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【線維筋痛症患者の人生】病気を患いながら2人目を妊娠出産するAさん

Aさんは現在30歳(2022年現在)
独身時には介護の仕事しており27歳で結婚し式の4ヶ月後には第一子出産している。育児に悩み、その他様々なストレスが重なり、病院に行って検査しても原因不明と言われるばかり。

我慢できない痛みや自律神経症状。ドクターショッピングしたり自分でも調べて線維筋痛症じゃないかと疑った。線維筋痛症を診れる病院を調べ自ら受診した。

様々な検査で異常がない事や症状から線維筋痛症、慢性疲労症候群と診断受ける。出産から2年後の時だった。

Aさんは一度きりの人生諦めたくない気持ちから2人目の妊活に踏み切った。不妊治療をする中で人工授精2回目で妊娠した。期間としては一年足らず。独身の頃に貯めたお金を人工受精に使った。

線維筋痛症と言う病気は頑張って治療しても治る病気じゃない。効果的な治療も医療費の支援もなく死にたいと何度も思うくらい絶望する生き地獄。身体障害者手帳も却下された。身体的な支援は受けれない。周りの友人たちの妊娠出産が羨ましいとさえ思うこともある。

【服薬してる薬】

妊娠前に薬の副作用に苦しんだ経験がある。ミルク育児にしても副作用で赤ちゃんのお世話できなくなるといけないし、ほどよく妥協できる薬が見つかるかは不安が大きい。しかし注射治療をすると赤ちゃん待たせ過ぎる事にもなる。

現在、無事に臨月迎えている。予定日も近くなり前駆陣痛もきている。産後の赤ちゃんを連れての病院通いや治療に対する不安は大きい。大変になると分かってるけど子供の存在が自分の生きる理由になる。役所や周りの助けにも頼りながら乗り越えていきたいと思っている。

●最後に…
Aさんが妊娠を希望している頃から知っている。人工授精が成功したと聞いた時は自分の事のように嬉しかった。ただ線維筋痛症患者の育児は想像を絶する大変さであるのは経験済で心配である。どうか頼れる所に頼ってAさんらしい育児をして欲しい。心から応援している。

●追記、無事に出産されました!一先ずは安心。も、線維筋痛症患者の育児は本当に大変です。無理せずにいて欲しいですが、それが無理なのは重々承知です。心から精一杯のエールを送っています。


以上がAさんの体験談です。線維筋痛症患者の妊娠出産育児に関する情報は少ないので少しでもお役に立てたら幸いです。
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