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私はすべての女性を応援しています!

こんにちは、シングルワーママのいっしーです。

今日はちょっと真面目なお話をさせてください。

私はかつて「母子自立支援員」という仕事をしていました。
DV被害にあっている女性、デートDVの被害者、自らのアルコール中毒、
パチンコ中毒などの依存症、精神疾患などなどの相談を受け、その状況に合わせて
具体的に支援をしていく仕事でした。

彼女たちが語る日々の暮らしは、まるで悪夢のドラマのような、いいえドラマ以上に衝撃的なものでした。

夫の元から逃げなくてはならない深刻なケースは
それまでの人生のほぼ全ての持ち物を捨てなくてはなりません。
本当にほぼ全て。

名前は偽名にします。
全く縁のない土地に引っ越します。
子どもは転校、友だちとはサヨナラもできずに突然お別れです。
洋服、靴、はもちろん、ランドセル、通知表
などはもっていけません。

多くの場合、お金も持ってない。
夫に管理されてて、自分のお金はほとんど持ってないことが多いです。

あと友だちもいないことが多い。夫に管理され、社会から孤立してきました。
仕事をすることも許されない。
そんなパターンが少なくないです。

持ち物は、自分と子どもの身体とわずかな荷物だけ。

本当に究極の「断捨離」です。

普通に食べること、寝ること、笑うこと、話すこと、
ができない生活
、だった。

「異常」なことが「普通」の生活をしてきたから
「普通」って何かわからなくなってしまう。

でもね、

彼女たちはそんな中でも必死にマジメに生きようとしてきたんです。

自分が悲惨な状況なのに、子どもを守らなきゃいけない、
自分自身も守れてないのに、です。

私は、彼女たちと接する中で、「女」の、「母親」の根底にある
強さ、マジメさを見てきました。

だから、

私は、すべての女性の応援をしたいと今でも思っています。


そして、若い女性には絶対にデートDVにはあってほしくないです。
もし、ちょっと気になる友だちがいたら、その人は自分からは
言わないですから、早めに話を聞いてあげてみてください。
で、すぐに相談窓口に相談させるか、連れていってあげてください。

この本が参考になります。図書館にもあると思うから、借りて読んでみてね。

DVかなぁ、と少しでも思ったら、眠れない、食べれない、そうなったら
迷いなく自分が住んでる自治体の
相談窓口に相談してください。

「異常」が「普通」になると相談する気力もなくなってきます。

女性相談員はプロです、親身になって話を聞いてくれます、安心して相談してくださいね。大丈夫、助けてくれる人がいっぱいいます。




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