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プチプレビュー:レノファ山口 vs いわきFC戦 (23シーズン第26節)
いわきFCの視点でのプチプレレビューです。
戦績
いわきFCは19位(勝ち点27)、山口は16位(勝ち点30)。
直近の5試合、いわきFCは3勝2分0敗、山口は3勝2分0敗。
いわきFCは、アウェイで今シーズン、2勝5分5敗。
山口は、ホームで今シーズン、3勝5分4敗。
今シーズンの第3節に対戦。いわきFC 0 - 1 レノファ山口。
レノファ山口の予習
第20節からエスナイデル監督が指揮を執っている。第20節は0-4で敗戦(山口は57分に退場者を出して、その後に4失点)したが、第21節以降、前節までの5試合はすべてクリーンシートを達成。
エスナイデル監督は「ハイプレス・ハイライン」が代名詞。ジェフ千葉時代のエスナイデル監督の印象が綴られた記事や投稿を多く確認できる。
いわきFC視点の見どころ
アンカーの両脇のスペースをどうするのか問題
田村監督が就任した後は、アンカーに下田を置く4-1-4-1システムでゲームをスタートしている。アンカーを置くシステムの命題は、ネガディブトランジションの時のアンカーの両脇のスペース管理。山口はアンカーを置く4-3-3の経験が豊富で、自分たちがやられて困ることをしてくると思う。山口の次に対戦する大分の下平監督は、明確な狙いを落とし込んできそうだ。
田村監督による、試合前、そして試合中に打つ対策を楽しみに観戦したい。
アンカーを活用したビルドアップの進化
DAZNで前節を見返すと、解説の田村直也さんは、ビルドアップに取り組むことによって無駄走りが減っている、と最近のいわきFCの変化を好意的に解説をされている。ぼくは、GKからのビルドアップを(時々で良いので)見たい、と思っていた派なので、とてもうれしく、観戦の楽しみを、また1つもらえました。ありがとうございます!
次に紹介するブスケツの動画を見てから、DAZNの(ハイライトではなく)見逃し配信で、前節の長崎 vs 山口、いわきFC vs 水戸を見ると、山口のアンカー・神垣や、山口のチーム全体が、いかにうまくアンカーポジションを利用しているかがわかる。そして、いわきFCに伸びしろしかないことも。日進月歩、前節よりも成長しているチームを楽しみましょう。
先制点の奪取
少し古いJリーグのデータの紹介になるが、先制点を取ると勝率67%、引き分け以上(勝ち点1以上獲得)は86%だったとのこと。
いわきFCの前節までの戦績を振り返ります。先制点を取得した6ゲームは5勝1分で勝ち点獲得率100%!
岩渕、宮本、加瀬は、4-1-4-1のインサイドハーフにぴったりの特性を持っていると思う。その中で、得点力が高い、岩渕と宮本のインサイドハーフ先発を見たい。岩渕は、怪我明けでフルタイムは厳しいかもしれないので、引っ張れるところまで。途中から出て流れを変えてくれるヒーローも似合っているけれど、先発して先制点とチームへの勝ち点をもたらしてくれるヒーローにもなれる!
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おまけ
河村と山口の野寄は、同じ大学で、ともに戦った同級生。第3節の山口戦のレビューで、ぼくは以下のように綴った。
山口のホームページでは、各選手のQ&Aが紹介されている。質問の1つ、「今季対戦が楽しみなチーム」でいわきFCを指名してくれた選手がいる。野寄だ。前節の磐田戦では途中出場から、プレースキッカーを務めるなど活躍をしていたので、本節で出場機会がなかったのは残念だった。
野寄は大阪体育大卒で、今期いわきFCに加入した河村の同級生。本節はフィールドでの再開は叶わなかった河村だが、フィールドで躍動する河村を見るのが楽しみだ。DFで利き足が左なのは、本人にとってもいわきFCにとってもアドバンテージになるはず。
あれから4カ月、メンバー入りを勝ち取り、そして更にスタメンに名を連ねるようになった河村。いよいよ、プロの世界のフィールドで野寄との再会する。思い切り暴れてきてください!
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