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現役美大生の今年みてよかったアート7選

この記事は株式会社Boulderのアドベントカレンダー24日目の記事です

BoulderではCPOとしてプロダクトづくりに奔走していますが、もう一つの顔として武蔵野美術大学の通信課程に在籍しています。

そんなこともあり日常的に美術館に行くなどアートに触れる機会が多かった自分の今年みて良かった作品を紹介します。

ちなみに今までみた作品の感想はすべてnoteに書いてマガジンの形でまとめています。

1.ブタペスト展

なんとなく時代背景などを踏まえて絵をみるということを考えだしたころに行った展示です。
また、このときからポストカードを買い集めるようになりました(サムネは今や壁いっぱいになっている様子)。
一番のお気に入りはマティアス・ウィトースに帰属《風景の中の花束》です。

2. 窓展:窓をめぐるアートと建築の旅

キュレーターってすごい!となった展示会。
古今東西の作品を「窓」という切り口でまとめ上げる編集力は美術館の真髄だなと思いました。

3.古典×現代2020ー時空を超える日本のアート

とにかく七川其融《四季草花虫図》が好き。
まだ記事にできていないですが最近

を観てきて、市川其融も属する琳派の源流を知れてさらに好きになりました。

4. 落合陽一「未知への追憶-イメージと物質||計算機と自然||質量への憧憬-」

色彩と質感がドンピシャ。自分が撮ってる写真で最近のものは結構影響をうけていると思います。

5.STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ

自分がアートにハマったきっかけは直島を訪れた際に見た「家プロジェクト」《Sea of Time ’98》で、宮島達男さんの作品に再会でき、当時の「すごいけどなんもわからん!」から少しは成長できたなと感じました。

6.ピーター・ドイク展

作品一つ一つに物語があり、自分の感じたことの言語化ももっともできた作品です。

7. 芥川(間所)沙織《花》

今年の2月に開催されたSBIアートオークションで落札した作品です。
アート自体を買うのが初めてで、しかもオークション。落札の瞬間のアドレナリンがすごかったです。
家に届いてからはデスクからすぐ見える位置に飾り、ボーッとするときはこの絵を眺めていました。
そこから1年、次はオークションに出品するという新体験をしています(2021年1月のオークションに出品予定)。
手元からは離れてしまいますが、間違いなく自分を成長させてくれた作品でした。

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今年は途中美術館の休館もありましたが、それでもたくさんの作品をみることができました。
知識も大切ですが、それ以上に自分の感性を大切に来年もアートを楽しんでいきたいです。

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