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オープンイヤー型イヤホン【OpenFit Air】1週間試用レビュー 「Be Open To 動画編集」

この度、Shokz(ショックス)社の製品テスターに当選しまして、オープンイヤー型イヤホン Open Fit Air をレビューさせていただけることになりました。

動画編集でどれぐらい使えるのかとても興味があったので応募したのが経緯です。

本記事では動画編集での活用をメインにレビューしたいと思いますので是非最後までご覧ください。

また、Shokz社の骨伝導イヤホンOpen Runを1年前から所有し愛用していますので、それとの比較も交えながらレビューしてきたいと思います。


オープンイヤー型イヤホンとは


オープンイヤー型のイヤホンとは何かと言いますと、その言葉の通り耳をふさがないオープンタイプのイヤホンのことを言います。

SHOKZホームページより引用

最近このタイプのイヤホンの需要が高まっており、各社製品がリリースされています。

その理由の一つとして、通勤・ウォーキングそしてランニング中でも周りの音が聞こえるため、安全を確保することができます。

また、音声を使う仕事や勉強、そして趣味などを楽しみながら、人との会話も可能になります。

つまりイヤホンを付けたままの状態で並行し活動ができるため、私たちの限られた時間を最大限、有効活用することができる新時代のイヤホンだと思います。

SHOKZホームページより引用
SHOKZホームページより引用

ではその特徴について実際の使用感と併せてレビューしていきたいと思います。

長時間作業が可能


なんといっても8.7gと超軽量で長時間つけていても耳が疲れにくいというのが最大の特徴です。長時間化しやすい動画編集においては欠かせないポイントです。

このOpenFit Airは人間工学に基づいたデザインになっていまして快適さと安定性を向上させています。

SHOKZホームページより引用
SHOKZホームページより引用

また耳にかける部分は柔らかいシリコン素材でできており、特にトップの部分は薄くなっていて痛みが出にくくなっています。またその薄さから眼鏡との干渉も心配がありません。

SHOKZホームページより引用

更に耳の後ろの部分は空洞になっていてクッション性があります。

SHOKZホームページより引用

実際に使ってみた感想ですが、私の場合は右側だけ少し当たる部分があり、最初のころは長時間装着していると痛くなりました。でも3日間ぐらいするとその痛みがなくなりました。今では付けっぱなしで快適に使っています。

耳の形は人それぞれ異なるため、どうしても個人差があると思います。本製品は30日間返品可能ですので、安心して購入もできます。

装着時の安定性


ランニングはしていないので評価できませんが、ほぼつけっぱなしの生活で外出等もしましたが外れてしまうという問題は全くありませんでした。

ただしマスクを外すときに、イヤホンも一緒に外れそうになることがありましたので注意が必要です。


マイク音質


周囲の騒音を96.5%低減と謳っている通り、通話時に声がしっかりききとれるレベルにありました。LINE通話の相手からも聞き取りやすいと好評でした。

下記はWindows PCのサウンドレコーダーアプリを使ってマイクの音声を録音したものです。iPhoneでも同等の音質です。

ただし、聞き取りやすさには問題ありませんが、その分音質が犠牲になっている感じがします。動画編集での音声収録には残念ながら向きませんでした。

音質


私は同社の骨伝導イヤホンOpenRunをずっと愛用してました。こちらも耳を塞ぐことなく付けっぱなしでも耳が疲れないので動画編集で大活躍してました。

この骨伝導イヤホンから初めてOpenFit Airに付け替えて聞いたところ音質の良さに驚きました。特に低音部分の音がしっかり聞こえ、映画などのコンテンツでは音の厚みがあり、没入して楽しむことができました。

Shokz独自の低域強化機能であるOpenBass Airを搭載したことで、低音の深みある音を実現しているようです。

SHOKZホームページ引用

私は動画編集の仕上げのためモニターヘッドホンを使って、ノイズなどの確認を行っていますが、Open Fit Airは聞いた感じはかなり近い音質に聞こえました。

ですのでOpenFit Airを使って音の調整をしたとしても、それほど外れたバランスにはならないと思います。

あくまで私の感想ですので、音を気にする人はモニターヘッドホンを併用した方が良いと思います。

音漏れ


家族に装着してもらい聞いてみました。やはりオープン型イヤホンのため、多少の音漏れはあります。

しかしながら、OpenFit AirにはDirectPitchテクノロジーが採用されていて、車のマフラーで騒音を減らす技術と同じように逆波形の音を発することで音漏れを最小化する仕組みが搭載されています。

この技術のおかげで実際に何を話しているかまでは聞き取ることはできませんでしたし、外出しずっとYouTubeを流して聞いていましたが、誰からも目線を感じることもなく、一緒にいた家族からも音漏れについは何も指摘されることはありませんでした。

図書館のように静かな場所で使う以外は、音漏れはそれほど問題にはならないと思います。

まとめ


以上いかがだったでしょうか。骨伝導イヤホンOpenRunも付け心地は良かったのですが、Open Fit Airはより洗練されたフィット感でなにより音質がよいのに驚きました。

特に長時間の動画編集では、耳への負担が少ないこのオープン型イヤホンはとてもおススメです。

上記記事で紹介しきれなかったポイントについては、下の方で追記していますので参考にしてください。



追記


上記伝えきれなかった点について追記しましたので参考にしてください。

駆動時間


イヤホン本体はフル充電で6時間使えます。フル充電に1時間かかりますが、10分の充電だけで2時間の使用が可能です。

充電は、バッテリーチャージケースを使うことになります。

バッテリーチャージケース併用で最大28時間の駆動が可能なので、1泊2日の旅行程度であればコンセント充電の必要がないです。

マルチポイント


マニュアルには記載がなく、HPに解説の動画のリンクがありましたのでリンクを貼っておきます。本設定にスマートホンのアプリが必須なところが少し残念な点。

OpenRunのように本体だけでも設定できるとベストでした。今後対応していただけると良いと思います。


商品リンク



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