エヴァーグレイス【PS2 全タイトルレビュー】#21
発売日: 2000年4月27日
ジャンル: アクションRPG
発売機種: PlayStation 2
開発・発売元: フロム・ソフトウェア
概要
「エヴァーグレイス」は、フロム・ソフトウェアが開発したアクションRPGで、PS2の初期タイトルの一つです。プレイヤーは異世界に飛ばされた2人の主人公を操作し、呪いの烙印を巡る冒険に挑みます。ゲームは装備の変更によってキャラクターの見た目が変わる「コーディネートRPG」として知られています。
特徴
コーディネートシステム: 装備した武器や防具がキャラクターの見た目に反映されるシステムが採用されており、これが戦略や謎解きに影響を与えます。
パルミラパワー: 武器や防具には「パルミラパワー」が設定されており、使用することで消耗し、0になると性能が大幅に低下します。定期的な修理が必要です。
アクションゲージ: ダッシュや攻撃にアクションゲージを消費し、ゲージがなくなると動作が制限されます。消費したゲージは徐々に回復します。
良い点
美麗なグラフィック: PS2の性能を活かした美麗なグラフィックが高評価を得ています。
装備による戦略性: 装備の変更が戦略に大きく影響し、プレイヤーが自分のプレイスタイルに合わせてカスタマイズできます。
悪い点
複雑なシステム: パルミラパワーや頻繁な装備変更が煩雑に感じられることがあり、スムーズなプレイを妨げる要因となっています。
ストーリーの難解さ: ストーリーが複雑で理解しにくいとの意見が多く、クリア後も満足感を得にくいと感じるプレイヤーがいます。
操作性とテンポ: 操作性に難があり、テンポの悪さが指摘されています。また、落下即死などの理不尽な死因もストレス要因となっています。
総評
「エヴァーグレイス」は、その美麗なグラフィックと独自のコーディネートシステムで注目されましたが、煩雑なシステムやストーリーの難解さが評価を分ける要因となっています。アクションRPGとしての基本的な楽しさはありますが、システムやストーリーに対する不満も多く、万人向けとは言えない作品です。
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