2023年春節期間の映画の興行収入は、前年比112%! トップ3映画をご紹介!

国家映画局のデータによると、2023年春節(大晦日から正月六日、1月21日から27日)の興行収入は、67億5800万元(約1317億8100万円)で前年比11.89%増、映画入場者数は1億2900万人で前年比13.16%増、国内映画の興行が99.22%を占めている。

春節期間に公開された6作品の累計興行収入は、「満江紅」が26億600万元(約508億1700万円)、「流浪地球2」が21億6400万元(421億9800万円)、「熊出没・伴我熊芯」7億4800万元(約145億8600万円)、「無名」4億9300万元(約96億1350万円)、「深海」3億5900万元(70億50万円)、「交換人生」2億9000万元(56億5500万円)である。

年間総興行収入は、2023年1月27日時点、79億1500万元(約1543億4250万円)で、前年比209.88%増となった。

下記、トップ3の人気映画をご紹介します!

①満江紅(Full River Red)

出典:ネット

南宋期を舞台にした張芸謀(チャン・イーモウ)監督の最新作。
本作は、岳飛の死から4年後、姦臣として知られる南宋の宰相・秦檜(しんかい)らが兵を率いて金国と会談する前夜に金の使者が殺害されて密書が消え、秦檜から下手人探しを命じられた兵の張大と親兵営副統領の孫均が巨大な陰謀に巻き込まれるというサスペンス物語。
「満江紅」には沈騰(シェン・タン)、易烊千璽(イー・ヤンチェンシー)、張譯(チャン・イー)、雷佳音(レイ・ジャーイン)など第一線で活躍中の俳優が勢ぞろいし、岳雲鵬(ユエ・ユンポン)、魏翔(ウェイ・シャン)といった喜劇役者たちも出演している。

②流浪地球2(流転の地球2/The Wandering Earth Ⅱ)

出典:ネット

2019年の話題作「流転の地球」の続編。本シリーズは、2000年に発表され日本でも翻訳出版された劉慈欣の短編小説「流浪地球(さまよえる地球)」を映画化したもので、太陽がこの先数百年以内にヘリウム・フラッシュ(大爆発)を起こして赤色巨星化するという危機に直面した人類が、「地球を連れて」太陽系脱出計画に乗り出すというドラマチックなストーリーとなっている。
今作は前作のストーリーを継承し、過激派集団デジタルライフ・プロジェクトの誕生、惑星エンジンの初公開、差し迫った太陽系危機などが描かれている。
主役は、前作から続投の呉京(ウー・ジン)のほかは、中華圏のトップスター、劉徳華(アンディ・ラウ)が新たに加わったことが大きな注目を集めている。

③熊出没・伴我熊芯(Boonie Bears:Guardian Code)

出典:ネット

お正月定番のアニメ映画として、「熊出没」シリーズの最新作。
本シリーズは中国東北部の山林地帯に住む熊の兄弟「熊大」と「熊二」、それに坊主頭の木こり「光頭強」とのかけがえのない日々を描いたものである。本作はシリーズ通算9作目に当たり、主人公たちが振興島という島のロボット研究所を見学した際に、数年前の大火事で生き別れた「熊大」と「熊二」の母の手がかりを見つけるというストーリー。
2012年にテレビアニメとしてスタートし、親子連れで楽しめる作品として人気を博している。

中国のトップ3の映画、いかがでしたか?
みなさんもぜひ機会がありましたら、ご覧くださいね!(フライメディア・ウピン)

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