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1ヶ月で31回配信。元女子大生ラジオDJの"アキバ系サブカルお姉さん"こと、「さきとん」のライバー論【17ライバー・女優・ラジオDJ/大谷咲子】

ライバーコミュニティ「LaLa」(※1)に所属する17ライバーを取材する連載インタビュー。ラジオDJから始まり、ライバーとして活躍の幅を広げる「さきとん」こと大谷咲子に迫る。

子どもの頃から読書が大好き、超インドア派だった。

インタビュアー(以下、イ):さきとんさんは、幼少期はどんな子どもでしたか?

さきとん:家でずっと本を読んでましたね…。外で遊ぶようなアクティブなことは嫌いでした(笑)
お父さんが本を毎週のように買ってくれました。本はたくさん読もうねって言ってくれて。「わかったさんのアップルパイ」っていう本が特にお気に入りでした。あとはおじいちゃんがゲーマーだった影響で弟とファミコンするのも好きでしたね。とにかくお家で過ごすのが好きでした。

今も本を読むのは大好きで、ビジネス書を中心に色々読みます。あと雑学が好きで、電車も好きだから「JR中央線の謎学」って本がお気に入りです(笑)なんで中央線が通ってるのかみたいな雑学がたくさん描いてて楽しいんですよね。

考えすぎちゃう、ややこしい性格だと思う。でも、これ!と決めたことはなんでもやりきる。

インタビュアー(以下、イ):自分のことをどんな性格だと思いますか?

さきとん:すごくややこしいと思います…。ファンの人も褒め方が難しいと思っていると思うなぁ。相手の言葉を深く受け止め過ぎて傷ついちゃう時があって。

例えばメイクは趣味で大好きなんで、化粧薄いって言われると傷ついちゃう。でもそれって私がメイクが薄いまま配信しちゃったせいだなぁって後から反省しました。
努力をなかったことにされると傷つくんです。努力したねって言われたいわけでもないけど、頑張ってることを否定されたくなくて。

あと、めちゃめちゃツイッタラーです(笑)エゴサもめっちゃするし、嬉しい投稿だったらいいねやリプもします。息を吸うようにツイッターしてますね。

あと、夢中になったらとにかくやる。子どもの頃から自分が納得いくまでやらないと気が済まない性格で。

先日の17ライブの配信は31日間だったんです。変態ですよね(笑)

人と比べられることがすごく嫌いだから、自分自身は比べないでおこうって思うのに、自分には何が足りないんだろうっていつも考えてしまうんです。私は今までなにやってたんだろうって責め過ぎちゃうんですよね。

だから自分がやると決めたことはとことんやるようにしています。周りとか親の意見も聞こえなくなるくらい。

自分の可能性を、得意な「お喋り」で広げようと思った。

イ:ライブ配信を始めたきっかけは何ですか?

さきとん:お喋りを武器にしたことが何かしたくて。お話するのが大好きだから。自分のことをもっとたくさんの人に知ってもらいたかったし、チャンスをつかみにいくつもりで、始めようと思いました。

私、自分の人生は、やりたいことをとにかく全部やりたいんです。

だから普段、表に出る芸能関係のお仕事の他に裏方のお仕事をすることもあります。例えばイベントの物販とか。それも、お金のためというよりは自分が好きだからやっています。舞台に出るお芝居のお仕事も、ライバーも、裏方も、全部好きなこと、全部やりたいことなんです。

イ:ライブ配信の好きなところはどこですか?

さきとん:観てくれている人のリアクションや応援が形となって見えるところです。学生の頃からラジオDJのお仕事をしていますが、ラジオは観てくれている人の反応がわからないので、その点、ライブ配信はリアルタイムで面白いなと思います。嫌なものが見えちゃうこともあるけど(笑)
私も他の人の配信を観に行くことがあるんですが、コメントを拾ってもらえたらやっぱり嬉しいなって思います。

イ:自分のどんなところがライブ配信に向いていると思いますか?

お喋りが好きなところです。とにかく喋るのが好き。私のライブ配信は聞いてくれてる人がラジオみたいにかけっぱなしにできちゃうくらい、一人でずっと話してます。

顔が可愛い人はたくさんいるし、若い人もどんどん出てくる。地道に配信頑張っててもすぐに抜かれちゃうこともあります。それが悔しかったり、悩んだりすることもあるんですけど、見てくれている人を大切にしながら「お喋りが好きだ」っていう強みを活かして、私にしかできない配信を続けようと思います。

イ:自分の配信を見てもらうためにどんな努力をしましたか?

さきとん:やっぱり初めは全然増えなかったので、自分と同じような趣味の人の配信を観に行って、そこで挨拶させてもらったり、その配信者さんを観に来てる人の配信に遊びに行ったり、新規の人がたまたま来てくれたら絶対必ず話しかけるようにしています。ただ「来てくれてありがとう」と伝えるだけじゃなく、自分の共通点を見つけて話しかけています。

あと、新しい人が来てくれたときには、前に来てくれたときのことを覚えるようにしています。例えばアイコンとか。まだ来てくれている人数が少ないからできているのかもしれないけど、現状800人くらい来ていて実践できています。

イ:「LaLa」のサポートを受けて変わったことはありますか?

さきとん:配信を始めた最初の頃からサポートしてもらっているので変わったことではないかもしれませんが、どんな人が、どれくらい見てくれてるかとかを正確にしてもらえるから、配信のための分析ができるのですごく嬉しいです。

自分の配信を反省するときに、第三者目線での分析をもらうことは大切だと思うので、助かっています。

この人みたいになりたい、と思ってもらえたら嬉しいな。

イ:ライバーとしての目標はありますか?

さきとん:私、もうアラフォーで、以前に「アラフォーでライバーなんてやっているの?」と笑われたことがあるんです。

見てくれている人がいる以上、私は配信したいと思うし年齢なんて関係ないって言えるようになりたいです。だから、大袈裟なことを言うと、この人みたいになりたい!って思われたい。年齢を理由に諦めなくていいんだって思ってもらえるように頑張りたいです。
あとは、イベント(17ライブ内のイベント)とかでちゃんと勝てるようになりたい。特に6月は自分の誕生日なので、壁イベントを本気でやりたいと思っています。誕生日のリアルイベントを実施する予定なので、そこに向かって5月はもっとたくさんの人に見てもらえるように努力しようと思っています。ツイッターのフォロワーさんにもライブ配信にも見にきてもらえたら嬉しいなぁ…!

(ライター/@mtmtchiii)

(※1)LaLa:ライブ配信を専門にプロデュースするライバーライツ株式会社が運営するライバー育成コミュニティー。

ライバー育成コミュニティ「LaLa」は、ライブ配信者(ライバー)が活動を行う際に必要となる、様々な支援を行う目的で設立されたコミュニティです。

ライブ配信番組や企業CMなどの出演案件の紹介や、大手芸能事務所や番組制作会社も参加するライバー交流会、ファンレターの受け取りが可能となる住所貸出などのサービスを提供しており、登録は無料です。

また「VIP会員」になると、専属コンサルタントがマンツーマンでファン数・ギフト数の数字分析から企画運用まで行う「運用サポート制度」と、元世界No.1ライバー「あーるちゃん」が配信者としての育成を行う「パフォーマー育成制度」の2つの制度が無料で提供されます。さらに、配信設備整った豪華スタジオでの特別配信の権利なども取得することができます。

■大谷咲子(おおたにさきこ)

大学在学中の2005年10月、ABCミュージック21(ABCラジオ)でDJデビューした。その他、イベントの司会やモデル活動、女優業、ライバーなどもおこなっている。

・SNSアカウント
Twitter:https://twitter.com/sakiton69
Instagram:https://www.instagram.com/sakiton69/

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