見出し画像

【サッカー】部活にサッカー好きはいるのか?


新型コロナウイルス感染症の猛威が近づき、私の学校がある自治体では、

練習試合禁止

が決まりました。都内では感染症対策のために、このような対策をとる自治体が何個もあるようです。チームスポーツを行うサッカー部にとっては、かなり痛手。

練習試合を行うはずの週末が、練習に変わり、生徒のモチベーションだだ下がり…。なかなか練習に身が入らない…。

ちょっと待てよ。

サッカーができなくなったわけではないし、むしろ、練習は自分たちの課題を改善できるいいチャンスだろう!

なのに、なぜ練習に身が入らないのか?


きっと、その答えは

生徒らがサッカーをする理由にあると思っている。

私が思う生徒がサッカーをする理由は
① 試合で勝つため
② 部の目標を達成するため
③ サッカーが好きだから
④ サッカーが上手くなりたいから

①をサッカーをする理由にしていた生徒は、練習試合のない部活動がつまらないと感じ、②を理由にしていた生徒は、練習試合がなくなったことに消失感を感じるだろう。

その反面、③をサッカーをする理由にしていた生徒は試合がないことをそこまで悲観的には捉えないだろうし、④を理由にしていた生徒は練習試合がなくなろうともモチベーションは持続されるはずである。

上手くなりたいからという④の理由はマズローの5段階欲求でいう"自己実現欲求"にあたる。自己実現欲求が成長欲求と呼ばれることも頷ける。

①と②を否定的に記してしまったが、私はサッカーをする理由として、①〜④のどれもが正解だと思う。

ただ、③、④が欠けている選手はモチベーションが持続しないことがあるということを理解しなければならない。

サッカーをやる理由、あるいは部活動をやる理由の第一優先が

サッカーが上手くなりたいから

というサッカー少年を育てていきたい。

さあ、サッカー少年を育てるため、どのような練習メニューを組むか、どのようなミーティングをするか、どのように言葉かけをするか。それが私の当面の課題になるのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?