神主になるのは辞めようというのが3年生段階の進路予定でした

勉強や実習を重ねると、あれ?これはもしかして向かないのでは…?となることもあるからです
それでも大学へ行っておけば大学卒業資格もあり神社以外の就職支援も充実しているので、学びたいことも学べて選択肢が広がります

また、奉職しなくては神職と名乗れないと前述しましたが神職に縁故がないと奉職が難しいという現実もあります。
しかし、大学の場合は縁故関係なく求人がくるので比較的、あくまで比較的奉職しやすいのでおすすめです

以上、神主=神職について簡単に知ってほしい!の記事でした!
ご質問等あれば気軽に聞いてください


            
                 須賀 直乃




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