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お金持ちにはなれない

大学に入って本当の意味のお金持ちの世界を知った。
多くの人が交わることのない世界に足を踏み入れてしまった、これが一番的確な表現。

2種類のお金持ち


何から話したらいいのか、世の中には2種類のお金持ちがいると思う。
産まれてから裕福で、なんならお母さんお父さんも元々裕福な家庭。もうひとつはお父さんが、お母さんが仕事で上手く行ったり貯金が上手だったり…理由は様々あるが、そんな形のお金持ち。

私は後者である。

小学生の頃は夏休みが終わって作文を書けば、「海外に行ってきました」と発表できるくらいには裕福だった。夏休み中に海外に行けるのは、いても3.4家族ぐらいの学校の中で自分が貧乏だと感じることはなかった。

何から書くべきかまだ迷っている。

中学受験をして、成績が高校生でぐんと伸びて目指した医学部受験。

入学したのは6年間の学費で家が買えるような大学だった。
そこで出会ったもう1種類のお金持ち。

幼稚園から、小学校から私立に通う子なんて探さなくても簡単に見つかる。中学校から私立なんて当たり前。9割が私立中高出身である。そんな学校。

話は逸れるが、医学部なんて9割が私立中高出身で男子校・女子校出身が多いから話が弾む。そんな私も女子校の出身である。

話を戻して、彼らは本当の意味でお金持ちなのである。私はそこに行くことはできない。

私がこのnoteに残したい思いは、本当のお金持ちは優しいということ。

本当のお金持ちは優しい

テレビで観るような、小説で描かれるような、常識がずれていて自分勝手・自己中心的で何でも思い通りになると思っている、そんなお金持ちはお金持ちではないのだ。
本当のお金持ちは余裕があるからこそ他人に優しく、育ちがいいからこそ品があってマナーがあって常識がある。

親が医者で、歯医者で、商社勤務で、経営者で、
彼らはとにかく優しいのである。

親がサラリーマン、共働きの私にも同じように優しいのである。というか、彼らは私が気にしてるような親のステータスだとか自分の社会的立ち位置とかそんなものは気にしていないのである。

少しの贅沢ができる私は、上流階級には行けない。この階級を気にしてる時点でそこにはいないのだから。

でも、努力はできる。彼らに出会って自然と優しくなったし考え方や物の見え方が変化した。私も彼らが見えている世界を少しは覗けているのかな。

なにが言いたいかというと、
私も優しく、心に余裕のある人でいたい。

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