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【FaMil通信#56】オンライン化で需要増加!自社スタジオ構築の事例をご紹介!

こんにちは!株式会社FaMilです。

最近、オフィスにスタジオを作る企業が増えているのはご存知でしょうか?

会議のオンライン化が普及したことと同様、集会や研修もオンラインで行う企業も珍しくはなくなりました。そうした企業がより良い撮影環境を求め、自社のスタジオを持ち始めているのです。

FaMilでも先日、ある企業様のスタジオ構築をお手伝いさせていただきました!今回は、そのスタジオを作るに至った経緯や導入した機器についてご紹介いたします!

ご紹介する企業様について
業種:金融業
設置したオフィスの所在地:東京都内
保有している自社スタジオ:なし(今回が初)
スタジオを使用する主な部署:営業部、人事部、総務部

1.自社スタジオを作ったきっかけとは?

きっかけは働き方の見直しからでした。

テレワーク化を推進し、固定席を減らしていく中で、
あるオフィスに余剰スペースができることが判明。

空いたスペースの有効活用+生産性向上の策はないものか?

テレワークの普及により、販売代理店への商品説明用や、
社内の研修用などの動画制作が増えている。
また、動画は社内外のコミュニケーションの活性化や
社員のモチベーションの向上にも有効
であり、積極的に活用したい。

これからの動画制作や配信のために、より良い環境を作りたい!

自社スタジオの設置を決定。

完成したスタジオはこちら!どんな思いで作られたスタジオかご説明していきます。

どんなスタジオが理想か?

理想のスタジオ像を明確化するために、独自のヒアリングシートを用いて、利用する部門の方々にスタジオでこれからしたいこと期待することについてお聞きしました。
これらの結果からも、自社スタジオの需要が高いことが良く分かりますね!

これからしたいこと
動画の撮影、編集、ライブ配信
・4名程度が登壇しての撮影
何を撮影するか
・社員向けの研修動画(営業研修や社内設備の説明など)
・社員インタビュー
・表彰式等のセレモニー
・販売代理店向けの商品説明動画
・採用の説明会
撮影頻度
・営業部(頻度:高/ほぼ毎日)
・人事部(頻度:中/隔週1回程度)
・総務部(頻度:高/週1回程度)
自社スタジオに期待すること
・バストアップでは臨場感が無いため、全身映る画角で撮影
・高いクオリティの動画撮影・配信(テロップ・背景合成など)
・セットアップや操作性の簡易さ
・編集スペースの確保
・内部が見えるオープンなデザイン

2. 今回作ったスタジオのポイント

設計的なポイント

公開収録も可能にするため、ガラス張りのオープンな設えにしました!
スタジオの周りには、観覧する人が座れる席を用意しています。

スタジオの周りを囲むように観覧用の席がレイアウトされています!


2面ガラス張りなので、とても解放感があります!
また、ガラス面にはカーテンも設置しているので、外部から見せない仕様にも対応可能です。
観覧用の席は、普段はミーティングやソロワークで使用されています!

そして、スタジオを設計する上で一番気にしなければいけないのは”音”です!スタジオ内部の音声が外に漏れてもNGですし、外部の音が内部に伝わってもNGです。また、音声が反響するのも良くないため、以下で対策をしました。

・壁面のガラスは遮音性能に優れた二重ガラスを採用
・天井に吸音性能に優れた素材を採用
・壁面のカーテンで吸音性能をよりアップ

登壇者の前には返しのモニターを設置。配信の状況を目の前で確認しながら進行できます!

また、グリーンバックを使わない時でも、背景が寂しくないように、装飾品や間接照明を組み込んだ棚を作っています!
背景が寂しいと動画のクオリティが下がって見えてしまうので、ここは非常に重要なポイントです。ちなみに某報道番組をイメージしてデザインしました(笑)

機能的なポイント

「配信機材のセットアップが面倒…」や「どんな人でも簡易に操作できるといいな…」という懸念事項に対しては、電音エンジニアリング株式会社Quick Liveを採用することで解決しました!

Quick Liveとは、気軽に高品質なWeb配信ができる電音エンジニアリングオリジナルのシステムです。
簡単に移動できるキャスター付きのワゴンに、配信に必要な機材を搭載。オフィスの様々な場所からライブ配信が可能です。

電音エンジニアリングのサイトより引用

撮影・映像合成・録画に使うスイッチャー等、必要な機材が全て搭載されているので、1からセットアップする手間が省け、すぐにスタジオを使うことができるのが魅力です。
これさえあれば動画制作の準備が整ってしまうので、スモールスタートでスタジオを作ってみたいという企業様には持ってこいの商品ですね!

セット内容と設置イメージ(QL-L60PRの場合)
画像引用:電音エンジニアリングサイトより

3. 最後に

いかがでしたでしょうか?

今回のスタジオですが、完成後は連日多くの方々にお使いいただいているようです!

自社でスタジオを構えることは、外部スタジオのレンタル費用を抑えたり、情報漏洩などの面で安心できたりとメリットも多いので、動画撮影の頻度が多い企業様は検討してみてはいかがでしょうか?

もちろん、もっと小規模なスタジオのご相談もお受けできますので、お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはコチラ⇒https://www.famil-inc.jp/

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