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PROTECT:医療現場にフェイスガードを届けよう!

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東北大学未来型医療創造卓越大学院でつちかった医療現場の課題の探索と3Dプリンターに精通した有志のメンバーが集い、新型コロナウイルス感染症の治療現場で真に必要なニーズを探索して、3…
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記事一覧

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう! ①: PROTECT背景

【起】ぼくらが医療現場にフェイスガードをとどける PROTECTプロジェクトをはじめたわけ ■新型コロナウイルス感染症の状況 中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日本国内で初めての感染者を出した2020年1月以降、国内の感染者は日に日に増加し、4月後半では感染者数は1万人を目の前とし重症患者も231人(4/20時点)まで上っていました。海外のひっ迫した状況を耳にして、医療現場では医療資源の枯渇が日に日に現実の懸念となり始めていました。感染症で

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう!②: PROTECT始動!

【承】真に医療現場に役立つ製品を届けたい! 誰のために、どんな課題を解決するのか? ■誰の、どのような課題を解決するのか その頃すでに、いくつかのコミュニティーから3Dプリンター製品の提供が開始されていました。しかし我々は、「そもそも、このフェイスガードを製作することで、誰の、どのような課題を解決することになるのだろうか?」という基本から議論を始めました。  いちがいに新型コロナウイルス感染症のためのフェイスガードといっても、その使用場所は、保健所、行政のPCR検査場、

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう!③: PROTECT医療現場探索チーム

【承】 医療現場探索チームの取り組み医療資源の不足について情報収集を行い 医療現場のニーズを探索しよう!  今回は東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム・PROTECTプロジェクトにおいて、医療現場探索チームがプロジェクト開始からどのような役割を担い、具体的にどのような活動を行ってきたのかについてご紹介します。 ■チームの発足と役割について  医療現場探索チームは、医療現場におけるニーズを探索する目的で発足しました。東北大学病院や宮城県内の病院・行政と連絡を取り合う

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう! ④: PROTECT製作ラボPart1

【承】 製作ラボの取り組み Part1 フェイスガードフレーム編 匠の技を生かし 医療従事者が安全で快適に診療を行うための 製品を設計・製作する ■製作ラボの役割 「PROTECT」プロジェクト製作ラボは、合い言葉「Be 職人」を旗印として、工学的知見を有するメンバーの経験と技術を生かして、医療現場探索チームが探索したニーズとフィードバックによる医療現場の声を、フェイスガードの製品の「かたち」に反映させる役割を担っています。 ■用語解説 フェイスガードはフレーム部とシ

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう!⑥: PROTECTフィードバックセンター

【承】 フィードバックセンターの取り組み 真に役立つフェイスガードを届けるために 新型コロナウィルス感染症治療の医療現場の声を聞こう はじめに 私たちの活動に興味をもってくださり、ありがとうございます!この章でフィードバックセンターのとりくみについて紹介させていただきます。 チームの発足と役割  フィードバックセンターは、PROTECTプロジェクトで製作したフェイスガードに対して、実際に使用した方々からフィードバックをもらうことを目的として創設されました。  いくら現

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう!⑦: PROTECT物流センター

【承】 物流センターの取り組み利用価値のある医療資材を 円滑に、そして安全に医療現場に届るために  プロジェクトのキックオフからいよいよチームに分かれての活動が始まりました。この記事では、我々、物流センターの活動を紹介します! 〇チームの発足と役割  フェイスガードを製作したら、医療資源が不足している医療現場へ届けなければなりません。しかし、ただ出来たものを病院に送りつけていては、かえって迷惑になることもありえます。 そこで、考慮すべき点は ・実際に医療現場でどれ

コロナ禍で、医療現場に真に役立つフェイスガードを届けよう!⑧: PROTECT連携hub

【承】 連携hubの取り組みチーム間の連携を円滑につなぎ 各分野の匠の人材の強みを最大限に活用する!  私たちのプロジェクトに興味を持ってくださっている皆さん、こんにちは!この記事では、私たち連携hubの活動を詳しく紹介したいと思います! チームの発足と役割 その名のとおり、連携hubは「連携」の「ハブ」となるチームです。 「連携」という視点からPROTECTの大きな特徴を挙げると、 ・多様なバックグラウンドをもつメンバーが参加していること ・複数のチームに分かれて活