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人生初めての一人旅行

新卒の会社をクビ同然の状態になって退社するまでの話。


当時、知恵も知識もなく純粋な気持ちで過ごしてきた自分は
あることに、気が付きました。

「有給溜まりすぎている。3年しかいないのに」


昔は、有給を取得するのも上司の許可が必要です。
学生時代のアルバイト先の年配の正社員さんからは

「有給休暇は、男の勲章だ!!使うわけないだろう!」

ということを真に受けていた。

使わないこと=当然 という刷り込みがされていました。
もちろん、3年間使っていなかったです。

(昔の常識は恐ろしい)


会社の最後の誠意で、有給の消化と、3月末での退職の了承をいただきましたが、何をしようかを考えたときに、ふと思ったことがありました。

「一人で、旅行に行ったことがない。」


卒業旅行もせず、ずっとバイトしていたし、そういうことをやりたいと思っていなかった馬鹿な自分。これを機会に沖縄の那覇に行くことに。


荷造りしたり、チケットとったり、ホテルは高いからゲストハウスを予約して、5日くらいの日程で計画したと記憶している。


だけど、何かをやりたいという気持ちはなく、ただ、現実から離れて自分自身を考えたいという気持ちが大きかった。


実際に5日はあっという間に過ぎたけど、何かを発見したとか、いい景色だったとか、そういうことは特になかったけど、自分の中で沖縄はあっていた。人は優しかったし、陽のエネルギーを持った街だった。


そんな感じで、一人旅はあっけらかんと終了したが

地元に帰った時に、大きな気づきがあった。



いままで、こんな楽しいことをやったことがなかった。」
「もっと早く気が付けばよかった。」


初めて、一人で旅行することがこんなに楽しいということがわかった。

仕事が忙しいから、お金かかるから、特にやりたいわけじゃないからやっていなかった。

けど、飛行機のチケットの取り方、ゲストハウスという安宿があること、ノープランで行動するメリット、旅先のトラブル、やらないとわからないし他人と話すことの重要性を感じた。

その時の出来事がお酒の席のすべらない話になることだってある。

ちなみに、この旅行から一か月後には、京都も旅行した
初めて一人で新幹線に乗った。

初めてだったので、改札でひっかかったのはよい思い出です。
今でもやりますw。

「世の中は楽しみを見つけたもの勝ち」

これがきっかけで、旅行は趣味となった。
これが発展して、別の趣味との組み合わせにもなったけど。

今はコロナでなかなかやりにくい。早く旅行行きたいな。
ちなみに、海外は怖いので国内限定です。



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