AVIutl：ドット絵ムービーを作るためのあれこれ

FMIC7743

2024年6月26日 00:44

～今回は動画です。～

0.健音テイ嬢のお誕生日は6月19日でございます

御存知の通りニコニコ動画がダウンしているので今の所YouTubeにしか動画がないです

今回はムービーのほぼ全てをドット絵アニメーションで作りました。なんかそういう気分だったためです。実際ちまちまと動かすのは楽しいしちまちま動いているのを見るとかわいい。

……で、「ドット絵」を扱う上で避けて通れないのが「綺麗なエッジを保ったまま拡大する」ことなんですよ
これまでにこのnoteでも何度か書いていますね。

（Illustratorでベクタデータ化し、印刷物などで扱いやすくする）

（Photoshopのスマートオブジェクトで悲しみを産まないための設定）

今回は主にAVIutlの話です。とにかく拡大した時にボケないようにしたい。

1.ドット絵素材を作る

動画のプロジェクトファイルを640x360（16:9）で作り、一番上のレイヤーに「画角を4：3にする.png」という力技にもほどがある素材画像を乗せてアスペクト比を強引に調整しています。

Q.なんでわざわざこんなことを……
A.動画の中で画角を変える演出があるので。余談ですが私はこの"動画の中でアス比を変える"演出が結構好きで過去に何度か使ったことがあり、大抵はこの「画角を4：3にする」でどうにかしています。どうにもならんときはマスクエフェクトとか使う。

恋愛映画には興味がなさそうなピコやん歌手音ピコと渦音さん渦音ヒト
3人あわせて渦音Pレギュラーメンバー

各種ペイントソフトで頑張ってください。私は例によってAzPainter2を使っています。
ペイントソフトで打つドット絵については割愛しますが、今回はMikuMikuDance＋MikuMikuEffectで作った素材も併用しました。

Dot（ドット絵風になったら良いなエフェクト）

ビームマンのエフェクト置き場 - atwiki（アットウィキ）

名前通りのエフェクトです。パレット（細長いpng画像）を指定し、近似色で減色しながらドット絵にするエフェクトです。これを適用していくつか素材をつくりました。

stage1.x（MMD同梱ステージ）は書き出した動画をそのまま使っていますが、ほかはほぼすべて描き直しました。具体的には1フレームずつ手修正を……。絶対数が少なかったのでまだなんとか。

通学路：MMD上ではアタリとして無関係なモデルを置いていました。つまりキャラクター部分は全部描き直しです。

ミラーボール：背景を透過するため

ミラーボール自体はローポリの円→頂点をバラバラにしてスフィアマップを適用すれば割とすぐつくれます
「地球儀風ミラーボール」は歌詞にちなんだネタ

映画のシーン：VRoidで作ったモデルを使っていたんですが、口がドット絵部分に反映されなかったのとなんとなく目力が弱かったので……。ちなみに映画館の客席は客席だけMMDから書き出してキャラクター部分は手書きです。

CarmVTR

「音ゲー風ゲーム動画作成支援ツール」。
シミュレーションソフトではなく、音楽に合わせてノーツが動いたりコンボ数が増えたりする"ゲーム風の動画"を作るのに特化したツールです。
デフォルトで色々なゲームっぽい設定が用意されているほかに独自定義（画像や文字の表示される座標やフォント）を書くことができるのでこれで"ドット絵のDDR風画面"を……
実は結構前に作っていたので素材をちょっと書き直すだけですみました。

Q.ほんとうになんで動画で音ゲーをやってるの？
A.趣味です。私の。
と言いつつ1999年はbeatmania IIDX(2月26日)・GUITARFREAKS(2月16日)＆drummania(7月10日)が稼働した年であり、（pop'n musicとDanceDanceRevolutionは前年1998年）
DDR2ndMIXがまさしく社会現象を巻き起こしていた頃……なのでそういう繋がりということでいいですか？（今考えた）

こうして作られた素材をAVIutlに読み込ませます。