見出し画像

(ネタバレ注意)SF映画「ルーパー」

俺がお前でお前が俺で!
いやぁ、これはめちゃ面白かった。
タイムトラベル物の中でもシリアスな類。
全ての役者に拍手を贈りたい。
特に、子役の演技…スゴい。

脚本も素晴らしかった。
あまり行き過ぎず、リアルに良い具合な近未来なのも◎。
30年後って、ちょうど良いよね。

これはアクションやSFのスパイスが効いているが、「自分だけの人生」を守っていたひとりの男が、人間的な成長をしていく感動的な物語。

最初は時空を超えたクライムサスペンスかと思って観ていたから、徐々に物語に変化が見えてきて驚いたし、ちゃんとした伏線の回収もあって、しっかりした構造の上で安心して楽しめた感があった。

それにしても。
彼が「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=レヴィットとは。

あとは豆知識だが。
「タイムトラベル」は、機械やシステムを使って移動するもので。
「タイムリープ」は自身の能力を使って移動する。
「タイムスリップ」は偶発的な事故で移動する。
と言うように分かれているそうだ。
なるほどー!