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劇団四季「アラジン」観劇レポ

 東京、電通四季劇場[海]にて([海]ってつくの面白いですよね)「アラジン」のミュージカルを観劇してきました

 子どもの頃、我が家には「アラジン」「アラジン ジャファーの逆襲」「アラジン完結編 盗賊王の伝説」のビデオがあり、何度も視聴してきた私はアラジンが今でも一番好きな作品です

 また、劇団四季のミュージカルに関しては小学生~中学生までの間に、「ライオン・キング」を3回ほど福岡の劇場で観ました。
 今回、劇団四季のミュージカルを観るのは約20年ぶりになります。久々の観劇ということで非常に楽しみにしていました


観た位置、会場のスケール

 今回の取れた席は下記の位置

 S席の後ろの方の席でした。若干2階席が上の部分にかかっていて隠れてはいましたが、98%くらいは見える位置でした。ステージ奥側のキャストもちゃんと見えるくらいには近かったのでかなり満足できる位置でした
 通路側の席でしたが、アラジンでは通路をキャストが通ることはないということ。ただ、スペースが空いている分見やすかったです

 開演前はスケール感として何も感じてませんでしたが、始まって演者が立つと意外と幅は狭そうな印象を受けました。奥行方向にはカーテン?仕切り?が3枚から4枚程度はある感じでしたが、そこまで距離があるわけでもないので全体的にスペースとしては小さめなのかなという印象です(昔、ライオンキングを見たときの記憶と比較して)

劇中の感想

~背景、小道具~
 まずすごいなと思ったのは町並みの風景。アグラバーの街の昼夜を表現していました。特に一番奥の背景は普通なら一枚板をおいていると思うのでのっぺりしたような絵面になりそうですが、立体感を感じました。同じ建物でも光が当たる部分と影になる部分があり単に照明を当てるだけではあのような色合いにはならないんじゃないかな
 さまざまなギミックもすごかったです。建物の中から2階の部分がせりあがってきたり、床から上がってくるものは全てアラジンのためにつくられてそうな配置やものばっかりでした。ジーニーやジャファーが出る部分に関してはやはりマジック的な要素がたくさん必要なため、火花や煙が出るものが多かったのですが、正直どこからでているのか、どのようにして出ているのかわからないものばかりで小物に対しても細かい工夫が施されていました

~ジーニー~
 私の一番の関心どころは、ジーニーでした。アニメ版ジーニーを見て育った私はテンションのアップダウンが激しく、オマージュ豊富なジーニーが好きで実写版ジーニーには物足りなさを感じていました
 劇団四季のジーニーですが、とてもよかったです!テンションの高さやボソリというセリフなどかなりアニメ版のジーニーを感じられるような仕上がりでした
 特にフレンドライクミーは最高でした。演技でジーニーらしさをどのように表現するのか気になっていましたが、音や光の演出に加えてマジックの要素が多分に盛り込まれており、すごく昇華させられたものになっていました
 洞窟シーンの背景の作りこみも相まって没入感が半端じゃなかったです!!おそらくこのシーンが劇中最も長かったような感じでしたが、ずっと飽きずに見てられる、もう一度見たいと思えるような内容でした。とにかく最高!!

まとめ

 今回ディズニー好きの友人を連れて行きましたが、友人は通いそうな勢いで絶賛していました。アラジンの他にも「アナ雪」「美女と野獣」「リトルマーメイド」などの作品も公演しているので、いつか劇団四季巡りをしてみたいなと思ってます
 友人は宝塚にも行ってみたいといっていたので、今度はそっちもチャレンジしてみます

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