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妄想トレーダー日記17回「指原莉乃は巨大ブーメランになす術もなし?」

偶然にしてはでき過ぎの感もある。さしこ、こと指原莉乃さんがピンチである。松本人志さんの件について「8年前とか関係ない」と切り捨てたのは爽快だった。けど、まさか巨大なブーメランになって返ってくるとは。夢にも思っていなかっただろう、きっと。

あれは2014年の頃、「HKT48のおでかけ!」なんて番組があった。指原さんの相方は、フットボールアワーの後藤氏。他局でもタッグを組んでいたわけで、よほど相性がいいのだろう。あ、そうそう、さしこが卒業だったか、何かでポスターを作る時、「ララランド」を文字って「ラララスト」みたいなパロディーをやっていた。そのポスターに写っていたのも確か後藤氏だった。

それはそれとして、当番組における指原さんの振る舞いが問題になっている。10年前の件を何をいまさら。って、切り捨てられないのは、松ちゃんの件があるから。内容は、まあ、ググればいっぱい出てくる。私が印象に残っていたのって、後輩の子の顔を口でハムハム(歯を立てずにパクパクする行為)していた姿。

さしこ曰く、かわいさ余って行為に及んでしまうらしい。それを見逃すわけもないツッコミの名手・後藤氏。指原ハラスメント、略して「サシハラ」や、うまいツッコミを入れていた。見ている私も当時は微笑ましく感じていたのだが…。

時は経ち、ジャニーズの問題が明るみになった今、振り返ると少し怖い。当時から売れっ子だった指原さんの行為をイヤと拒絶できるわけもない13歳。ジャニさんに重ねるとぴったりとハマる。う〜ん。どこかの書き込みに「当時はイヤでしたと彼女(被害者とされる子)たちが言ったらどうしますか?」なんてのがあった。確かに。

思えば、公共の電波でこれを流していたのだ。ずいぶんとユルい時代だったのだなと思う。私も含め、なんだけど、決定的に欠けていたのはハラスメントを受ける子たちの気持ちを考える想像力だ。面白いからやってしまえで、流してしまったのだろうけど、当事者たちがどう思っていたのか。それは当事者にしか分からない。ハラスメントのあり方と、この国で有名になるメリット、そんなのを考え出すと時間がいくらあっても足りないな。

あ、エルフの森をプレイする時間が減ってしまう。



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