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クリーニング後のビニール袋はとった方がいい

こんにちは、後輩です。

今日はクリーニング業界に飛び込んで学んだこと、第二弾です。
この前はクリーニング店に洗濯物を出すと付けられるタグの話でしたが、今回は仕上がった洗濯物にかけられているビニール袋のお話をしたいと思います。

クリーニング店から洗濯物が帰ってくる際、ビニール袋がかけられているのが一般的だと思います。
僕はクリーニング業界に入る前までは、あのビニール袋を被せたままクローゼットに収納したり、次着る時までそのまま置いておいたりしていました。
しかし、実はあのビニール袋は保存用ではないのです。

では何のためにかけられているのかというと、工場から出荷され、お店に戻される運搬の際に服が汚れてしまうのを防ぐため、というのが大きな目的です。
せっかくキレイに仕上がった洗濯物が汚れてしまうと洗い直しになってしまうので、それを防ぎたいということなんですね。

保存用ではないとはいえ、汚れやほこりを防げるしかけたままでいいのでは?と思う方もいるかもしれません。しかしながら、あのビニール袋は実は服にとってはあまりよいものではないのです。
通気性が悪く、服にカビが生えたり、虫に食われたりする原因となってしまいます。そのため、汚れやほこりがつかないメリットよりもむしろ服にダメージを与えてしまう可能性があります。

それに加えて、万が一洗濯物の乾燥が不十分だった際にビニール袋をかけたままにしてしまうと、ドライクリーニングの溶剤が乾かないまま残ってしまい、やけどなどの原因になってしまいます。

そのため、クリーニングから洗濯物が戻ってきた際には、ビニール袋を外して湿気が少なく風通しのよい日陰に干すのがよいです。
どうしても袋をかけたまま保存したいお洋服は、不織布を使用して風通しを確保した袋をかけるのがよいでしょう。

クリーニング店によって名前はまちまちですが、「デラックスコース」や「トリートメントコース」などの名前で不織布を使った袋をかけてくれるコースを用意しているクリーニング店があるため、そのようなコースをおすすめします。

せっかくクリーニングに出してキレイになったお洋服、次に着る時も気持ちよく着たいですよね。
ぜひクリーニングからお洋服が帰ってきたらビニール袋を外し、保管に気をつけてもらえればと思います。

読んでくださってありがとうございました。
またいろいろなクリーニングの情報をお届けできたらなと思います。
ではでは、今回はこの辺で。

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