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古典×現代2020ー時空を超える日本のアート

に行ってきました。

いつもカフェが賑わっている国立新美術館ですが、時期もありほとんど人がおらずかなり静かでいままでとは違う空間のように感じました。

コンセプトは公式サイトから引用すると

故きをたずね、新しきを知る。
現代美術といにしえの美術を組み合わせ、日本のアートの魅力を新たな視点で見つめ直します。 江戸時代以前の名品と、8人の現代作家たちの作品をペアにしてご紹介する本展では、主題や造形の類似はもちろん先達から得た着想や、誰もが知る名品とそのパロディ、古典作品を取り込んだインスタレーションなど時空を超えたアートの対話が繰り広げられます。 出品総点数は古典と現代あわせて約200点。古今の美術をつなぐ豊かな水脈をご覧下さい。

とのことで、

の日本美術版というイメージです。

感じたこと

花鳥画として展示されていた市川其融《四季草花虫図》が、歴代マイベスト東洋画でした。

1枚の絵の中に四季の花や虫がすべて描かれているというもので、四季という日本の美がつまった作品だなと感じました。ぱっとみは違和感のない普通の綺麗な作品ですが、実はありえない空想的な要素が詰まっているというコンセプトも素敵だなと思います。四季の同じ場所の作品をコラージュするとか面白そう?

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仏像×田根剛の展示は日光菩薩と月光菩薩、そして時間とともに変化する光と音により神秘的な空間が生まれていました。陰翳礼讃、闇の中でこそより一層輝く黄金の仏像に、後光のようにも感じた光が指すことで自然と手を合わせ祈りを捧げたくなる気持ちになりました。

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