おにぎりを3個買ったらおしぼりが2個入っていた話。
新幹線で移動する日のことでした。
移動時間はおよそ半日ほどあったので、僕は新幹線に乗る前にとあるおにぎり屋でおにぎりを3個買いました。
そして、新幹線に乗り込み一息。
そろそろおにぎりを食べようと思って中身を取り出そうとしたところ…
なんとおしぼりが2個入っていました!!!
これは感動してしまいました…。
めちゃくちゃ思いやりのある接客だなぁと思ったんです。
なぜかというと、
僕がおにぎりを買おうとした時、店員さんは、
・お土産を持ってる上でおにぎりを買うから新幹線に乗るだろう。
・お客さん(僕)はパッと見細身だから、1食で3個も食べないかもな。
・今は朝ごはんでも昼ごはんでもない時間帯だな。
・だとしたら、2回に分けておにぎりを食べるかもな。
・それなら、おしぼりを2個入れておこう。
たぶん、こういう思考が一瞬で回っておしぼりを2個入れてくれたんだと思います。
ものすごい思いやりだなぁと、深々と思いました。激しくリピーターになりたいと思いました。
もし、あの時「マニュアルだから」と思考停止してどんなお客さんに対してもおしぼりを1個入れていたら、満足度が減って、リピーターも減ってしまうと思うんです。
お客さんに満足してもらうには、やはり、お客さんの顔を見て、何を考えていそうか思考を巡らして、あらゆるケースを考え、1番満足度が高くなりそうな方法を取る。これだなと思いました。
おしぼりの数から「思いやり」について考えさせられる話でした。
-------P.S.-------
ネット上には「ユーザー目線」というカッコいい言葉がありますが、つまり「思いやり」があるかどうかだと思います。
それは僕が経験したような、リアルでの、対面での相手に対して思いやりがないと、どんなプロダクトを作っても「ユーザー目線」で仕事はできないんじゃないか、と思いました。
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