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「お前、使えねえな」の本当の意味

自分は、子供の時から現在までやることなすことすべて不器用な人間です。効率的に考えることも苦手だし、理解力もそんなに高くありません。

だから、器用に立ち振る舞ったり仕事を効率よく簡単に進められる人をみるとすごくうらやましかったです。

でも、逆に器用になんとなく立ち振る舞われる人は、不器用な人間の気持ちがわからないので自然と上から目線になります。
(今は不器用な自分を誇りに思っています。)

これは同期とか年齢が同じ人間関係でも同じ、周りよりも先に評価されたり、営業の成績が周りよりもよいと必ず浮かれるし天狗にもなります。
自分はそうなったことはありませんが、物事がうまくいったり、結果がでると自分も浮かれるだろうなと予測できてしまう単純な人間です。

フリーターの時代にも、すごく起用に立ち振る舞われる容量のいい先輩がいましたが、お手本のごとく口が悪すぎた。失敗するとすぐにマウントとってくるしマウントを取ってくるときはこちらが何かしらをやらかしたときと決まっている。絶対に逃げられない状態になったときにそういうことをやってきます。

そんなときに仕事が全然覚えが悪かった時に言われたセリフがあります。


「お前、使えねえな。」


社会人でも、必ず言われた人がいると思います。言われた側からするとこれほど悔しい言葉はありません。今この時代にいったらパワハラ確定のセリフ。(当時はよく耐えていたな)

でも、実はこの言葉は別の意味に変換することができます。


「お前をマネージメントすることが俺はできません」


当時はフリーターで、仕事ではこの人に敵うわけではなかったので、社会人復帰に向けて別の部分を伸ばそうと思っていました。そのときに読んでいた本の中に書いてあった言葉。その本は忘れてしまったけど、的を得ているなと感心しました。

最初は、「自分は役に立たない」という意味だと勝手に言葉の意味を解釈していました。でも、この別の意味に変換したときに、先輩の言葉が実は逃げの言葉であることに気が付かされました。

上司のように部下をマネージメントする側に立ったら絶対に言ってはいけない言葉です。上に立つ人間は特に。この言葉を言ってしまったら
マネージメントの仕事には付けないし、できないということ。

だけど、それを正論で言ってしまっても馬の耳に念仏状態。だからこういうときは

「何も言わず、勘違いしつづけるように無視する。」

これが本人にとって一番の薬です。

気づくチャンスを、見逃していることに気が付かない。
言われた人は、無視してこう思ってください。

上の立場に立ってたら、マネージメントできませんと自分から宣言している人」


今の所属している会社には、こういうことを言う人は一人もいないです。なぜなら自分の実力をさらけ出してしまうし、その意味が分かっているから。
(もちろんパワハラ確定なので社内の相談室に通報されます。)

言葉の本当の意味を知ると、怖い人が馬鹿にみえてしまいます。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しネガティブになり申し訳ないです。

foagura





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