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人生ってまっすぐな道だけじゃなくない?もっと道草しよう。                パートナー/Cafe Michikusaさん(前編)

Focus&Journeyには、コミュニティの参加者さんに対して、力になってくださったり、専門的な相談や質問をしたい時にお繋ぎできるプロフェッショナルが10社ほどいらっしゃいます。
今回は、そんなプロフェッショナルのお一人、埼玉県東大宮にある、カフェMICHIKUSAの安藤つかささんにお話を伺いました。

あんでぃさん(安藤さんの愛称)には、カフェをやりたい人にキッチンを貸していただいたり、お菓子を販売させていただいたり、何かやりたい人に場所をご提供いただいたり。
様々な場面で、Focus&Journeyがお力をお借りしています。

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【プロフィール】

安藤つかさ(あんでぃ) 帯広市出身
合同会社こたつ代表
大学卒業後、フリーランスを経て2018年に夫婦で会社を設立。2019年5月東大宮(埼玉県)にカフェMICHIKUSAをオープン。人気メニューは自家製の無水カレー。カフェの他にも、愛と想像力、デザインの力を使って、数々の心地よい空間を創り出している。心豊かな時間を過ごせる場づくりが得意なクリエイター。

☕️カフェMICHIKUSA 
埼玉県さいたま市見沼区東大宮6-29-11
11:00-16:00 不定休
電源・wifiあり 駐車場なし
HP:https://cotatsullc.com/
Instagram: https://www.instagram.com/michikusa_saitama


みんなもっと人生の道草をしようよ

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ウィリアム・モリスの壁紙とガラスのランプ。赤いベルベットのソファーに木のテーブル。レトロな雰囲気がとても素敵なカフェです。
この場所は、元は15年くらい前からのカラオケスナックだったそう。 元々あったソファやアーチ型の入り口、昔ながらの間取りなど、レトロな雰囲気を活かして照明や小物を揃えられたとのこと。

── MICHIKUSAという店名には、どんな想いが込められているのですか。

あんでぃさん:「カフェ MICHIKUSA(みちくさ)という名前は、『人生の道草しましょう』っていうのがコンセ プトなんです。人生って、真っ直ぐな道だけじゃなくない?って思うんですよね。

よく成功者の人が、こういう原体験があって、こうでああでああでって言う、(今につながる)真っ直 ぐな道を説明してるんだけど、絶対そんな訳ではないはずなんです。

紆余曲折あって振り返ってみると、あれとこれが繋がって一本になってるだけであって。 でも、そういう話聞いちゃうと、『一気通貫しなきゃダメなのかな?』『寄り道とか道草って、しちゃ ダメじゃない?』みたいになりがちだと思うんですよね。でもそういう考えって息苦しいし、道草はネガティヴなものじゃないから、みんなもっと人生の道草しようよって思って」

『カフェやりたい』自分たちでやってみたい

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*お食事メニューは基本あんでぃさんの担当とのこと。こちらは本日のランチ。

丁寧に盛り付けられたことがわかるランチプレートやパスタ、手作りのチーズケーキ。 どのメニューも、見た目はもちろん味もちゃんと美味しくて、心が満たされるメニューであることが 写真からも伝わってきて、カフェ好きの私がすごく好きな感じです。

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── きっかけは、奥様が『カフェやりたい』とおっしゃったことがはじまりだとか。前はそれぞれ何をやっていらしたんですか?

あんでぃさん:「元々僕は、大学を卒業してそのままフリーランスに。最初は占いから始まって、全国で個人セッ ションや講演会をやってました。そこから色々訳あってデザイナーに転身しました」

── 占い師?!意外な経歴にびっくりです。

奥様は元々作業療法士をされていて、その後、飲食店の立ち上げや人材研修に関わるお仕事をされたご経験があるそう。 あんでぃさん自身もデザインの仕事で複数店舗の立ち上げに関わって来られたとのこと。

あんでぃさん:「元々お互い領域は違うけど、飲食店の立ち上げにたまたま関わる経験が多くて。妻の『カフェやりたい』は、唐突だったけど、よくよく考えたらそりゃそうだよねって。
お店の立ち上げを間近で見ていたからこそ、自分だったらこういうお店つくってみたいなという、自分たちでやってみたい気持ちが、次第に膨れ上がっていったタイミングだったんです」

大切な人、好きな人と、一個一個丁寧に

カフェに先立って2018年にご夫婦で設立した会社は、「合同会社こたつ」こたつを囲むように、みんなで一緒に温かくチャレンジしたいという想いから名付けられています。アル ファベット表記はCOTATSU。COには、一緒にという英語の意味もあるそう。

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*こたつさんのコンセプトは「あなたと一緒に」


あんでぃさんは高校時代、期末試験の前になると、放課後学校や図書館で友達同士みんなで得意な 教科を教え合うことをずっとやっていたそう。


あんでぃさん:「英語得意だけど国語苦手な人や、反対の人もいて。僕、それがすごく大好きで、大きな敵をみんなでやっつける感覚で。期末試験って個人戦じゃなくて実は団体戦なんだって思って」

ところが、社会人になった途端にずっと個人戦だなと気づいたそうです。

あんでぃさん:「(フリーで仕事をしているから特に)個人で仕事取ってくるし、全部個人の責任。誰かと何かやるのってあんまないな。もっとこたつ囲むように、一個のテーブル囲むように、みんなであの時みたいに、教えあったりし て何か一緒にやりたいなと思って、こたつっていう旗を掲げてるんです」

 みんなで一緒にがキーワード。カフェも自社事業として運営されているその他の店舗(菓子工房・ サロン・多目的スペース)も、「一緒にここで何かやろう」というシェア機能を大事にしているとのこと。

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あんでぃさん:「大切な人、好きな人と、一個一個丁寧にやっていきたいなと思ってて。そんな理由で僕はパートナーと呼んでるんです。

何をするにしても、そこに愛はあるのか?を自問自答していて。愛を持って接することができる人と一緒にやりたい。僕らも愛を感じる人と一緒にやりたいと思ってて」

今回、Focus&Journeyに協力しようと思ってくださった理由も、そんな想いからだそう。

後編へ続く →→

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