繋ぐ!繋がる!東方!!!【博麗神社うた祭2022レポ】

どうも、フォカです。念願だったうた祭に、今回いよいよ参加することができました!!!ガチで人生最高の日だったので、今回もレポにまとめていきたいと思います。なお、このnoteには以下の成分が含まれております。お気をつけください。

・フォカによる神座席自慢
・フォカによるファンサ自慢
・フォカによる予言的中自慢

はい、多分半分くらいこのnoteは僕の自慢話になると思います。



始まる前に

午前中というか昼にフーリンキャットマークwith tanigonさんらバンドメンバーのライブを見届けたフォカ。なんとかギリギリで川崎に到着し、席に座って見た光景とは……?



近い近い近い!!!
(「河城にとりのDOKIDOKI DISC」の河城にとり(EG)(アールグレイ)並感)
(わかる人にだけ通じればよい)


それもそのはず、僕の座席はAの16、間違いなくこの会場の中で最高の、最前列ドセンターです。マジで目の前にボーカルの方々が常にいました。まあその話はまたおいおいってことで。


そして、大宴会が始まる

前置きはなしで、もう一気にライブ開始のところまで行きます。
「繋ぐ!繋がる!東方!!!」のコールからスクリーンに表示されるのは今回のために作成されたムービー。Minoshimaさんによる平安のエイリアンアレンジのBGMに、あのカフウさん作成の、さまざまな東方キャラを抽象化した映像が、”怪物”を呼び覚ましました。




第一幕 イノライ



Monsters

とうとう始まったんだ!うた祭が!
僕の!みんなの!夢みた最っ高のステージが!

まず現れたのはcheluceさんではなくNachiさん。いったいどの曲をやってくれるんだ……?

I'm not a slave to a god
逆さになる証明
使命は砕けて 凍えて消えそうだ

これは、あの曲だ!天邪鬼の、いや、”怪物”の曲だ!

楽曲の紹介は任せたぞWIRED!!!(ここで全投げしていくスタイル)


”怪物”

この場におけるNachiさんは完全に鬼人正邪をその身に宿しています。その気迫は、まさに”怪物”という他ありませんでした。

There is no reason for live at all

そんなNachiさんがですよ!!!この歌詞の部分でいきなりステージ最前中央まで迫ってきたんですよ!!!本当にマジで目の前すぐそこに怪物を宿したNachiさんがいるんですよ!!!


いや~まさか僕も一曲目のAメロから泣くことになるとは思ってませんでしたよ。


いやこれマジです、ガチでギャン泣きしました、開始1分も経っていませんでしたがガチです。今だから冷静になって書けていますけどこのときは本当にヤバかったです。


だって、脳に入ってくる情報の全てが良すぎるんですよ!!!

背後のスクリーンで流れるMV

じんぞうさん、まこっちゃんさん、
そしてACTRockさんによる演奏

鬼人正邪を、
声のみならず全身を用いて表現するNachiさん

そして、今この場が、
うた祭の始まりであるという事実


それらすべてが僕に襲いかかってきます。圧倒的な気迫・熱量。その鼓動まで届くほどの超至近距離。ダメです、まともに顔を上げられません。

ですが、泣いてちゃダメです。ありったけのパフォーマンスにはこちらもありったけで答えるのです。この場所に居て、最後まで見届けないことなど許されないのです。

それにしても!Nachiさん!歌も動きもヤバすぎます!!!

Nachiさんの歌について、CD音源を余裕で超えてくることは配信を見ていたので想定内でした。ですが、そこにあのパフォーマンスまで加わってくるんですよ!まさに絶唱。感情をむき出しにして歌っているのが伝わってきます。本当にカッコよかった…!





月華蝶

Nachiさんに代わり、今度はcheluceさんのターンです。

来ました、千年幻想郷の最強アレンジ曲です。イノライというかcheluceさん×ACTRockさんの組み合わせは特に永夜抄アレンジで真価を発揮しますが、この曲はその中でも群を抜いています。バラードであれほどしっとりと歌い上げるcheluceさんですが、ロックにおいてはパワーマシマシ、力強くも儚げに歌い上げます。にしてもこの曲歌うのってマシで難しいんですよ、僕は一度歌おうとしてみたことがあるのでわかるんですけど。特にサビ、高速で音程の高低が切り替わり、かつ「百花繚乱」、ここの部分で一気に高音に上がるのですが、ここがとにかく難しいんですよね。ですが、そこはさすがcheluceさんといったところで、完璧に合わせてきました。また、この曲でのストーリーおよびMVはゴリッゴリの戦闘モノなのですが、それを体現するかの如きcheluceさんのパフォーマンスが光りました。ステージの端から端まで、まさに縦横無尽でした。





SAVE NO SENSE

聖白蓮クソデカ感情曲です、この曲をうた祭でやることは先日の配信で予習済みでした。この曲のコーレスというかコーラスの部分は実はMV中に歌詞の表記がない部分があるため、実家にある歌詞カードを慌てて家族に撮って送ってもらうなんてこともしました。南無三 to go、バッチリきめてやりましたよ。先ほどのNachiさんに鬼人正邪が憑依していたのと同じように、この時のcheluceさんも聖白蓮そのものでした。そのことについて、曲の解説を交えながら語り散らかしていきます。


さて、ボーカルアレンジに限らず聖白蓮に対しては様々な解釈があると思います。その中でもよく見受けられると思うのが、聖白蓮は「弱さ」と「強さ」の両方を持っているという概念です。一見万物を救いに導く「強さ」を持っていると思われがちな聖白蓮ですが、その実、弟の死を受け入れられずに魔術に傾倒していった過去という「弱さ」を持っています。この曲は音楽としては「力強い」ながらも、その歌詞の中には聖白蓮の持つ「弱さ」の要素も多く組み込まれているんですよね。さきほどcheluceさんの歌を、「力強いながらも儚い」と評しましたが、まさにこの曲にピッタリであることがお判りでしょう。これらが、この曲が聖白蓮クソデカ感情曲たる所以です。



それはそれとして二番のサビの入りがめちゃくちゃ好きなんですよね。どうでしょう、伝わりますかね、「SAVE NO SENSE」の、「NO」の部分で「バチバチ」ってなるやつのことです。語彙力なくてごめんなさい。






レプリカは嗤う

この曲もSAVE NO SENSE同様、歌枠配信でやると言われていた曲です。その配信中にNachiさんよりコーラスの部分を歌ってほしいという旨の発言がありまして、有志(というよりほぼ身内)の方がまとめてくださったのを参考にして練習してきました。

-Dark 3rd eyes-のコーラスももちろんよかったのですが、何よりも「開け開け」のところですよ、古明地こいしの曲で「開け開け」ですよ!!??闇を背負ったこいし概念としてもあまりにもNachiさんが強すぎます。そしてMonstersのときもそうでしたが歌・パフォーマンス・ビジュアル、どれをとってもかっこよすぎます、なんなんですかねアレ、ちょっとヤバすぎましたね。





そんなこんなでオープニングACTから会場の雰囲気を完全につかんだイノライでした。そして、これは後から聞いた話なのですが、やはりイノライもチッタに立つことが夢だったようですね。イノライって多分全東方音サーの中で最も最古参の多いサークルだと思うんですけど、とはいえ、一応は結成当初から推してきてた人たちの夢が叶う瞬間が見られて感激でした。








第二幕 森羅万象



さて、ここからは直前までどのサークルが来るかわからない仕様、ですが歴戦の猛者たちは、幕が開いた際に置かれている楽器で次に来るサークルがわかるみたいだ!今回置かれている楽器はキーボードのみ。ということは、このキーボードを弾くのはあの"巨人"しかいないわけで……

可愛く楽しく、ときにはカッコよくはたまた寂しげに、なんでも歌えちゃうオールラウンドサークル、森羅万象の登場だ!さあ、セトリ予想はバッチリだ!あやぽんず*さんソロ曲は「有頂天ドリーマー」、あよさんソロ曲は「太陽のうた」だと踏んでいるぞ!さあどうだ!?




え?今日は全曲デュエットでいいんですか!!!???




悪戯センセーション

初手から最強が来ました。森羅万象の代名詞、「いたセン」です。僕はこれまで何回かこの曲をライブで聞いているのですが、そのどれもがオンラインor声出し禁止のもの。というわけで、今回このうた祭、3年ぶりのチッタでいよいよ本気を出せるわけです。そりゃあもうこちらも全身全霊全力で楽しませてもらいましたよ。そっちがその気であればこっちだって本気で答えなければならぬというもの。

「アウト!セーフ!十字架フラッシュ!ハイ!」

声出しアリの悪戯センセーションが、ここまで楽しいものだったとは……





カリスマ煉獄天神

この時点で察しました、今回のセトリは確実に"殺りにきてる"ということを。この後のMCでkaztoraさんが言っていたのですが、元々この曲はライブでコーレスをする前提で作られていたそうですね。確かにMV中の歌詞が一部三角カッコで囲まれていたのは、明らかにコーレスを意識していたものでしたね。

にしても!!!吉弔八千慧ですよ!!!逆らう気力を失わせる程度の能力ですよ!!!!

使える道具は嫌いじゃないわ(吉弔八千慧 CV.あよ)に、
あなたは私の奴隷です(吉弔八千慧 CV.あやぽんず*)ですよ!!!!!
これはもう、もう、たまらないですねえ~(語彙力消失)





ダイナマイト
新しめの曲だけどMVないしやんないかなーとも思っていましたが、フルパワーでやってきましたね。にしてもボーカル二人の動きの可愛らしいこと可愛らしいこと。先程とは打って変わって、純粋に可愛く楽しい曲です。カツン、カツンとピッケルで掘ったり、ダイナマイトで一気に爆発したり、虹龍洞をどんどん掘削していきます。おそらくあの会場からは大量の龍珠が採れたと思います。




さよならヒストリー

この曲は読み通りです、確実に来ると思っていました。ガチのガチ曲です。相当本気で作ったんだろうな〜と思っています。

この曲ですね、原曲の使い方がめちゃくちゃ好きなんですよ。懐かしき東方の血のイントロ部分ってアレンジに組み込まれることが少ないと思っているんですけど、それを完璧に歌に取り入れているんですね。

歌詞に関して言うのであれば、上白沢慧音の「人の獣の叶わない恋」をその能力で隠してしまう、そんな寂しく儚いストーリーになっています。いわゆる「禁断の恋」って、東方関係なしで考えると「教師と生徒間」というものがよくあると思うんですよ。この曲ではとくに生徒にあたる人は出てこないのですが、構造的には似通っていると思います。

ライブの話に戻りましょうか。この曲は多分森羅万象の中でもトップクラスに二人のボーカルの切り替わりの激しい曲なんじゃないかなと思うのですが、まったく途切れることなく阿吽の呼吸で魅せてくれましたね。






そして次の曲で、僕は森羅万象の本気を感じ取ることとなりました。






星降る夜の二重奏

そうか!そういうことか!そのためだったのか!

今回の森羅万象のセトリですが、5曲すべてがデュエットになっているのは話した通りです。このうた祭でそのようなセトリにした理由に、この曲のタイトルが読まれた瞬間に気づきました。最高の場でこの歌を唄いたい、だから全曲をデュエットでやるという決断に踏み切ったわけです。

まず、この曲についておさらいしておきましょう。原曲は幻想浄瑠璃、つまり九十九姉妹の曲ですね。もともと九十九姉妹は単なる楽器・道具でした。しかし、どっかの天邪鬼と小人が打ち出の小槌を振るった結果、魔力を得て付喪神になりました。そして、二人は出会うのです。そもそも九十九姉妹は、姉妹といっても血縁関係もなにもありません、だって付喪神なのですから。単に同じ時期に生まれただけ。ですが、同じ境遇で、同じ思いを抱いてきた二人は自由を手にした今、ついに出会ったのです。最高の音楽を奏でる相棒を見つけた二人、それはまるで本当の姉妹かのように星降る夜の下で、”二人で”最高の二重奏〈アンサンブル〉を奏でるのです。


そして、この曲はこちら側の世界のこの数年間と森羅万象に、恐ろしいくらい合致します。

私の奏でたい歌は こんなものじゃないのに

先行き見えない闇の中で
二人 空に 輝けず


これまでのオンライン・声出し禁止ライブや、コロナ禍の先の見えない不安などを憂いているようです。
二人の、九十九姉妹の、あよさんとあやぽんず*さんの、奏でたい歌はこんなものじゃなかったはずです。ですが……


これなら
真夜中 星降る二重奏〈アンサンブル〉
二人 共に 煌めいて


ですが、今日は違います!3年ぶりのうた祭、有観客で声出しも可能、全員が同じ気持ちでいます。これなら、これなら……!いよいよついに、"二人"が煌めくときが来たのです!!



一面に 音の雨降り注げ合唱!
二人で  一片の作品〈うた〉を
    紡いでく作品〈うた〉を



一面に音の雨が降り注ぐような合唱、この数年間、このような日が戻ってくることが信じられませんでした。そして、"二人で"一片の作品〈うた〉を紡いでいくのです。そうです、”二人で”です。そのためのここまで全曲デュエット、いや、二重奏〈アンサンブル〉というわけです。





これ、本当にすごくないですか???この曲はもともと2018年のうた祭コンピレーションアルバム、「東方繋々歌」に収録されたものです。つまり、当時はまさか世界がこのようなことに見舞われるのなんて想定しているはずがないんですよ。その状況で、うた祭のために作られた九十九姉妹の歌が、時を超えて、この新しいうた祭の場で、これまでのすべてを振り返るような形で披露されたこと、そしてその伏線として他の曲もすべて二重奏でやるという思い切ったセットリスト。すべてがあまりにも美しすぎました。







第三幕 Alstroemeria Records



今回用意されていたのはDJ機材のみ。ということは、もちろんあのサークルしかありえません。


nomicoさん不在?だからなんだっていうんだ!
絶対王者の貫禄、見せつけたり!
クラブ系東方アレンジ最強のサークル!
世界のみのしま率いるAlstroemeria Recordsだ!!!!!




(ん?ステージ上に置かれているのは……? ライトセーバー……?)





POP CULTURE2

うた祭なのにインスト曲?それをやって許されるのがアルレコだ!見届けよ!自機組による圧巻のパフォーマンス!!!

レイマリみょんのアルレココスプレダンサー陣、
ayameさんが霊夢、miho**さんが魔理沙、KI紗さんが妖夢ですね。あの置かれていたライトセーバーを持っての圧巻のパフォーマンス。

にしても!にしても!マジで近い!!!
マジで目の前に博麗霊夢(ayame様)がいるんですよ!!!手を伸ばせば届く距離ですよ!!!あれですよ、With Triangleのインモータル・フィロソフィーパートの「手を伸ばすだけで触れ合える世界」って、そうじゃありません!!!でも!!!!!手を伸ばすだけで触れられます!!!そんな超至近距離で色々ヤバかったですね。



Red Eyes Rabbit  feat. mikicco

開幕の自機組コスも相当なものでしたが、その後にもっと変なやつが来た~!その正体はmikiccoさん、本人曰く雑ーリンのコスプレだそうです。アレをコスプレと言い張る勇気
そんなmikiccoさんですが、歌の実力は間違いなく本物。アルレコ特有のダークな雰囲気はこの曲の原曲が、「お宇佐さまの素い幡」であることを忘れさせるほどでした。これはずっと思っていることなのですが、アルレコって多分一番会場の雰囲気を持っていくのが上手いと思うんですよ。こればっかりはCD音源じゃあわからないですね、本当に会場に行ってこそ真価を発揮すると思います。




Reddbirth  feat. mikicco
シークレットゲストはまさかまさかの魂音泉のK'sさん!いや、たしかに夏コミでkokoromeriaというコラボCD出しましたが、これは本当に予想外でした。実を言うと、僕は最前列なので!!!(クソデカ大声)チラッと影にそれっぽい姿は見えていたんですよ。でも、「いや、さすがに気のせいか~」って流してたんですよね。K'sさんもみのしまさんに負けじと会場のバイブスを上げていきます。

この歌はまだ終わらない

ここからドロップ(ボーカルのないサビのようなものらしい)に入っていくのですが、マジで気持ちよかったですね。




Reassemblage  feat. ayame

そして今度はボーカルとしての登場、我らが(?)ayameさんです。ボーカルとダンスの両立という点では全東方ボーカルの中でトップだと思っています。あと多分体幹が死ぬほど強いと思います。実はって言うほどでもないんですけど、5月の超東方ライブで見て以来マジでayameさんが好きなんですよね。盛り上げつつも落ち着いた雰囲気だとか、表情や表現力、そして脳にささやきかけてくるような歌声。どれをとっても大好きです。




ARROW RAIN  feat. ayame

セプテットのドロップがエグい曲です。この曲に限らずアルレコ最大の魅力はドロップでの脳汁だと思っています。そして、それを代表するのがこのARROW RAINと"もう一曲"。そちらについてはまた後で。
高BPMのこの曲は、聞くもの全てを高速の縦ノリに導きます。そしてセプテットのメロディから繰り広げられるayameさんの歌唱。そこから最高速でドロップに突入していきます。そして1番と2番で異なるリズム感。マジでめちゃくちゃ良い曲の構成していますよねこの曲。実は、この曲は僕の大好きなある曲とかなり近い構成をしています。その曲とは……?





SACRIFICE  feat. ayame

ノンストップで完璧に繋いできました。これがアルレコのライブが最強たる所以です。Minoshimaさんによる圧倒的DJセンス。これによってノンストップでエクスタシーを感じさせたままさらなる絶頂へと導いていくわけですね。

ダンカグにも収録された、最強の脳汁曲です。僕は一時期「脳汁」というプレイリストを作ってこの曲とtrip deeperをブチこんでいました。

んで、んで、この曲もマジで霊夢ayameさんが近い近い!視覚と聴覚の両方をガンガンに刺激されています。


おい!!お前らはSACRIFICE feat.ayameの二番ドロップ前のayameさんの「頭下げて♡」を至近距離で言われたことがあるか!!!???俺はあるぞ!!!!



そしてラスト、DJのみのしまさんもフルスロットルで会場を熱狂の渦に巻き込み、一生分の脳汁を出し尽くしたところでようやくこの曲は終わりました。オーバードーズになりかけましたがギリギリで生き延びました。




Bad Apple!!  feat. 全員

nomicoさんの代表曲どころかアルレコの代表曲どころか東方ボーカルアレンジの代表曲です。ayameさんの言っていた通り、原作についでの必修科目・義務教育です。誰もが一度、いや、何度も通る道。それがあの影絵PVです。ただただ【うp主が見たい】あの雑絵コンテがこのように10年以上続くアルレコ伝説を巻き起こすとは誰も思っていなかったでしょう。
今回はnomicoさんが無念ながらのドクターストップ。そのため最初はてっきりayameさんかmikiccoさんが歌うのかなーと思っていましたが、会場全員の大合唱という超スーパープレイ。ダンサー陣の動きにもよりいっそう気合いが入っていましたね。そして、まさかまさかのMinoshimaさんの大熱唱。歌もさることながら動きがめっちゃ激しかったですね。


そして、音楽が一度止んだ状態での「ロクデナシ」


この瞬間。ほんとにayameさんが目の前にいました。ほら、ちゃんと証拠映像もあります。

これを友人に見せたら「なんなら声聞こえてきてワロタ」って言われました。つまりはそういうことです。







なにはともあれ、nomicoさん前日のドクターストップというアクシデントを全く感じさせない、それどころか逆に利用してしまうという素晴らしい機転を利かせたアルレコサンチーム、その王者たる所以を存分に発揮したのでした。







第四幕 少女理論観測所



いつもの掛け声をする前、幕の下がった状態で、あのベースの音が聞こえてきました。とうとう、とうとう来るのか……!!!

僕は知っています。

このうた祭に懸ける、
あの人の、あのサークルの、
その想いを、その覚悟を、その決意を。

最高のステージで、最高のハッピーエンドを!
ゲームチェンジャー、少女理論観測所!!!


watariさん、バツヲさん、テラさん、咲子さん。出番が後のうきねさんを除いたしょじょろんメンバーの4人が順に登場していきます。4人が顔を見合わせたのち、音楽はフェードアウトしていきます。そして、テラさんが指を鳴らし、高らかに宣言します。


「少女理論観測所へようこそ」


その言葉と共に、再び音楽が流れ始めます。新たな伝説が刻まれる瞬間が、ついに始まりました。



Hollow Masquerade

伝説の第一幕は、空っぽな仮面の舞踏会から始まります。表情豊かなポーカーフェイス、秦こころの亡失のエモーションアレンジです。この曲はほぼほぼ確定でやると思っていました。先日のダンカグライブではテラさんはクークリ枠で参加していて、そのときのギターソロで「ダンカグHollow Masquerade実装ありがとう!(超絶早口)」って言っていましたね。
咲子さんの歌も素晴らしいものです。サビの高音、「ガラス窓」の部分が特にかっこよかったですね。いや~ほんと、こんなカッコいいのにTwitterのIDが@ero_homo_pleaseで個人サークル名が_erhmなのマジで面白いですよね。




壊れた人形のマーチ

仮面舞踏会の後はみんなで行進、しょじょろんの代表曲が続けて来ました。
この曲はセトリ予想の段階でやるかどうかで悩んでいましたがやってくれましたね!森羅万象のあやぽんず*さん、再びの登場です。オーエン×あやぽんず*さんの組み合わせが最強であることは古事記にも多分書かれていたと思います。古来より伝わる、フランドールの二面性を表した曲です。一見可愛く見えるフラン・歌詞・曲調。その全てが実は等しく底知れぬ狂気を抱えています。ですが、今日はうた祭。そんな狂気ですら楽しんでしまえる、年に一度の大宴会!狂気だ恐怖だなんのその、壊れていようが関係ない、ひたすらに行進を続けるのでした。




MC
これに関しては、テラさんがツイートしていたのでそれを見てください

このMCの内容の大体はすでにCD付属のあと語りやしょじょろん放送部、テラさんのTwitterで語られていたのですが、ご家族様のことについては多分この場で初めて言われたと思います。これで泣くなっていう方が無理あると思います。




致死量の夜

そして、このテラさんボーカルの曲ですよ!!東方音サー歌リレーやしょじょろん放送部でも何回かやっているのを確認していたので予習はばっちりでした。この夜、先ほどのMCは完全に全員の致死量を超えていましたね。




魔法少女theory

ついにやってきました、しょじょろん最後のメンバー、うきねさんの登場です。森羅万象の「星降る夜の二重奏」もそうでしたが、実はうた祭コンピレーションアルバム「東方繋々歌」に収録されている曲は会場でずっと流れていたんですよね。というわけで予想通り来ました、魔法少女の百年祭アレンジです。にしてもうき音さんのカッコよさよ!まさかあんな大胆な衣装で来るとは思っていませんでしたよ!ここで僕がうきねさん限界オタクになって語り散らかしてもそれはそれでいいんですが、あくまでライブレポなので、歌中心で書いていきましょうかね。

夢も幻も幽も玄も有限に拓くトポロジー

サビ前のここの歌詞、すごい好きなんですよね。夢も幻も、幽玄も、本来は限りの無い、むしろ無限と言うべき存在です。それが、「有限に拓く」とはどういったことでしょうか。トポロジーとは数学用語で、「位相幾何学」というものです。まあ難しいことは置いておくとして、この数学的概念においては、有限のものが無限になったり、その逆で無限のものが有限になったりします。直線と円のような関係だと思ってもらえればよいでしょう。そのような「thoery」を、言葉遊びも交えつつ表現しているのが凄いですよね。そして、その歌詞に呼応するようにうきねさんが大人らしさあふれるカッコよさで歌い上げます。この「大人っぽくてカッコよい」って感情に語彙を求めています。誰か良い表現があったら教えてください。





そして、再び軽くMCが入ります。



「最強の曲を作ったから聞いてほしい」



あの曲が、やってきます。






ワンルール・ゲームチェンジャー

最強の曲です。マジで最強の曲です。今日この日はこの曲を聞きに来たと言っても過言ではないです。とりあえず僕が以前書いたnoteを貼っておきます。読んでない人はぜひ読んでみてください。

実はこのnoteはCD付属の「あと語り」を聞く前に書いたものなのでその内容は反映されていないのですが、あの「あと語り」を聞いて、テラさんの東方への、うた祭への、チッタへの思いを知ることとなりました。
そして、そのうた祭のために作成した最強の楽曲、いよいよお披露目のときがやってきました。





奥のスクリーンには、銀木犀先生のイラストを、柏森たま。さんとRFさんの二人が命を吹き込んだ、この1か月で何度も見たあの最強のMVが流れ始めました。それと同時に咲子さんの、少し遅れてうきねさんの歌声も聞こえてきました。そして、テラさんによる超高難易度ギターパートが聞こえてくるはずでした。しかし、ここで悲劇が起こります。






テラさんのギターから、
音が聞こえてこないのです。





大変なことになりました。なんと運命は残酷なのでしょう。ここに来てのまさかの機材トラブル発生です。


テラさんはあらゆる原因を模索します。ですが、何度試してもギターは沈黙を貫いています。


あれだけの強い思いを抱えて迎えた、すべてがこもったワンルール・ゲームチェンジャー。それが失敗に終わってしまう、そんなバッドエンドは嫌だ。そんなこと、絶対にあってはならない。テラさんの、しょじょろんの決意はこんなところで途切れたりしないのです。







テラさんは、諦めませんでした。






watariさんは
バツヲさんは
咲子さんは
うきねさんは

テラさんを信じ続けました。








そして、その想いは、確かに繋がったのです!






ギターは音を奏で始めました。ギターソロの始まる少し前、二番のサビのところです。

二番サビが終わり、テラさんはこれまでの分を取り戻すかのごとく、最高のギターソロを奏でています。



あぁ、なんて輝いているんだろう


テラさんのありったけが込められたギターソロ。

落ちサビのしょじょろんメンバーの名前の入ったななせさんの天才的作詞。

「もう一度」

そう強く叫んだあと、世界で一番のラスサビに突入していきます。もう憂いは何もない。全員が、各々の思いを音にして届けるだけです。
ラスサビが終わり、全員でのコーラス。僕も全力で歌います。会場の全員が、その新たな歴史の始まりを感じています。そのまま本当のラストに突入、バツヲさんのベース、watariさんのドラム、そしてテラさんのギター。これらが完全に本領を発揮しています。そして、一瞬の無音ののち、フィニッシュ、スクリーンに映し出されるのは少女理論観測所のロゴマーク。

まさにこれがゲームチェンジャー、新たな伝説が完璧な形でチッタの地に刻まれた瞬間でした。


(ここの部分を書くにあたって以下のブログを参考にさせていただきました。こちらも大変すばらしい内容となっておりますのでぜひお読みになってください)

(僕のnoteが引用されててうれしかったやーつ)



まずなんといってもこの圧倒的高難易度曲を完璧に仕上げてきたことに脱帽です。この曲の難しいであろうポイントは、ただテンポがめちゃくちゃ速いということだけじゃないんですよ。途中で急減速からの急加速のところを全員で合わせるのは至難のワザでしょうし、サビの入りの高速3連符を歌い上げるのもそうとう難しいと思われます。それをCD音源と変わらないどころか凌駕するクオリティでライブに持ち臨んだというのは全メンバーの相当な練習・努力の結晶であると感じました。



僕はこのワンルール・ゲームチェンジャーという曲は、うた祭までで3回の進化をしてきたと思っています。そして、このうた祭で4回目の進化を果たしました。

第一形態がクロスフェードによるサンプル。この時点から最強であったことはnoteにも書きましたね。

第二形態が初期MVの投稿です。映像もさることながら、初めてフルで聞いた時の衝撃は凄まじかったですね。「少女」「理論」「観測」に落ちサビのメンバー5人の名前などの歌詞のギミックや、ラストの無音からのしょじょろんロゴどーーーん!!などです。

第三形態はCD特典のハイレゾ音源ver.ですね。特にギターやベース、ドラムなどのインスト部分がより鮮明に聞こえてきました。

第四形態はMVのHDR(ハイダイナミックレンジ)対応です。光の表現や彩度やらがめちゃくちゃ向上しました。

そして第五形態、それがうた祭・クラブチッタでのワンルール・ゲームチェンジャーです。


しかし、この曲は、しょじょろんは、まだまだこんなものではないと思っています。またいつの日か、この曲の”第六形態”が見られることを楽しみに待っております。





アクシデントも乗り越えて、正真正銘最強のサークルになった、チッタの地に新たな伝説を残した、世界を変えた、幻想を続けた、想いを繋いだ少女理論観測所。その伝説は、新たな歴史の幕開けとなって……





Mary Go, Merry Happy

さあさあさあ、すっかり終わった気分だったでしょう?もうちょとだけ続くんじゃよ。なんたって今日は11月12日。うた祭の日であるのはもちろんですが、同時に「いい秘封」の日でもあります。というわけで、祝福しなければならないでしょう!


秘封倶楽部の二人に、そして、

少女理論観測所の五人に
最高のハッピーエンドを!



Go! Go! Merry Go!
Merry Happy, Let's Go!

Go!! Go!! Merry Go!!
Merry Happy, Let's Go!!

Go!!! Go!!! Merry Go!!!
Merry Happy, Let's Go!!!




少女理論観測所は、惜しまれつつもステージを去っていきます。新たに生み出された伝説に、ありったけの声援を送られながら。







もうちょっとだけしょじょろんについて

少女理論観測所はゲームチェンジャー、僕は今までそう言ってきましたが具体的にどういったゲームチェンジを見せてくれるのかはわかりませんでした。ですが、このうた祭で僕なりの解釈が見つかりました。

テラさんはかつて、クークリや石鹸屋といった、往年のレジェンドに憧れて東方の世界に入っていきました。そして、ついに夢が叶い、チッタの地にてレジェンドたちと同じステージに立つことができました。

夢を叶えたテラさんは、いつしか夢を与える側に回っていました。過去の世代から、新しい世代への継承。地球に生命が誕生したときから今この日まで、命が連綿と続いているのと同じように、東方の、「幻想〈ゆめ〉は続く」のです。

ワンルール・ゲームチェンジャーでは、「幻想〈ゆめ〉は続く」ことに対して「世界〈ゲーム〉は変わる」と歌われています。すなわち、これは、東方という世界の「継承」を生み出した。そういった意味での「ゲームチェンジャー」だと考えます。

レジェンドたちにあこがれたテラさんが、やがては新たなレジェンドとなり、それを見たいつかのキッズが夢を叶え、再びレジェンドになっていく。 これってまさにうた祭のテーマ、「繋ぐ、繋がる、東方」だと思うんですよね。この「繋ぐ、繋がる」が失われない限り、少なくとも神主が東方を作り続けているうちは、もしかしたらその後ですら、東方は無限に続いていくでしょう。

これが、これこそが、少女理論観測所というサークルが、東方という世界の「ゲームチェンジャーになる」ということの意味だと考えました。











第五幕 幽閉サテライト



幽閉サテライトについてはこの前のワンマンで感情をグチャグチャにされましたが、今回は純粋に全力で楽しませるセットリストで来ましたね。
(ワンマンの様子はこちらのnoteで)




色は匂えど散りぬるを

まずはボーカル二人そろっておなじみの曲ですね、ぶっちゃけ幽閉に関してはもはやすべてがおなじみとさえ言えるかもしれませんが。前回のワンマンではライブ版だと若干音程の変わる「枯れ行く命よ儚く強くあれ 無慈悲で優しい時のように」に”総て”を破壊されましたが、今回はなんとか耐えることができました。

にしても、にしても!!!近い!!!!!最初はMarciaさんも兎明さんも中央にいたのですが、瞳の輝きまでバッチリ見える距離でしたね。





今、誰が為のかがり火へ

ボーカルは兎明さん、無限とも形容できるほどの声のノビ・ハリを持つ方です。あくまでメインは東方妖怪小町、不死の煙の方がサポートに徹する形となっています。上記ワンマンライブで幻想症候群についての感想を述べたのですが、同じような構図ですね。

大きな炎も、最初は小さい
気付いたなら燈してゆこう

今でこそなんだかんだ普通に生きている妹紅ですが、東方の作中の中でもトップクラスに壮絶な人生を歩んでおります。蓬莱の薬を飲んですぐ後の妹紅は、間違いなく「弱い」存在だったでしょう。ですが、様々な過酷を乗り越えて、見違えるほど「強く」なりました。ここで言う「強い」、「弱い」は戦闘力の話ではありません。もっと精神的な話です。
まあとにかく、あれだけ壮絶な過去を背負ってる妹紅が迷いの竹林を道案内したり、プリズムリバーのライブに行ったりしてるのいいよな~ってだけです。話がそれましたね。とにかく、この曲はそんな妹紅の愛しさについても表現されています。MV中で少し照れながらチルノや大妖精と一緒にいるの、ほんとに可愛いと思うんですよね。皆さんもそう思うでしょう。






穢れなきユーフォリア

ボーカルはMarciaさん、可愛さ、力強さ、お茶目さ、美しさとやらモロモロを兼ね備えた、現在の幽閉サテライトの顔と言っても過言ではない方です。この曲についてはワンマンのnoteの中でも紹介しております。偶像とかいう最強の原曲を、幽閉サテライトの圧倒的美しさで綴った、一点の瑕もなき偶像(アイドル)アレンジです。Marciaさんの透き通った歌声はその美学を継承しています。この曲の強いポイントはBメロだと思っています。原曲ではイントロの次の部分、デッデッデデデの部分を美しくまとめているのですが、ここでペンライトを振るの、マジで楽しいんですよね。ペンライト振っててどの曲が一番楽しかったかと聞かれたら、たぶんこの曲のこの部分って答えると思います。




泡沫、哀のまほろば

どうやらボーカルは交互に切り替わっていくスタイルのようです。というわけで、再び兎明さんです。またもや不死の煙がサポートで使われてる曲ですね。まあ曲の説明は必要ないでしょう。兎明さんの力強い歌唱がこの曲に合わないはずがありません。あとは実はこの曲もサビの入り性癖定期曲なんですよ、これに関しては音楽的にもそうなんですが、幻想万華鏡MVで霊夢と魔理沙が対面するところとの音ハメがめちゃくちゃ好きでしてね……





濡れた髪に触れられた時

幽閉バンド曲最強との呼び声もある、”濡れ髪”が来ました。二番以降でベースが変わったりするのとかギターソロだとか、幽閉バンドがその強さを遺憾なく発揮する曲です。ところでこれはワンマンのときからずっと思っていたんですけど、Marciaさんって歌っている際に全く声も音程もブレないんですよね。あの小さな体のどこにそれだけの体力が隠されているのやら……







月に叢雲華に風
ラストはもちろんこの曲です。色は匂へど散りぬるをから始まり、月に叢雲華に風で締める、実に幽閉らしい構成でしょう。前回の幽閉樂祭およびワンマンと決定的に異なる事、それは声出しが可能であるという点です。今も昔も変わらずに、幻想万華鏡のMVの前で声を出している、それがこのチッタという特別な地で行える。前回のワンマンで果たせなかった思いを声としてぶつけるのでした。


「も!う!もく!」









senyaさんが向こうの世界に帰ってから、はやくも1か月が経とうとしています。ご覧になりましたでしょうか?あなたがともに歩んできた仲間は、最高の舞台で、最高の音を奏でてくれました。










第六幕 石鹸屋


先ほどの幽閉の美しさ・華々しさとは打って変わって、男たちの泥臭さ・力強さがてんこ盛りのサークル、石鹸屋のお出ましだ!!!!さあ皆の者、声出す準備はできているかい!?なんと今回秀三さんはいつもの咲夜ではなく紅魔館の門番・紅美鈴のコスで登場だ!!!


id恋し、いと恋し

声出しが可能となれば、この曲をやらないわけにはいかないでしょう!みんなで叫んだぜ!

id恋しいと恋し 言葉でお願い!!!
id恋しいと恋し 言葉でお願い!!!

秀三さんもガチで近かったな~もうガン見しながらずっと叫んでいましたよ。最後の
「ハイハイハイハイ!」
まで全力、声を出してやりました!




さっきゅんライト

マッジでガキのころずっと聞いてたやつが来たぞ~。この咲夜が美鈴の髪を好き勝手いじくるやつを何度見たことか!ここでもまだまだ叫んだぜ!!

瀟洒!瀟洒!瀟洒!瀟洒!
瀟洒!瀟洒!瀟洒!瀟洒!
瀟洒!瀟洒!瀟洒!瀟洒!
瀟洒!瀟洒!瀟洒!瀟洒!

それと、この曲は特にドラムのHellnianさんが激しかったです。バチが折れんばかりのパワーでかき鳴らしていたのが印象的でした。





東方萃夢想 ~saigetu~

ここはちょっと変わってしっとりと、東方萃夢想(原作名)から、東方萃夢想(原曲名)アレンジ、東方萃夢想(石鹸屋)です。もともと砕月が好きな僕なので、東方萃夢想(原曲)も当然好きです。ここでのこの曲、めちゃくちゃ沁みますね……






EX妖魔疾走【百鬼夜行の大行進】

この曲も昔っからよくきいてたな~気になって調べてみたんですけど、この曲が出たのって2005年なんですね、実に17年前。僕が小学生になるより前からあった曲。これはもう実質的に石鹸屋が僕のランドセルと言ってもよいのでは???(マジで意味わからん)






ってゐ!〜えいえんてゐVer〜

ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!ってゐ!

一生分のってゐ!を叫んでやりました。スネちゃまログインしたザマスとかも昔はよくやってたな……

んで、この曲の特にアツいのがカゴメカゴメの所だと思うんですよ。いったん演奏が止み、全員で声だけでの大合唱。これをずっとやりたかったんだ……






巡るHarvest

その流れでさらに叫ばせるやつが来ました。ってゐ!の時点でだいぶ喉はイカれかけていましたが、こんなところでは終われない!最後まで叫びきりました。


「Harvest!Harvest! ライラーララー!」








石鹸屋、めちゃくちゃ叫びましたね、確実にここまでで一番叫んでいます。本当に声出しができてよかったです。実を言うと、石鹸屋で相当体力を使ったようで、すでに体中が悲鳴を上げていました。ですが、体はキツくとも、心はずっと楽しかったです。石鹸屋ってこれをずっとやり続けていたんですね、そりゃ終幕直後に見知ったオタクが発狂するわけだ…….

追記:そんな発狂してたオタクが発狂しているnoteを書きました。発狂と理性回復の緩急がめちゃくちゃおもろいんで読んでみてください。








最終幕 COOL&CREATE



もちろんトリを飾るのは生ける伝説、我らがクークリです。ドラムにまこっちゃんさん、ベースにムーさん、キーボードに狐夢想さん、ギターにテラさん、DJにまろんさん、そしてボーカルはビートまりお!!!!最強of最強の布陣です。



リスペク風神

ゆっくり射命丸が徐々に大きくなりながら、親の声より聞いた合成音声が、メンバーの紹介をしていきます。そして、全員でのカウントダウンで会場をブチ上げたのち、地球一番の東方風神録リスペクト曲が始まりました。この曲を皆で歌えることの幸せよ… 静葉、穣子、雛、にとり、椛、早苗、神奈子、諏訪子、そして射命丸。皆が風神録に登場する妖怪と神の名を叫びました。それにしても、まりおさんってマジですごい人なんですよね。普段があんなのなんで忘れがちですが、黎明期より東方二次創作界隈を牽引してきた、間違いなく最強の男です。誰もが憧れたその人が、今、このチッタで、目の前にいるのです。夢ではありません、現実です。




最速最高シャッターガール

リスペク風神を射命丸で締めたのち、最速最高のやつは来ました。

最速!最高!最速!最高!

ちなみに僕は詳しいことは存じ上げないのですが、この曲、途中のキーボードソロで狐夢想さんがレトロスペクティブ京都を演奏していました。これは少女ファインダーという狐夢想さんと秀三さんのレトロスペクティブ京都アレンジに由来しているとかなんとか……





マツヨイナイトバグ(game size)

ダンカグライブの直後に夜好ころろさんによるMVが投稿され、あっという間に10万、20万、30万再生を突破した(現在46万!?)、ダンカグを代表する曲の一つです。ここではダンカグに合わせてゲームサイズのショートバージョンでしたね。激しく動き回るリグルと同じように、僕たちも声を上げ、飛び続けました。





天弓天華オトハナビ

コロナ禍でイベントが開催できない中で生まれた最強のコンピレーションアルバム、東方オトハナビの表題曲、天弓天華オトハナビです。この曲はまりおさんもそうですが、まろんさんの本気が伺い知れるものとなっております。DJスキルを遺憾なく発揮し、古の昆布出汁からの、インターネットサバイバーでおなじみ、「インターネットがやめらんなぁ~い」を踏まえつつ、ギターのテラさんにバトンタッチ!特にまろんさんとテラさんのこの二人は、どちらもまりおさん達にあこがれて東方の世界に入ったと言っており、同い年でもある二人のコンビネーションは新時代の幕開けを感じさせます。テラさんの超絶ギターテクによりナイツなどを演奏したのち、バトンは再びまりおさんに戻っていきました。

なにがあっても どこへいっても
虹は続いていく東方

コロナ禍を耐え忍び、やっとの思いでたどり着いた声出しアリのうた祭、まさにこの曲のこの歌詞が、すべてを代弁しているでしょう。




Thank you 感謝!

無主への供物を捧げたあとは、この世界を創った神主へ、ありったけの感謝を。この曲の前に、参加者全員がそれぞれ自由に神主への思いを伝えるというものがあったのですが、本当に全員が思い思いのことを叫んでいたのが良かったですね。
僕は「デザイアドライブが最強の音楽だぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!」って叫ばせていただきました。





Help me, ERINNNNNN!!

全ての東方キッズが一度は夢見る、ライブ会場での( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん! とうとう僕の夢が叶うときが来ました。そうです、僕の夢が叶ったのですが、それ以上のことが起きてしまいました。

Help me, ERINNNNNN!!の、もはや親といっても過言ではない前奏のドラム。それに合わせて会場の全員が、「ハイ!ハイ!」と声を出します。僕も最前列中央で思いっきり声を張り上げていました。まりおさんはさらに会場を盛り上げようと、どんどん煽りを繰り返します。まりおさんがステージを闊歩しながら煽る煽る、それに呼応するように会場のボルテージはどんどん上がっていきました。そして中央に戻ってきたまりおさん、煽りをまだやめず、声が聞こえないぞーのポーズ。


負けてたまるか


僕はさらに声を張り上げます。


奇跡は、そこで起こります。




最初、僕は何が起こったのか全く理解できませんでした。





なんと!あの!ビート!まりお!さんが!マイクを!僕に!差し出してきたのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







一瞬、気を失いかけましたが、なんとか意識を呼び戻し、僕は今日一番の声で叫びます。





「ハイ!!!!!!!!!!!!
ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!」





僕の全身全霊は、無事に届いたようです。まりおさんが笑顔を向けたのを僕はしっかりとこの目に焼き付けています。


そして、会場のボルテージが最高潮に達したところで、いよいよ本当に始まります。月の賢者・八意永琳の名前をただひたすらに叫び続ける、最高に低俗な、最高にイカれた、聞くものすべてを少年にし、叫ぶものすべてをキッズにする、最高の宴、始まりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!


( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!





すごい、これが僕の夢見た場所か……!

老若男女、全国各地(なんなら海外勢も)ありとあらゆる東方を愛した人々が、一同に会して腕を振り上げています。ここまでの大人数が全員同じ信念を共有し、同じことばを叫び、同じように腕を振りかざす。これほどの一体感、あの時刻の世界中、どこを探しても見当たらないでしょう。あの夜、世界で最もアツい場所は間違いなくクラブ・チッタだったでしょう!






そして、奇跡は二度起こる








( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!
( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!



えーりんの中でも最もイカれたパート、おっぱい連呼ゾーンに突入しました。普段下ネタが苦手な僕も、今日この日、この瞬間だけは完全に羞恥心を捨てました。そして……









なんと!本日二度目!!!まりおさんが!!!!再び!!!僕に!!!マイクを!!!!差し出しました!!!!








今度は何も迷いません、ただ己の欲望をさらけ出すだけです。喉は枯れかけ、右腕はとっくに攣っていましたし、右ふくらはぎもそろそろ限界を迎えそうでした。ですが、最後まで死力を尽くしました。今日一番、いや、この人生一番の声で、僕は、チッタいっぱいに叫びました。








おっぱい!!!!!!おっぱい!!!!!!!!




追記:ここのパートの映像きちゃ!おっぱいおっぱい、聞いていってくれや〜




本当の最後 廻れ幻想フェスティバル


えーりんが終わった直後、無事に右ふくらはぎも攣りました。ギリギリセーフって感じでしたね。いやぁ~、マイク差し出されたタイミングで攣らなくて本当に良かったです、危うく一人のオタクの狂行によってライブを台無しにするところでした。なんとか間のMC中に座って足を延ばして回復しました。そして、しっかり間に合わせました。

アンコール、廻れ幻想フェスティバル、スタートです!



この曲はイノライによってつくられた、新たなうた祭テーマソングです。あらかじめ手拍子練習動画が挙げられていましたが、ものすごいEXボスたちの原曲キメラでカッコよかったですね。ところで、手拍子練習動画を聞いていて、こう思った方はいないでしょうか?


「あの賑やかな市場は今どこへ」は今どこへ?


そう、原曲リストに挙げられているはずの「あの賑やかな市場は今どこへ」が、動画内のどこを聞いても存在しないのです。さらに言えば、あの動画でのcheluceさんの歌唱はあくまでも仮のものであるという話がありました。さあ、それの答えがこれです。



最高の宴の最高のフィナーレ!
全サークル参加!
完全フルバージョンの!
廻れ幻想フェスティバル!




出演した全サークルが集まった、最高の楽曲です。イノライでもまだやったことのないナチチェルのデュエットをやったかと思えば、秀三さん×まりおさんの元祖最強タッグ。Marciaさんとayameさんが、うきねさんとあよさんが一緒にうたうなど、もうマジでなんでもアリです。正直誰が歌っているのかも全然覚えられていません。ですが、これでよいのです。

この曲、まだ二番以降は公開されていないのですが、一か所だけ鮮明に覚えている歌詞があります。二番サビ、秘神マターラに合わせて、


一年に一度の大宴会


そうです、一年に一度の大宴会です。楽しければなんだっていいんです。もうこっちだって全力で楽しんでやろうじゃないの!だって見てください!ステージのどこを見ても憧れの人たちがいるんですよ!憧れの人たちが、ここまで紡いできた最高の舞台!







怪物と聖人をその身に宿し
大宴会の幕開けを飾った








最高の二重奏を奏で上げ
星降る夜に煌めいた









逆境も難なく跳ね除け
全てを白と黒に染め上げた









幻想が続くことを信じぬき
最高のハッピーエンドを迎えた









枯れゆく命に想い馳せ
新たな道を歩み始めた








月の果てまで飛び跳ねて
全員の少年心を呼び覚ました









最高にイカれた最高の曲で
ゲーム外のもう一つの幻想郷の復活を果たした










イノライが

森羅万象が

Alstroemeria Recordsが

少女理論観測所が

幽閉サテライトが

石鹸屋が

COOL&CREATEが



その全てが一つのステージに立っているのです!まさに大宴会!こんなに楽しいことがあっていいんでしょうか!?!?!?!こんなにも、こんなにも素敵な場が、この瞬間、このチッタには存在しているのです!!!




そして、曲の方はラスサビに入っていきます。
いつのまにかテラさんもマイクを握りしめていました。
間違いなく今回の主役だったテラさんおよび少女理論観測所、




あなたたちが憧れたのと同じ景色を、
僕たちは今、見届けています!!!!




楽しい時間もいつかは終わりが来るもの。最高の終幕を迎えた博麗神社うた祭、幕が徐々に下がっていきます。

最後の最後、もう姿が隠れ始めているときになっても、感謝の声は鳴りやみません。そして、本当に、本当に最後。ステージが完全に隠れる直前。





少女理論観測所は

確かにこちらを見つめ、手を振っていました。








終わりに

博麗神社うた祭のレポートを勝手に書かせていただきました。もしかしたら演出など間違っている箇所があったかもしれませんが、まあ許してください。ちなみに最後のしょじょろんファンサですが、その後のTwitterでどうやら勘違いオタクではなかったことが判明しました。お前らよ、これが最前列中央の特権じゃ!(軽率にケンカを売っていくスタイル)なんならNachiさんにもcheluceさんにもMarciaさんにもバッチリ見られてたらしいぞ!やったね!!!


さあ、すっかり長くなってしまいましたね、気づいたらとんでもない量になってしまったので余計なことは言わずにさっさと終わりましょう。

それでは改めて、

全ての東方に関わる人々に感謝を込めて!

人生で最高の一日でした!
本当に!ありがとうございました!!!!




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