見出し画像

米国株 注目銘柄3選(12/26)

今日は12月26日です。
今回の記事ではズバリ!私が考える来週以降の注目株をご紹介させて頂きたいと思います😎

3つの注目銘柄(クリーンエネルギー株)を紹介しますが、事業内容や財務内容を深堀りするのではなく、各銘柄に投資する理由に焦点を絞ってお話させて頂きます!下記の3銘柄についてあまり知らないよという方、もう株価は上がりきってしまって買えないよとお考えの方にこそ、読んで頂きたいと思います

免責事項:『一般投資家の米国株における考え』という立ち位置からご紹介しており、その点をご了承頂いた上で記事をご購入下さい。あなたの100円が今後の執筆意欲に繋がります🙏

Twitter https://twitter.com/Formal38060502?s=09

注目銘柄
①GEVO  ジーボ
②FCEL   フュエルセルエナジー
③BE    ブルームエナジー

①GEVO  ジーボ

同社は航空用のバイオ燃料を取り扱っています。既に拘束力のある長期契約を年間約200M$契約しています。燃料生産時には副産物として動物用の飼料(年々価格が上がっています)やイソアミレン等の化学製品も生成されるため、さらに販売が見込めます。

2021年12月21日、同社はSD州レイクプレストン近郊の約239エーカー(東京ドーム約20個分の)の土地を購入する権利を選択したと発表。土地を買ったという事はプラント建設も近いと期待されます。現在の時価総額は約500M$ですが、同じ位の販売が実現可能となれば成長株のPSR基準で考えると、時価総額は10〜30倍程度上昇するかもしれません

太陽光等と異なり、バイデン新政権で恩恵を受けられるか曖昧でしたが、最近バイデンチームがバイオ燃料業界に接触し
新エネルギーへの投資を約束した事がニュースとなり、さらなる注目を集めています。

12月10日位から上昇トレンドが続いていますが、最近は上述のニュースでさらに強気基調です。同社の値動きはヨコヨコが続いていた後に急騰する傾向があります。

②FCEL フュエルセルエナジー

分散型の水素発電所の販売・保守サービスを行う企業。MOFCという発電方式の発電所を世界で唯一商業化しています(日本が国策で取り組んでも実用化出来ない位難しい技術)。最近はより汎用性の高いSOFC方式の発電所の商業化に取り組んでいます。同社は売上や従業員数は少ないですが、魅力的なプロジェクトを複数抱えています。

注目事業
 ◈水の電気分解・水素貯蔵
 ◈廃熱利用による水素発電
 ◈パワーハウス構想

水の電気分解は余剰電力で水を電気分解し、水素として貯蔵する事で、太陽光や風力発電の需給調整が期待されます。

廃熱利用による水素発電は火力や原子力発電所の廃ガスから水素を取り出し、発電・熱利用する事でエネルギー効率を大幅に向上させ、エネルギーコストと気候変動影響を大幅に減少させる事が期待されます。極論で例えると今まで10基必要だった発電所が5基で足りるようになるというイメージです。米国エネルギー省の出資の下、原子力発電所での実証試験を行っており、これに合格すれば商業化に繋がります。
太陽光パネルを世界中に敷きつめるよりも現実的な対応だと私は思います。

パワーハウス構想については上述の水の電気分解・水素貯蔵と排熱利用を組み合わせ家庭用にサイズダウンしたものです。詳細は不明ですが、日本のエコキュートの様なものだとイメージしています。

CO2回収技術は

2009年2月にはオバマ政権下でのグリーンニューディール政策への期待から約800$迄株価が高騰しています。バイデン次期大統領もクリーンエネルギーに2兆$の投資を公言しており、2009年の高騰が再現される可能性があります。2月位迄は強くホールドしたい銘柄です。1月にはジョージア州の上院選挙が予定されていますが、民主党の勢いが強くトリプルブルーが成立する機運が高まっています。もし実現すればクリーンエネルギー株への投資はさらに過熱すると予想されます。

③BE ブルームエナジー

こちらもフュエルセルエナジー社同様に分散型水素発電所の販売・保守サービスを行っています。停電中も同社の分散型発電機によって24時間365日安定・クリーンな電力を供給出来るという事を売りにデータセンター等への販売を伸ばしています。2016年12月期約200M$だった売上は2019年12月期には約800M$まで上昇しています。

2009年に経済協力開発機構(OECD)は各国がより良い社会を構築するにあたり、化石燃料に対する補助の段階的な廃止に合意し、2016にもそれを確認しています。OECDの調査によるとアメリカが2010年に化石燃料への補助として支出した金額は約150億$(約1兆1700億円)とのこと。こうした化石燃料への補助がバイデン政権によって減額・撤廃される、またはクリーンエネルギーに付け替えらるのではないかと私は考えます。

ボラティリティが高いですが、コロナショック後右肩上がりの上昇が続いています。同社は水素関連企業の中で最も規模が大きく競合6社分の売上を上げています。一方でプラグパワーの時価総額約15B$に比べ、同社の時価総額は約4B$と逆転現象が起こっています。プラグパワーの企業価値が約2倍の売上や社員数の規模があるブルームエナジーの4倍の価値があるとは私には思えません。同社の株価は過小評価されていると私は考えます。やはり2009年のグリーンニューディール政策をきっかけとしたバブル再現を期待し、2月迄はしっかりホールドしたい銘柄だと思います。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?