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Recording with Focusrite - 生楽器の録音方法

生楽器を録音するときに不可欠なのは、オーディオインターフェースから歪みや雑音、音の着色がない、クリーンな音を得ることです。楽器の種類と捉えたい雰囲気によって選択する技術は変わってきますが、すべてのアコースティック録音に共通する原則がいくつかあります。

ハイダイナミックレンジの音を録音する

ダイナミックレンジとは、楽器が出せる最も小さな音と最も大きな音の差のことです。例えば、金管楽器、そしてタブラやコンガのような打楽器ものダイナミックレンジは非常に広いので、こうした楽器をクリーンに録音するのは難しいものです。例えば、トランペットの録音レベルをセットするときは、静かな音がクリアに録れる十分な入力感度が必要ですが、同時に大きな音でも歪まない程度のレベルに抑えなければなりません。なので、オーディオインターフェースは低ノイズ、高ヘッドルームのプリアンプが付いたものを選ぶことが大切です。プリアンプのノイズが多いと、静かな部分で「サー」というノイズが入ってしまいます。また、プリアンプのヘッドルームが足りないと、楽器を大きい音で演奏したときに音が歪んでしまいます。

生楽器をを録音する方法

一般に、アコースティックギター、バイオリン、サックスなどのアコースティック楽器は、サウンドホール(音が出る開口部)から一番大きな音を出します。ただし、そのサウンドホール付近の音が必ずしもバランスがよいわけではありません。そのため、アコースティック楽器を録音するときは、いろいろな場所にマイクを立てて試してみることが大事です。マイクを遠くに離すと、楽器のボディが生み出す音や空間の音によって、音に特徴や色付けが加わります。音の大きな楽器を録音するときは、部屋の反響音を拾いやすくなるので、注意が必要です。録音の本番前には、何度か試し録りをして、自分が目指す音に近づくように調整してみましょう。

Airを使ってアコースティック録音に臨場感を与える

Focusriteインターフェースで録音するときには、弦楽器、管楽器、打楽器に艶を与え、命を吹き込むことができるAirモードを試してみましょう。

アコースティック楽器を録音するときの黄金律は、マイクの位置をいろいろ試すことです。

Recording with Focusrite

プロから愛好家まで、世界中で何百万人もの人々が毎日Focusriteのオーディオインターフェースを使って音楽を制作しています。このシンプルな赤いボディの録音機材は、クリエイターに自分たちの音楽を世界と共有する力を与えてくれます。オーディオインターフェースが技術的に優れていることはとても重要ですが、それよりも大事なことは、機材はあくまでもクリエイター自身を輝かせるためのツールだということです。

どんな楽器を録音するにしても、録音のテクニックには常に大事となる基本原則があります。Focusriteの設計開発チームでは、ユーザーの方々がこれらの原則を守りながら簡単に録音できるレコーディングツールの提供を目標としています。世界中に愛好者のいるFocusrite Scarlett インターフェースは、ユーザーの知識や経験を問わずに、様々な場面で良い音の録音を実現できるよう設計されています。このRecording with Focusriteの記事シリーズでは、具体的な楽器やシーン別の録音方法を入門的に解説しています。これらの記事がユーザーの方々のクリエイティブな旅路のガイドとなり、音楽制作の手助けになることを願っています。

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