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【番外編】沖縄のカレンダーは情報量が多すぎる!?

現在コロナ渦で、弊社ではテレワークが主となっています。そこで私は1月中、沖縄の実家で仕事をしておりました。
沖縄は中国や台湾と似ている部分があることを、弊社のHPのブログで紹介してきました。

今回沖縄で過ごしてみて、カレンダーが本土と違う!と発見があったので、今回は沖縄のカレンダーを紹介したいと思います。
みなさんは、下の日めくりカレンダー(2月1日)を見て何か気づきますか?

沖縄の日めくりカレンダー

よーく見ると…旧1月1日、旧元旦と書いてますね。
沖縄のカレンダーには、旧の〇月〇日が記載されているんです。沖縄は、旧歴で行事を祝う風習があるため、旧の日にちがとても重要です。
お盆は沖縄は旧暦で行うため、毎年新暦の日にちが変わります。私の実家は八百屋を営んでおり、旧暦の行事の前後は仕入れを調整するので、特にこういったカレンダーが重要となっています。

沖縄の月間カレンダー

ガス屋さんから頂いた月間カレンダーを見てみると…
「仏滅」「大安」などの「六曜」や、「一粒万倍日」などの表記は他の都道府県とは変わらないですが、祝日も赤字、旧暦の行事も赤字になっていますね。更には潮位の表記や、月の満ち欠けの情報まで…沖縄は海が近いから、書いているのか…?私にも謎です(笑)
かなり情報量が多いと思います。さらに、カレンダーの最後に付属された沖縄の年中行事を見てみると…

沖縄の年中行事一覧

私にもわけがわからないものも多いですが…
基本旧暦の行事、例えば旧正月あったとしても、沖縄ではお休みにはなりません。唯一、6月23日は慰霊の日(沖縄戦の終戦日)となっており、沖縄の小中高校や沖縄の企業は祝日となってお休みになりますが、この日は新暦で行います。ただし、6月23日が土日にかぶると、振替休日はありません。

このように地域色が高いカレンダーですが、私のおばぁに聞くと、このようなカレンダーは必要不可欠みたいです。
それだけ沖縄では行事を大事にしているんだと思います。中国でも日本でも見る事ができない、沖縄のカレンダーですが、見る機会があれば、ぜひ隅々までチェックしてみて下さいね(フライメディア・トウバル)


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