石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか

に行ってきました。

感じたこと

新卒で入社した資生堂の入社面接で「お茶汲みではなく男性と同じ仕事と待遇を」と主張したというエピソードが紹介されていますが、当時の状況を鑑みるとそれは本当に勇気が必要な偉大な一歩だったのだと思います。

印象に残っているのは2点

一つ目はマイルス・デイヴィスのアルバムアートワークの資料に残されていたメモで、「この質感が表現できていなければ意味がない」というもの。

明確なビジョンとそれを実現するための徹底したこだわりはクリエイティブをディレクションする人に最も大切な素養だと感じました。

もう一つはシルク・ドゥ・ソレイユの映像。サーカス衣装という性質上単に奇抜なデザインであれば良いというわけではなく、運動性能など機能的な面も求められる中で、しかもサーカス未経験のチームでそれをやり遂げたというのが彼女の非凡さを物語っていると思いました。


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