Looker Studioの今後のアップデート
こんにちは、けんです。7月後半ごろに重要なアップデートの情報が入ってきました。今回は、Looker Studioの今後のアップデートについてお話しします。
今の時代の流れに沿った改善だと思います。早く使えるようになってほしいところです。期待を込めて解説していきますね。
1. ExcelとLooker Studioの接続
Looker Studioがついにエクセルファイルとの直接接続をサポートします。
これは多くのユーザーが待ち望んでいた機能かと思います。
自分はスプレッドシートが大好きだから、ふーんというところもあるけど、企業内での使用を前提とするなら、このアップデートで利用の幅が広がることでしょう。
普段Excelを使用している方には、導入支援の障壁が少し下がったようには感じました。
主な特徴
最大ファイルサイズ:100MB
サポートされる最大列数:10,000列
ローカルExcelファイルのみ対応(Office 365のオンラインファイルは非対応)
マクロとExcelピボットテーブルは非対応
この機能により、以下のようなメリットが生まれます。
主なメリット
スプレッドシートへの転記が不要に
データ取得の自動化プロセスに変化の可能性
無料でExcelファイルを読み込み、共有できる唯一のプラットフォームに
現在はプレビュー段階のため、利用できるユーザーは限られています。
私のアカウントにもまだ反映されていませんが、今後の展開が楽しみですね。詳細はこちらでも確認できます。
2. Geminiの統合
もう一つのニュースは、Looker Studio ProにGeminiが搭載されることです。Google Workspaceへの統合に続き、この動きは自然な流れだと言えるでしょう。
主な機能
会話型分析(分析結果の抽出)
プロンプトによるレポートとグラフの自動生成
Google スライドでの注釈付きレポート自動作成
計算フィールドの数式アシスタント
個人的には、計算フィールドの数式アシスタントが非常に便利になると予想しています。同じツール内でAIアシスタントが利用できるのは、作業効率を大幅に向上させるでしょう。
またGoogle スライドの作成もクリック1つでできるようになると会議の資料作成等の時間が短縮できるようになると思います。
これでトリガー機能がついたら、すごいことになるな。
ただし、これはPro版の機能となるため、一般ユーザーがすぐに利用するようになるかは不明です。無料版で特に不自由がないと思うので。
むしろ、無料版のオプションとしてくれる方が使いやすいんじゃないかとも思うけど。
今後の展望
BIツールとAIの統合は、今後ますます加速していくでしょう。プロンプトだけでグラフやレポートが自動生成される時代が近づいています。
このような変化の中で、私たちに求められるスキルも変わっていきます。レポート作成の前段階、つまり要件定義や目的の明確化、対象者の特定などがより重要になってくるでしょう。
業務フローの可視化やフレームワークを用いた現状分析など、レポート作成前の思考プロセスにより多くの時間を割く必要も出てきそうです。
これらのアップデートについて、今後も新しい情報が入り次第、皆さまにお届けしていきます。Looker Studioの進化がどうなるか楽しみですね。
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